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一筆啓上

「日本一小さな物語」として知られる、福井県坂井市丸岡町の「新一筆啓上賞」の入選作が発表された。今回のテーマは「父」。どれも、クスリと笑ってしまう楽しい作品ばかりだ。最近のお父さんはユーモラスらしい。

私の父が言った言葉で印象に残っているのは、「おまえ、結婚するときに『長い間お世話になりました』だけは言うだないで(言うなよ)」だ。真に受けて何も言わなかったのだが、後で母から聞いたところによると「お父ちゃん、座って待っちょーなったに(待っておられたのに)」。大正の男は屈折しちょって困る……。

その屈折した大正男が本日退院した。脱水症状と栄養不良で入院したときからほとんど良くなってはいないのだが、「どうしても帰る!」と言い張ったのだ。屈折している上に頑固だ(笑)。またすぐにUターンということになると思うのだが、当分は自宅で点滴を続けてみる。

「一筆啓上父上様。一日でも長生きしてください。機微を解さぬ娘のために」

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