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2007年11月

ニュースの言葉(メモ)

防衛省の汚職事件に関連して、気になった言葉を調べてみた。

●身分なき共犯
守屋元事務次官とともに妻まで逮捕されたというのは、ちょっと驚いた。いや、呆れた妻だなぁという感想は持っていたのだが、まさか逮捕とは。適用されたのは「身分なき共犯」という法理。

【刑法第65条(身分犯の共犯)
1 犯人の身分によって構成すべき犯罪行為に加功(かこう)したときは、身分のない者であっても、共犯とする。
2 身分によって特に刑の軽重があるときは、身分のない者には通常の刑を科する。

注;
身分犯=公務員職権濫用罪・収賄罪や業務上横領罪など、行為者の一定の身分が、その構成要件として必要とされる犯罪。
加功=他人の行為の一部を分担すること。手助けをすること。】

事務次官という高い身分だからこそできた守屋の収賄という犯罪行為。妻はその行為の一部を分担した、と。そしてそれは身分がなくても共犯だ、と。そういうことなんだね。

で、昨日は防衛省に東京地検が家宅捜索に入ったりして、疑獄事件に発展しそうだとニュースは報じていたのだが、そも「疑獄」とは何ぞや? ロッキード事件のときにはよく聞いたものだが……。そう言えば、昨今よく聞く「記憶にございません」もロッキード事件のときに大流行したのだった。 

●疑獄
辞書によれば、

【1 政治問題化した大規模な贈収賄事件。
 2 犯罪事実がはっきりせず、有罪か無罪か判決のしにくい裁判事件。】

……とある。防衛省を巡る疑獄と言えば、1の意味だろう。なるほど、「疑獄」とは最初から贈収賄事件に限って使われる言葉であったか。
ネットをざっと検索すると、出るわ出るわ……。

1929年 五私鉄疑獄  後に五・一五事件をひきおこす遠因となったともいわれる。
1948年 昭和電工疑獄  芦田内閣総辞職。
1954年 造船疑獄  吉田茂内閣が倒れる発端となった。
1976年 ロッキード疑獄  田中角栄逮捕。
1992年 リクルート疑獄  竹下首相退陣。
2000年 KSD疑獄  複数の代議士逮捕。額賀某も当時の担当相を辞任。

このうち、賄賂性が認められなかったとして福田赳夫元首相が無罪になったのが昭和電工疑獄。賄賂性がなかったら、政治家は特定の業者からいくらでも金をもらってもよいという妙な理屈になっている。へぇ~、この業者はたいした篤志家だったんだね。今度の事件、山田洋行がただの篤志家になってしまわないことを祈る。しっかり調べてもらいたいものだ。

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あなたの好きなタイプを徹底調査バトン

これまたいつもお世話になっている神無月さんから<あなたの好きなタイプを徹底調査バトン>を頂戴しました。ありがとうございます~♪ 
では早速いってみます!

《どっちでも。とか似合っていれば。とかそんな回答はダメだっち。
あくまでタイプ、つまり理想でオッケーなので思い切って語りましょう!!
あなたのタイプがモロばれです。(アンカーは、禁止です)》

●年上、年下、同い年なら?

年上。
余談ですが、この質問で思い出したのは、当時長寿世界一だった泉重千代さんへのインタビュー。「好みの女性のタイプは?」と訊かれて「年上の女性」と(笑)。お茶目なおじいちゃまです。

●どんな髪型が好き?

割りと長めが好きです。

●優しさと面白さどちらを求める?

優しさです。

●Mailや電話は大事?

離れている恋人時代なら大事なのかもしれませんが、今はもう「帰りに単3電池買ってきて」などという業務連絡だけの生活なので、よくわかりません。でも、お互いの仕事時間中に頻繁にメールしてくるような男は願い下げです。たとえそれが熱烈な愛の言葉だったとしても。

●スポーツやってる人がいい?

別にこだわりませんが、そういう回答はダメなんですね。ならば、なにか武道をやっている人と答えておきます。

●眼鏡好き?

似合う人は良いなと思いますが、別に眼鏡が好きというわけではありません。

●血液型にこだわる?

全然。

●どんなファッションが好き?

ダークスーツに袖口から白いカフス!

●身長はどれぐらいが好き?

高からず低からず。私が158.5㎝なので、ちょっと見上げるくらいがいいです。あんまり高いと首が痛い。

●付き合うならこれが大事だと思う

包容力と言いますか、懐の深さと言いますか……。

●コレ、キュンときます。

道ばたで見かけた捨て犬を、いつまでも気にかけているところとか。

●束縛されたい?されたくない?

されたくないです。

●デートに毎回同じ格好で来る相手どう?

あ~……、たぶんワタクシ気付かないんじゃないかと(笑)。清潔にしているなら良いんじゃないですかね。変にあれこれファッションに気を遣う人のほうが疲れると思います。

●ふ~ん。聞いてると結構こだわるね。

おそれいります。

●じゃぁ。ここが好きっていうセクチィーポイント

首筋から肩のライン! ちょうど自分の目の高さだからだと思いますが。あと、後ろ姿も好きです。

●じゃぁ。これをされると冷める。

なんだろうなぁ……。愚痴を言われると厭かな。

●追いかけたい?追いかけられたい?

実際には相手と局面によると思いますが、どちらかと言えば追いかけられたいほうでしょう。追いかけていって「好きです」とはよう言わんような気がします。

●これをされると弱い。

待ち合わせの場所で所在無げに空など見上げていたのが、私と目が合ったときにニコッとしてしまって、慌ててまた無表情に戻られたりすると、弱いです。(えらい具体的だな……笑)

●じゃぁさ、じゃぁさ理想と現実って違う?

まあ……違いますわな。でも、だからどう、ということもなくて、現実に満足しておりますです。

●回す人10人選んで

わ、10人は無理です。よろしければ……

koshi さん
奥州亭三景さん
つるさん
グリコーゲンさん
トーレスさん

持って行ってくださると喜びますが、スルーももちろんOKでございます。

以上のような回答になりましたが、はたして私の理想のタイプが表れておりますでしょうか。
神無月さん、楽しくてちょっと気恥ずかしいバトンをありがとうございました~♪

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イラストを頂きました

一昨日の記事「宿る想い」の中に、桜雪乃さんのイラストを飾らせていただきました。とっても素敵です。どうぞ皆様もご覧になってください。

雪乃さん、無理を聞き届けてくださって、誠にありがとうございます。嬉しいです!!

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喪中欠礼

自分でも宛名書きをしながら、最近届いた喪中欠礼葉書を見る。

今年は多いなぁ。ここ数年徐々に増えてきているような気がする。「父が…」「母が…」「姉が…」という文字を見て、自分と同世代の友人知人が、家族を”見送る”年代になってきていることを改めて実感する。

また、直接の友人知人も今年は2人亡くなった。ひとりは年下の元同僚、ひとりは元上司。この上司とは職場で大喧嘩をやらかした仲だったが、何故か年賀状のやり取りだけはずっと続いていた。不思議なものだ。

失礼な話だが、あと50年もすれば自分を含めてこの人たちはほとんどこの世からいなくなっているのだろうなぁ、と考える。この同じ時代のほんの数十年の間に出会える人達の数なんて、たかが知れている。出会えたことだけでも奇跡的な確率なのだろう。過去のいつの時代にか、現在のこの出会いの種が蒔かれていたのかもしれない。偶然と思われるものも必然なのかもしれない。

……なんてことを考えているから、手がお留守になって、宛名書きがいつまでたっても終わらないのである(笑)。

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宿る想い

「私はミイラには興味はあるが のろいなんか信じませんよ」(「のろわれた手術」)
「わたしァ はなっから幽霊のなんのといった話は問題にしてやしない」(「霊のいる風景」)
「悪霊なんかじゃないさ……」(「密室の少年」)

……と、クールにオカルティズムを切って捨てるBJ先生。だが実際には、「幽霊の予診を取った」と言ったり「霊媒さん たしかに彼女はまだこの子にとりついているんでしょうな?」と確認してから手術を行ったりして、結構ノリノリである(笑)。「雪の夜ばなし」でも、霊魂の患者を相手に戸惑いながらも誠心誠意治療を行っている。本当のところ、どうも”信じて”いるとしか思えない(笑)。

これが植物レベルになると、もう完全に意思があると思っているらしい。「死後の世界のことは興味ないよ じいさんが生きがいを見つけた それだけでいいじゃないか」(「老人と木」)と はぐらかしてはいるものの、じいさんとケヤキの間に交流があったことを否定もしていない。「木の芽」に至っては自分から「あなたがたをしたうあまり別れるのをいやがったサボテンが…(後略)…」と、”サボテンには心があるのかも”説を開陳している。

ところで、シリーズ中BJ先生がお墓に花を手向けるシーンが4回ばかりある(他にもあったらスミマセン)。「土砂降り」の清水きよみ先生、「ふたりのピノコ」のロミ、「満月病」の本間丈太郎、「骨肉」の母親の墓である。お墓参りをするという行為の理由は人さまざまだと思うけれども、花を供えるという行為は故人への愛情の現われに他ならないと思う。しかも、人が死んだら無になると思っているのならそんなことをする必要はない。わざわざお墓まで足を運んで花を手向けるのは、そこに愛する人が眠っていて、綺麗な花を喜んでくれると思うからだろう。自分が語りかける言葉を聞いてくれると思うからだろう。BJ先生も「死後の世界のことは興味ないよ」と言いながら、墓石に向かって話しかけるくらいには、あの世を信じているようである。

このように、他の人がオカルトの一言で片付けるような事象にぶち当たったとき、なんだかんだと言いながらも声なき声に耳を傾け、患者を助けようとするBJの人間味には救われる思いがする。ピノコを作り上げたことも「最後に残る者」の超未熟児のことも、私はそういう次元で読んだ。彼を突き動かしたのはそこに宿った想いであり、彼はそれに応えたかっただけなのだと。もっとも彼は表面上はあくまでも医者として、科学的思考をする者として、その職責を全うする。おまけに大抵の場合、金(報酬)に話を持って行く。いちいちそこで関係者と悶着を起こしてわざわざ嫌われる状況にしてから、さて手術、という場合が多いように思う。ものすごくシャイ……というか、素直じゃないのである、この男は!

【11/28 追記】
Img01f427cbzik7zj いつもお世話になっている桜雪乃さんのブログに、「ゲゲゲの……」BJ先生がいらっしゃいました。一目見て欲しくなってしまい、この記事内に飾らせてくださいと無理を言って頂いてきてしまいました。
霊魂とも妖怪とも分け隔てなく対等に付き合えるのではないかと思うBJ先生の鬼太郎コス、まったく違和感がありませんでしょう? このイラストを拝見しているうちになんともいえぬ懐かしさを感じて、なんだかワタクシ感動してしまったのです。是非皆様もご堪能くださいませ。目玉おやじの代わりに、可愛いピノコがいるのも見逃せませんよ♪
このイラストの頭部アップも見られる雪乃さんのブログはこちらです。

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(備忘録071125)

冬の松江の風物詩、今朝は霧が濃かった。朝霧の日は天気が良くなるもので、きょうは一日抜けるような青空で暖かくなった。庭のモミジも半分以上紅葉してとても綺麗だ。縁側から紅葉狩りを楽しむ、ささやかな贅沢。

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過保護な妖怪

土曜プレミアム『しゃばけ』を観た。畠中恵の原作を読んだときの記事はこちら(2006年1月)。きょうのドラマは『しゃばけ』と『ぬしさまへ』を合わせたような筋書きだった。

CGを駆使した映像で、いろんな妖怪がいかにもそれらしく登場してきて楽しかった。「鳴家(やなり)」という小さな鬼が可愛かったなぁ。あれはどうやって撮影しているのだろう? わが家にも出てくれないかなぁ。山田花子の「かわうそ」がまたなんとも似合っていて可愛くて♪ 彼女は真っ赤な衣装の唐辛子売りに扮したつるさんと往来ですれ違っていた。(つるさん、妖怪よりも目立ってましたよぉ~♪)

原作から大きくかけ離れることもなく、格調高く綺麗にまとまっていたという印象。原作はもうちょっと軽い感じがしたのだが、別に重厚なのが悪いわけではない。若旦那のことしか眼中にない仁吉と佐助から邪険にされながらも、隙を見ては屏風から出てくる「屏風覗き」がなかなか面白いキャラクターなので、シリーズ化されるなら、彼にもっと頑張ってもらいたいと思う。

数千年も生きる妖怪とたかだか数十年の命しかない人間の、生き方や考え方の違いが興味深い『しゃばけ』シリーズ、今回のような作りで次を期待したい。

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目線と視線

「目線」という言葉がどうも耳障りだ。『広辞苑』によると「視線。もと、映画・演劇・テレビ界の語。」とあって、そういえば「カメラ目線」なんていうのは素人の私でも知っている。元業界用語のはずなのに今では人口に膾炙しているのか、正しい日本語の手本となるべきNHKのアナウンサーや流行に疎そうな古手の政治家も堂々と「目線」を使っている。「視線」とまったく同じ意味ならば、昔からある「視線」を使えばよいではないかと思う。業界用語をその業界以外の人間が使うのは野暮の骨頂だと言ったのは、ハテ誰だったか?(池波正太郎だったかな?)

Photo しかし「目線」と「視線」ははたして同じ意味だろうか。私は「目線」と聞くと、むかし理科の教科書で見たこういう図を思い出す。メニスカスの底の線で目盛りを読みなさいという、この目から放射された水平点線矢印こそ、私が「目線」という言葉から受けるイメージだ。これより高くても低くてもいけない。つまり「目の高さ」というニュアンスが含まれているように感じられるのである。

実際に「目線」の用例を思い浮かべてみると「国民の目線に立った……」とか「子どもの目線で……」などというのが多いように思う。いずれも、目の向いている方向ではなくて、目そのものの位置や高さを強調する場合に用いられている。ということは、「目線」という言葉を使う人は「目の高さ」というものを知らず知らずのうちに意識して使っているのではないかしらん? だから、政治家が「国民の目線で……」などと言うのを聞くと、自分は国民より高みに立っていると言っているように感じられて、そこはかとなく腹が立つのだ私は。

「視線」と言った場合には「目の高さ」は関係なく、方向があればよい。そういう点で、「目線」と「視線」は違うものに思われる。「目線」というのは、だからどちらかと言えば「視線」より「視点」に近いと思うのだ。「国民の視点に立った……」「子どもの視点で……」と言い換えてもまったく支障はないように思う。そもそも「線」に立つというのはおかしい、「点」に立つものだろう。

また「目線」と「視線」について、それぞれ「~を絡ませる」「~を泳がせる」「~を浴びる」等で検索してみると、いずれも「視線」を用いる方が圧倒的に多い。「目線」が単に物理的なものであるのに対して、「視線」は心情をも表しているように思う。

言葉というのは流動的なものだから、新しくいろんな言葉が出てくるのは当たり前だと思う。そのうちのいくつかは定着し、その他多くはいつの間にか死語となる。『広辞苑』に載ったくらいだから「目線」は生き残るクチかもしれない。きょう書いた記事も、何を細かいことチマチマ言ってるんだか、という気がしないでもない。でも、まったく同じ意味のつもりで「正反対」を「真逆」と言ったり「視線」を「目線」と言ったりするのには、私は違和感を覚える。メディア(主にテレビ)で流行る言葉を無批判に真似することには抵抗を覚える。言葉というのは使う者の意識と不可分の非常に繊細なものだと思うから。

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いい夫婦の日

11月22日は「いい夫婦の日」。まだ歴史は浅く、1988年に当時の余暇開発センター(現・社会経済生産性本部余暇創研)が制定したのだそうだ。……ということを Wikipedia で調べていたら、11月22日はサザエさんの誕生日であることも判った。推定1922年生まれだそうだから、85歳くらいだ。てことは、タラちゃんもおそらく60歳ほどになるでしゅ~! そうか、タラちゃんとBJ先生は同い年くらいなんだな……。

まぁそういうことで、世の「いい夫婦」様にあやかろうと、きょうは夫とボジョレ・ヌーボーで乾杯した。今年も夫の会社ではアルベール・ビショー社とジョルジュ・デュブッフ社を扱っていて、ビショー社のほうのハーフボトルを5本買っておいたうちの2本が空になった。ヌーボーはワインというよりジュースみたいなので、私でも飲める。でもちょっと酔った。

いい夫婦か……。そうなりたいものだと願いつつ、こんな妻に我慢してくれている夫に感謝!

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火に油

先日来エロ系ブログのトラックバックには困ったもんだと書いているが、もうひとつどうしてよいのかわからないのが、ブログの形態を取ってはいるものの記事自体は単なるニュースの丸写しで、他のリンクページに誘導するのが目的のヤツだ。扱っている記事が私が書いた記事と同じニュースソースだったりすると、削除するかどうか迷うのだが、この際きっちり基準を設けることにした。

・商品の宣伝やアフィリエイト目的のトラックバックは削除します。
 
同じトピックを扱っていても、私が興味があるのは「それについてその人がどう考えているか」ということだ。それを書かずにニュースだけ載せられても私(及びおおかたの人々)には意味がないと考える。

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さて、「大量のコメントが殺到する、いわゆる「炎上」状態となったブログやホームページ(HP)の情報を共有するソーシャルブックマークサービス「炎ジョイ」が20日、公開された」そうだ。何のために?と言えば、「炎上しているブログやサイトの情報をみんなで共有し、ボヤを大火事にしてしまうサイトです。また、シャイな人のために炎上サイトの上のレイヤーに攻撃・防御に分かれ罵声を書き込み鬱憤を晴らせます」ということなのだそうだ。

現在のところこのサービスの開発者のブログには批判が殺到しており、「炎ジョイ」そのものが炎上しているというオマケが付くが、いやはやなんとも世も末である。

個人のブログというのは、上に書いたような毒にも薬にもならないニュース丸写しは別として、その人なりの個性や考え方や意見が現れているからこそ面白いのだと私は思う。書く方(ブロガー)としては、ここまでなら書いても大丈夫かな?と思いつつ書く。そしてそれに対するコメントは、たとえ反対意見や批判であってもそれが理に適っているものなら有り難く受け入れようと思う(自分の意見を変えるところまで行くかどうかは別問題だが)し、真摯にレスをお返ししようと思う。実際私の場合、自分の記事を書くより、ただ1件のコメントへのレスの方に多くの時間を割くことも稀ではない。

しかしそれが、今までそのブログを見たこともないような不特定多数の人々の鬱憤晴らしの場にされたら、堪ったものじゃない。ブロガーはそこから動けないのに対し、攻撃する方はさんざん罵詈雑言を書くだけ書いていつの間にか勝手に去っていくのだから、最初から戦いようもないのである。

「ひっそりこっそり」が身上の拙ブログ、そもそも炎上するほどのアクセス数があるわけではないので、多少過激なことを書いても大丈夫だとは思う。いや、書かないが。相手が特定できる悪口は書かないことに決めているし、政治ネタ以外は揶揄も嘲笑もしないつもりだが。

そもそもどんなサイトにしろブログにしろ、作り手が一生懸命心を込めて作り上げているものだ。炎上させるなら、上に書いたようなニュース丸写しで内容の無い、しかもトラックバック乱発するようなブログこそをターゲットにしてもらいたいと思う。

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(備忘録071120)

や~、コタツでのうたた寝は気持ちいいわ~。ということで、目が覚めたらこんな時間だったので、きょうの記事はお休みです。

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登場人物の衣装

現在少しずつ読み進めている『ぜんぶ手塚治虫!』の中に次のような記述があった。
----「ぼくの『ブラック・ジャック』なんかでも『いくらなんでもブラック・ジャックが自分の娘にたいしてひどいじゃないか、なんで服が変わらないんだ』って。女性の読者はそういう見方をするから、ぼくらとしては、少女マンガの衣装や背景のきらびやかさというものを学ばなきゃならんと思うのですよ。」----
これは、萩尾望都との対談(『女性SF作家はなぜ少ない』1977.7)で手塚治虫が語っている言葉である。

いや、それを言うならピノコだけじゃなくてBJ本人はどうなんだと思わないでもない。ピノコは少なくともよそ行きのスーツ(「ピノコ西へいく」)やオーバーオール(「肩書き」)を持っているが、BJはアレしかないゾ(笑)。

少年マンガと少女マンガの違いなのか、あるいは描かれた時代のせいなのかわからないが、登場人物の服装が変わるかどうかということは、そのまま読者の読み方や意識に直結した問題だと思う。昔の少年マンガは誰も彼も皆、着たきりスズメでそれが当たり前だった。バカボンやバカボンのパパはいつもあの格好だったが、あの綺麗で聡明なバカボンのママは何をやってるんだ!と思ったことなど一度もなかった。矢吹ジョーだっていつも同じスタイルだったと思うし、魔法使いのサリーちゃん(これは少女マンガかもしれないが作家が男性ということで)だって着替えたことなどなかったと思う。ルパン三世の一味も、不二子ちゃんが多少変わる以外はみんな一緒だった。

そういう意味で、服装を含めて登場人物は「記号」だったのだと思う。ある程度内面を映し出す服装を決めてしまえば、あとは彼らにどんな言動をさせるか、どんな生き方をさせるかだけが問題で、極論すれば顔や表情も「へのへのもへじ」でよかったのではないかと思う。

少年マンガでは、だから鴨川つばめの『マカロニほうれん荘』は画期的だったと思う。「トシちゃん25歳」こと膝方歳三なんかどんだけコスチュームを持っていたことか(笑)。この頃から、あるいはそのちょっと前の劇画ブームの頃から、登場人物を細かく描写する風潮になってきたように思う。微妙な表情を描き分けたりして、登場人物が生身の人間に近くなってきた印象がある。読者がキャラクターに萌えるという状況になったのも、おそらくその萌芽はこの頃のことだろうと思う。

その点、少女マンガでは昔から女性が主人公であることが多く、その装いは頻繁に変わる。作家が女性であることも大きな要因なのだろう。着せ替え人形と同じ感覚で、やっぱり可愛くて綺麗な格好をさせたくなるのではなかろうか。一条ゆかりあたりになると、登場人物が皆ファッション雑誌から抜け出してきたかのような煌びやかさだったし、読者もまたそれを楽しみにしていたように思う。まぁそこまで行かなくても、少女マンガではそれほど大きな出来事が起こるわけではなく、ふとしたことに泣いたり笑ったりする、読者と等身大の主人公の日常を描くことが多かったわけで、随時それに相応しい服装をさせることが必要だったのだと思う。

で、話を『BJ』に持っていくが、やはり基本的に古いスタイルを踏襲した少年マンガなので、登場人物の服装はあまり変わらない。複数回登場したことのある人物について調べてみたら次のようになった。(ただし白衣、手術着は除く。)

ドクター・キリコ……「恐怖菌」ほか全9編に登場。基本的に黒いスーツに淡色のスカーフだが、たまにネクタイのことも。「最後に残る者」で白っぽいコート、普段着にベスト着用。
友引警部……「獅子面病」「山手線の哲」。スーツ、ネクタイ、コートともに変わらない。
琵琶丸……「座頭医師」「湯治場の二人」。見た目は一緒。変わっていてもたぶん判別不可能。でもあれ、元はモーニングか燕尾服だろう。なかなかオシャレだ(笑)。
白拍子泰彦……「白い正義」「腫瘍狩り」。白いスーツ、ネクタイともに変わらない。
手塚医師……ざっと見ただけで漏れがあると思うが、ズボンは同じ、ネクタイはいろいろのようだ。
本間丈太郎……似たようなチェックのスーツ。 
ブラック・クイーン……「ブラック・クイーン」「終電車」。いろいろ着替えている。

男性ゲストは、キリコを除き、毎回判で押したように同じ格好をしている。他方、複数回登場した女性ゲストの例がブラック・クイーンしかないのが残念(如月先生は男装なので)なのだが、ピノコといいブラック・クイーンといい、女性にはそれなりにいろいろな装いをさせているようだ。これも、最初に挙げたような読者からの指摘によるものなのかも。

そして我らがBJ先生はどうかというと、同じに見える黒いズボンも実は外出着と普段着の違いはあるらしく、「ピノコ還る」で帰宅後にちゃんと履き替えている。リボンタイは青と緑が多いように思うが濃淡別にかなりの本数を持っているのではないかと思う。普通のネクタイも洋服箪笥の中に何本か掛けてある(「ピノコ西へいく」、ちなみに箪笥の中に黒くない背広かコートがちらりと見える)。あとはセーターが2枚(「ピノコ西へいく」のVネックと「腫瘍狩り」のトックリ)、パジャマが2着(「座頭医師」と「畸形嚢腫パート2」)、ベストが2種類(黒一色が多いが、「フィルムは二つあった」で後ろ身ごろの色が薄いベストを着ている)と、こんなものだろう。あの腹の立つ青鳥ミチルとの結婚式のときの衣装は、貸衣装……だよねきっと。

最後に特筆すべき「スター誕生」について触れておこう。女性ゲスト杉並井草は芸能界のスターということもあって、作中でも頻繁に衣装を変えている。それはまぁ納得できるのだが、1コマだけ「!」と度肝を抜かれるコマがある。1ページの半分ほどもある大きなコマに、無駄そして悪趣味なほどに華美な部屋が描かれ、これまたマリー・アントワネットが寝ていそうな豪華なベッドになよなよと井草が伏している。バックには色男BJの面影がドドーンと(爆)。初めて読んだときは笑った笑った。手塚治虫がこれを「背景のきらびやかさというものを学ばなきゃならんと思うのですよ」という信念のもとに大真面目に描いたのか、ギャップの面白さを狙って描いたのか、ご存命なら是非伺ってみたいところである。

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『KOV』最終回

ここ1年ほど聴いてきたインターネットラジオ『Knock Out VOICE!!』が、ついに#50(最終回)を配信中だ。パーソナリティのお二人、黒田さんと大塚さんが忙しい仕事の合間にこつこつと作り上げてきた、スポンサーも何もない、だからこそお二人の忌憚のない考えが聴ける貴重な番組だった。黒田さんの体の不調や大塚さんとの時間調整が難しくなったことで、一旦お休みということになったらしい。「お疲れ様でした」と言ってさしあげたいと思う。

正直、番組開始当時の「不器用な勢い」とでも言うような熱さは、後半ちょっと薄れていたように思う。寄せられる相談も、そんなに悩むことだろうかと思うようなものもあった。ただ、いじめの問題については、この番組を通して初めて生々しい現状を知ることができたし、相談に真摯に答えるお二人の姿勢を好もしいとも思った。「番組では紹介しないかもしれないけれど、悩みがあったら俺たちが聞いてやる、どんどんメールを送れ」と言っていたお二人は、いじめに悩む子ども達には強い味方だったことだろう。

でも、他人の悩みを聞くということはとても覚悟が要ることだ。優しい言葉をかけるだけではなく、ときには強く言わなくてはならないこともある。多かれ少なかれ相談者の人生の一端に係わることなのだから、聞くほうの精神的負担もかなりなものになる。お二人とも、そういう点でも大変だったのではなかろうかと推察している。

私もこの番組から多くのことを学んだように思う。男の人がどういう考え方をするものなのかがなんとなくわかった。のが、一番の収穫だ。要するに……「俺はこんなふうに生きたいんだから、勘弁してくれよ~」ということだ(笑)。なんとも不器用で可愛らしい生きものだネ。そんなふうに思わせてくれたお二人に感謝♪

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海と骨と青空と

秋晴れの一日、父の納骨と四十九日法要を終えた。母が、体調がすぐれず(父の死が未だにわかっていないので、単に面倒くさかっただけかも……)欠席したのが心残りだったが、あの世の父も許してくれるだろう。

お寺で会食まで済ましてから、兄の一家とともに札打ちに行った。結局私しか札を用意していなかったのと(みんな~~……orz)、88枚要ると思い込んでいたのが33枚でよかった(orz)こともあり、皆に札を分けた。「願主」として書かれているのは私と夫の名前だけなのだが……。

場所を忘れてしまい、さんざん迷いながら行ったお寺の広い境内に「一番」から「三十三番」までのお地蔵さんとその他諸々の諸仏が点在している。それをオリエンテーリングよろしく順番に探し出して札を貼っていくのだが、小高い丘を登ったり降りたりして結構運動になる。よそ行きのパンプスを履いていたこともあり、ゴロゴロ落ちている大きなどんぐりや竹の根っこに足を取られたりして、なかなか大変だった。一時間くらい掛かったかな。

兄一家とはそこで別れて、夫と二人で海に向かう。実は、実家に遺骨が置かれていた間に、ほんの少しの骨を取ってハマグリの貝殻二つに入れておいた。海と釣りが大好きだった父をどうしても海に還してやりたかったから。同じ釣り○チ同士で何度も一緒に釣りに出掛けていた夫が、「ここがお父さんの定位置だったところ」と案内してくれた場所は、海端の町の港のすぐ近くだったが、とても静かでうららかな眺めのよいところだった。背が立つほど浅くはないので、夏になっても海水浴客はやって来ない絶好の釣り場。100メートルほど先には今日も釣り人の姿が見え、頭上ではトンビやカモメが鳴いている。

ハマグリを振るとカラカラと微かな音がする。父が喜んでくれているような気がして……、涙が出た。夫に続いて力いっぱいハマグリを投げた。海面にぶつかるかどうかというところで貝殻が二つに分かれて、中の骨がポチャンと落ちて沈んでいった。どうか心行くまで魚とたわむれてくださいと、海に向かって合掌した。

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(備忘録071116)

♪露は尾花と寝たと言う 尾花は露と寝ぬと言う
             (江戸末期の端唄より)

♪モリヤはヌカガと会ったと言う ヌカガはモリヤと会わぬと言う

まさかそんな色っぽい状況ではなかろうが……(←想像して気分が悪くなった)、
会っていないのなら、モリヤを偽証罪でとっちめると何故言わない?

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『日日平安』

や、忙しいのだが、きょうは『日日平安』(山本周五郎著)読了。本当に忙しいのだが……。

6編の短編が収められている。表題作の『日日平安』(1954年発表)は映画『椿三十郎』の原作。椿三十郎と言えば三船敏郎の「もうすぐ四十郎ですが」の台詞と、ラストの仲代達矢との斬り合いで血飛沫が噴き出すシーンが忘れ難い。このたび織田裕二の三十郎でリメイクされたらしい。

原作は初めて読んだのだが、どこまで読んでも「椿三十郎」なる人物が出てこない。途中から、菅田平野という男がそれだと気付くのだが、最初は空腹のあまり道端で切腹の真似事をして金を乞う 尾羽打ち枯らした浪人者として登場してくる。偉丈夫・三船とはあまりにも印象が異なっていた。

菅田はなんとか手柄を立てて仕官しようと知恵を絞るが、とある事件を首尾よく収めてまさに仕官の道が開けようとしたとき、ふとそんな自分を恥ずかしく思って逃げ出してしまう。
「(略)おれの良心としてそこにいられる道理がない、これは侍の良心の問題だ」
なんとも清々しい。今の世の中どこを探してもありっこないような鮮烈な矜持。しかし、実際問題、身なりは泥だらけ、腹はくうくう。
そこへ、藩の内紛のことを知っているのだから出て行ってもらっては困る、と追っ手が追いつき……、
「どうも有難う」と笑っておじぎをする菅田がまた良い。

こういう救われる結末に癒されるのが、山本周五郎を読む醍醐味だろう。

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挨拶状

挨拶状、1種類でよいということにしてもらって、どうにか書き終わりました。肩は凝るし足は痺れるし、苦行でありました。線を引いた紙を下に敷いて書いたのに、なんでゆがむのかなぁ……orz
明日からは札打ちの御札書きです。

Photo

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筆ペンのせいだ!

今週末が父の四十九日法要なので、満中陰志につける挨拶状を書いた。いや、書こうとしたのだが上手く書けず、きょうは練習だけで終わった。明日がタイムリミットなのだが、大丈夫だろうか(ドキドキ)。それも2種類もあるのに。だいたい、筆ペンで書こうとするのが間違っているとやっと今日気付いたが、もしもちゃんとした筆でも書けなかったらそのときは言い訳ができないので、やっぱり筆ペンで書く。何種類か試したが、私には「ぺ○てる」が一番書き易いようだ。

あと、こちらでは「札打ち」という行事があって、「南無大慈大悲観世音菩薩」と書いた短冊をお地蔵さんにペタペタ貼って回る。八十八ヶ所巡りを模してあるらしく、この短冊が88枚要る。これは金曜日までに書けばよいのだが、間に合うのかな~。ど~して今まで放っておいたのかな、わかばちゃんは……。_| ̄|○

明日更新がなかったら、お習字に没頭しているということで、どーかひとつ。

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重箱の隅的観察

何かネタはないかと『BJ』をパラパラ見ていたら、いつの間にかのめり込んで読みふけってしまっていた。何遍読んでも読み飽きないのが我ながら不思議だ。

それで結局テーマが絞れなかったので(汗)、きょうは興味を惹かれた諸々をコマ単位で挙げてみようと思う。

・「海賊の腕」最後から2コマ目。BJの腕が義手(海賊の腕)になっている。描き間違いか、お遊びか?

・「ピノコ生きてる」。BJのアップのコマで、何故かリボンタイがない。胸元がとても寂しい。

・「ピノコ還る」。卵焼きを食べるBJの背景に「蝿帳(はえちょう、はいちょう)」が描かれている。若い人はご存知ないかもしれないが、網を使って風通しをよくした小型の収納棚のことだ。今ならなんでも冷蔵庫に放り込むが、卓上調味料とか常温保存できる常備菜などは蝿帳に入れておいたものだ。卓上で傘のように開くタイプのものもあった。昔はどこの家庭にもあったこういうごく当たり前の所帯染みたものがBJの身近にあるというのが、なんだかとても嬉しい♪

・「ふたりの黒い医者」で、身動きできないはずの患者がキリコに右手を差し出している。明らかに間違いだろうな。

・「ピノコ・ラブストーリー」。これは描写ではなくて筋なのだけれど……。左右反転した内臓に四苦八苦するBJにピノコが鏡を差し出して助けるわけだが、当然BJが持つメスやハサミも左右反転して映るわけで、それを操るのはやはりかなり難しいことに違いはないと思う。私は以前、左右反転して見える「逆さメガネ」というのをかけて、二重線で描かれた星型の隙間を鉛筆で辿るということをしたことがあるが、曲がり角で立ち往生した。や、馬鹿のレベルで天才BJを考えてはいかんか……。 

・「サギ師志願」で矢武井医師とBJが電話で話すところ。矢武井医師が「私? 私はバッタの解剖はやりましたが……」に続けて「へへへ……それほどでも……」と照れている。間でBJ先生が何と言ったのか想像すると可笑しい。

・「浦島太郎」で、飛び上がって天井に頭をぶつけるキリコ氏の指。左が6本、右が7本。

・「99.9%の水」で、眼帯をしていないキリコ氏が1コマ。

・「音楽のある風景」で、チン・キ博士の部屋のレコードのジャケットに「OSAMU」とある。

・「助っ人」で、手術中のBJのズボンが黒くない。「家出を拾った日」での白いズボンと共に、BJが黒以外のズボンをはいているのは非常に珍しい。

・「密室の少年」の扉絵。手塚先生が酷い目に遭っている絵だが、机の上にある破かれた原稿が「死への一時間」である。それも興味深いことに、「おまえこそなぜおれのいく先々で…」のキリコと「まといついてるわけじゃない…」のBJが2つのコマに分かれている(我々が読む完成作品では1つのコマに2人なのに)。
 つまりこれは、「密室の少年」の扉絵を描くときにわざわざ「死への一時間」を参照しながら描いたわけではないということだろう。手塚治虫が覚えていて描いたに違いない。すごい……。

……というところでタイムアップ。まとまらないまま終わります。m(_ _)m

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【業務連絡】
つるさん
お便り届きました。ありがとうございます~~(感涙)。家宝にいたしまする~~♪

もりびとさん
すみません。きょうはもう頭が働きませんので、いただいたコメントへのレスはまた後日に。m(_ _)m

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At Your Own Risk

--運動場のライン引きなどに使用されている消石灰(水酸化カルシウム)が子どもの目に入る事故が、過去2年間に50件以上起きていることが10日、日本眼科医会の調査で分かった。後遺症のケースも報告され、事態を重くみた文部科学省は、安全性の高い炭酸カルシウムの石灰に換えるよう求める初の通知を出した。--

というニュースを見た。へぇ~、この2年間で子どもの目って大きくなったのかしらん? と思ったことは内緒だよ(笑)。そして、人非人と思われたくないので、そりゃあ安全な代替品があるのならそっちに替えればいいよ、とも言っておく。

しかし、いま大人になっている多くの人々は子どもの頃にほぼ例外なく消石灰に触れてきたはずだ。私もライン引きをやった経験があるし、袋に手を突っ込んでかき回したこともあるが、目に入ると危険だという注意なんかされたこともなかった。恐らく日本国中どこでもそうだったのではないかと思う。昔から風が吹けば消石灰は飛んだし、皮膚についたり目に入ったりした生徒もいたことだろう。それで今まで問題にもならなかったものが、どうして今さら問題になるのか、それが不思議でならない。

もしかしたら、子どもの、危険に対する本能が失われつつあるのかもしれない。本能という言葉が間違いならば、危険察知能力とか危険回避能力と言い換えられるもの。別に消石灰に限らず何でも粉状のものならば、目や鼻や口に入ればよくないと思うのが普通ではなかろうか。思わなくても身体が自然にそのように反応するものなのではなかろうか。例えば、黒板拭きをパンパン叩くときは、できるだけ屋外で、風向きなども考慮しながら、チョークの粉が入らないように自然に口を固く閉じて目を細めてしかめっ面で行うのが普通だ。口も目も全開で黒板拭きをパンパンする人間はまずいないと思っていたのだが、そういう判断能力および身体能力が今の子ども達に欠けているとしたら、これは恐ろしいことだと思う。

もしもそれが正しいとして、何が原因でそうなったかと言えば、まさに身の周りから危険なものを遠ざけ、排除してきたからに他ならないと思う。よく引き合いに出される、「指を切ると危ないから鉛筆を削るのにナイフは用いない」というフレーズに象徴される考え方だ。この考え方こそ危険だと私は考える。危険は危険なものとして、克服したり注意しながら共存することが大事なのではないかな。ついでに言えば、「黄色い線の内側に下がって……」という駅のアナウンスとか、「心臓の悪い人は泳がないでください」という立て看板とか、要らないと思うよ。

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落語だったんだ

最近、あまりの偶然にビックリすることが二度ばかりあった。

ひとつは、以前から探しても見つからなかった『BJ』OVA版のOPを You Tube で見つけた途端に、その歌詞を教えてくださった方があったこと(Mさん、本当にありがとうございます)。

もうひとつは……、実はきょうはNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』について書こうと思って、ちょいとネットを漁っていた。すると偶然、とあるサイトで、以前から私が題名を知りたいと思っていたお話が書いてあるのを見つけた。落語のネタだったのだ。「蛇含草」とか「そば清」というお噺だそうだ(モチーフが餅と蕎麦の違いがあるが、話の筋はほぼ同じ)。いや~、長年の謎が解けた。嬉しい!

この題名で検索すれば話の筋は知れるのでここでは書かないが、私が知っていたのは「そば清」の方だった。しかし私はこの話を落語で聞いたのではない。幼い頃、父が私を寝かしつけるときに話してくれたのを聞いたのだ。だからずっと、おとぎ話の類だろうと思っていた。しかもこの話、今思えばブラックジョークだが、当時聞いたときには非常に怖くて、とても寝るどころではなくなったことを覚えている。それもこれだけ鮮明に覚えているということは、きっと父は私が怖がるのが面白くて、何度も何度も同じ話をしたのだと思う。父よ、寝る前にする話はもうちょっと選んでくれないと困る。

他にも「手打ちにしようか、半殺しにしようか」というこれも題名のわからないお話とか、「イカの干したのをスルメと言うな」という「てれすこ」(これは落語だ)とか、いろんなお話をしてくれた。私の落語好きはこの頃に始まるのだろう。

で、NHKの『ちりとてちん』、なかなか面白い。今週はずっと落語の「崇徳院」がモチーフに使われていた。上方落語はあまり聞いたことがないので、見台とか小拍子があるのも私には目新しい。下座と言うらしいが、演目の途中で鳴り物が入るのも面白い。会話の中にいろんな落語の題材もちりばめられている。話の本筋とは別に、そういう点でも楽しめるドラマだ。

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(備忘録071109)

いつの間にか、コメントするのにスパム防止機能がついていました(知らなかった……)。見え辛い6文字くらいの英数字を入力するアレです。私、あれを入力するのに何故だか緊張するのです。間違ったら、機械に「ン? アヤシイ」と思われそうな気がするんですよね。小心者です。

しかし、どちらかと言えば、スパムコメントよりスパムトラックバックの方をなんとかしていただきたい。最近特に増えているような気がします。ロボットで無作為に送りつけてくるんでしょうが、ユーザーの良識に待つしかないのでしょうか。sigh...

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あなたの一番好きなものバトン

あゆみ総長さんからバトンを頂戴したのでやってみます。「一番」を答えるのですね。難しそう……。

★あなたの一番好きなものバトン★
*複数回答不可*

◆どうぶつは?
だいたい何でも好きですが、やっぱり猫ですニャ。

◆お菓子は?
チョコレート関係なら何でも。

◆料理は?
人様が作ってくださるものなら何でも。
自分で作るのなら卵料理です。火を止めるタイミングが真剣勝負で面白いと思います。

◆缶ジュースは?
グレープフルーツが好きです。

◆インスタント食品
『日清焼きそば』。UFOじゃなくて袋入りのやつ。

◆寿司ネタは?
うわ~迷う~。ブリもサンマも捨て難いけど、やっぱりトロかな。

◆パンは?
食パンをトーストで。バゲットも好き。

◆ドンブリは?
天丼です。でっかいエビ天所望。

◆お酒は?
飲めないんですが、日本酒は美味しいと思います。

◆テレビ番組は?
『水戸黄門』(笑)

◆洋楽は?
無差別に何でも聴きますが、今でもやっぱりロック系が好きみたいです。ELPやZEPが大好きでした。

◆芸能人は?
つ・る・さ・ん♪

◆歴史上の人物は?
あゆみさんと一緒です。織田信長。ゴジラに近いもんがありますよね(よくわからん譬えだな~)。

◆好きな言葉は?
「行雲流水」

◆雑誌は?
『時代劇マガジン』を購読していたのですが、あれ? 最近来ないな……。『週刊新潮』なんかは立ち読みします。

◆漫画は?
『ブラック・ジャック』しかないでしょう!!!

◆映画は?
『大脱走』かな?

◆お店は?
本屋さん。最近あんまり行かれないのが悔しい。

◆洋服は?
ジーンズとパリッとした綿シャツの組み合わせが好きです。とにかく楽な格好がいい。

◆靴は?
ローファーです。

◆香水は?
ブランドは問わず、ムスクとサンダルウッドが好きです。夏は柑橘系が良いですが。

◆アウトドアスポーツは?
ジョギングかな。でも10年くらい走ってないです。

◆インドアスポーツは?
水泳……ってインドアじゃないかも? 以前はよく室内プールへ行っていたもので。

◆装飾品、貴金属品は?
夫が買ってくれたシルバーの猫の指輪。1030円だったんですけどね。お気に入りでいつもしています。

◆季節は?
冬です。暑いのは苦手。

◆落ち着く場所は?
寝床の中。トイレも結構落ち着きますね。屋外では広々とした田園とか海辺とか。

◆旅行先は?
うあ~迷う~。国内なら京都。海外なら……う~~む、インドかネパールかタイかカンボジアか中国か、いずれにしろ「アジア」です。

◆インターネットサイト
とりあえず自分のブログということで。自分の好きなようにできる唯一の場所ですから。

◆ティッシュの銘柄は?
こだわりません。スーパーで安売りしているのを買ってきます。

◆キャスター
筑紫哲也さんです。

◆かならず六名名指しで指名してください
……すみません。ここで置かせてください。どなたか拾って行ってくださると嬉しいです。

最近なにかと腹の立つようなことばかりで面白くなかったですが、好きなものを考えて気が晴れました。
あゆみさん、嬉しいバトンをありがとうございました~~♪

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山場CM

「山場CM 86%が不愉快」という記事があって、ムチ打ちになるくらい頷きながら読んだ。「ファイナル・アンサー!」から「残念~~!!」までに2回もCMが入るって、どういう神経してるんだろうと常々思っていたから。

86%ということは、そのCMスポンサーの会社に勤めている人も当然含まれているのだろう。自社製品のCMなら気にならないかもしれないが、他社のCMならきっと不愉快に感じるに違いない。この調査結果を踏まえて、スポンサーもその辺のことにもっと敏感になってほしいと思う。

しかし、ああいう「ここぞ」という場面でぶった切るのは制作テレビ局側の編成姿勢であって、スポンサーは口出ししないものなのかもしれない。CM後の「繰り返し」などは明らかに制作側の「要らぬ世話」であろう。あれも本当に馬鹿にされているようで腹が立つ。あの「繰り返し」を全部つなげたら2~3分になるのではないかと思う。正味45分ほどの番組で2~3分は無駄な時間だなんて、手抜きもいいところだ。視聴者を舐めたらあきまへんえ。

「引っ張るだけ引っ張る」ということで『巨人の星』を思い出した(笑)。あのアニメでは、1球投げるのに30分かかることはザラで、あれは大リーグボール3号のときだったかな、花形満との対決では次の週に持ち越し……かと思ったらまだ投げなくて、結局3週かかったことがある。でもあのときは、我々は皆テンションを上げっぱなしで「その時」を待っていた。ああいうのは構成・演出の妙と言ってよいと思う。

「山場CM」には、ただただ嫌悪しか感じない。

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小沢氏復帰ですとサ

人は誰でも時々刻々いろいろな決断をしながら生きているのだと思う。小さなことから大きなことまで全部そう。そのときに無意識にでも「こっちのほうが良さそうだ」と判断した方に進むのだろう。

で、民主党幹部は「いま小沢氏に辞められては困る」という判断のもと慰留し、小沢氏は何らかの理由のもと(←この人の場合、これが何だかサッパリわからないのが不気味)続投する決断をした。

「若い党だ」とか「このままでは次の選挙に勝てない」とか言われてもなお小沢氏を慰留する気持ちというのが、私にはまずわからない。これからは小沢氏の言うことには全て従うつもりなのだろうか? 

まあどっちにしたって民主党の大ピンチであることには変わりない。小沢騒動のせいで、次の選挙で勝つことはますます難しくなったに違いない。

しかしまあナンですな。これを「政治」と言うのなら、「政治不信」という立場で選挙では白票を投じるのが、国民の一番正しい決断であるように思われてならない。

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待ち人

きょうの『BJ』語りはお休みです。すみません。m(_ _)m

Photo ……顔にタカシを描くの忘れました。orz

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小沢氏が党代表辞任

♪政治家は~
 気楽な稼業ときたもんだ♪

政権奪取とか、数が欲しいだけの連立より、大事なのは
ちゃんと国会で議論することだよ。

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(備忘録071103)

手塚治虫のお誕生日。そして My 設定ではBJ先生のお誕生日でもあるので、ごく個人的にチキンカレーでお祝いしました。手塚先生79歳、BJ先生59歳(あくまで My 設定)、おめでとうございま~す♪

夜は『世界ふしぎ発見』で大塚明夫さんのナレーションに聞き惚れました。地声でもなくBJ先生の声とも違うオシャレな声でした。夫に、誰の声かわかるかと尋ねたら「ジェット・ストリームの人」と。城達也さんですね。もうお亡くなりになったはずですが、そういえばちょっと似ているかなと思いました。大塚さんのほうが太い声ですが。

あと、連想バトンで、Aさんから「ドーナツ」、Tさんから「モンブラン」との連想をいただきました。どちらも忝く勿体無く伏し拝みました。ありがとうございます。高級スイーツに縁のない身ですのでバトン拝領できませんことお許しください。ちなみにAさんは「ウエディングケーキ」、Tさんは「抹茶ロール」(選択肢にありませんな汗)のイメージでございまする。

あちこちのサイト様で新作が発表されておりまして、みっちり感想+エールなどお送りしたい気持ちは山々なれど、最近ちとお疲れモードなのか実行に移せません。すみませんすみません。

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(備忘録071102)

福田首相が民主党に「大連立」を申し入れたが、結局断られたようだ。はぁ~~……。脱力するしかない。背水の陣もここまで来たか。まぁ私には自民党と民主党の大きな差がわからないので、二大政党とか言われてもピンと来ないし、連立してもどうってことないような気はする(結局自衛隊は送るんでしょ)が、先の選挙での民意(と言われるもの)を盾に、民主党が突っぱねたということらしい。それにしても、「密室」はいけませんや。党首会談じゃなくて、国民にちゃんと見える形で党首討論をしなくちゃ! やれやれ、どうなるニッポン。

そんな茶番劇は置いといて、更新された「KOV #48」を聴いた。久しぶりに大塚明夫さんが復帰されたと思ったら、今度は黒田崇矢さんがお休み。最終回まで残り少ないのに、なかなか二人揃わないのが残念。金谷ヒデユキ(地獄のスナフキン)さんがピンチヒッターだったが、双方に少し遠慮があるのか「黒田 - 金谷」コンビほどには話が盛り上がらない。考え方もだいぶん違うようで「迷狂止彗」がグダグダだった(笑)。

笑ったのが、大塚さんは男もいけるかもしれないという話。ものすごい美少年に告白されたらそっちに行くのだそうだ。ちなみに、以前に夫に「○○(←当時のお相撲さんの名前)に顔も体型もそっくりの女性と、△△(←当時夫が好きだった美人タレント)にそっくりの男性と、どっちを選ぶ?」と訊いたら、間髪入れずに「△△」という答が返ってきた。男ってやつは案外簡単にホモに転ぶようですぜ。……てか、女性の価値っていったい何???

そんな大塚さん、舞台とか「対決シリーズ」とかでお忙しかったようだが、『BJ』の予定なんかはないんでしょうかね? とりあえず、明日の『世界ふしぎ発見』ではナレーションでお声が聴けるようです。楽しみ♪

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(備忘録071101)

注目の11月1日。石破防衛相は午後3時、海上自衛隊の自衛艦隊司令官に対し、給油活動を行うためにインド洋に派遣している海自艦船2隻を同日中をもって帰国させるように撤収命令を出した。このことに関して、政府は国益を損なうと評し、アメリカ大使は先立って「国際社会とテロリストに悪いメッセージを与える。日本はテロとの戦いから身を引いたということになる。そうならないことを祈る」と述べた。

きょうは忙しくてまともにニュースを見られなかったのだが、アメリカ以外の国々での評価はどうだったのだろう。取材したテレビ局はあったのだろうか。我々のもとに届くニュースは最初からアメリカ寄りなのではないかという疑いは、常に持っていなくてはならないと思う。

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