動物の地震予知
このところ、ミャンマー・サイクロン(あまり『ミャンマー』という呼称は使いたくないが…)、中国・四川省大地震と、アジアで大災害が続発している。ほぼ1日たって大地震の死者は1万2千人と発表されたが、今なお9万人以上の人が生き埋めになっているとか。一刻も早く一人でも多くの人が救助されることを願ってやまない。私も僅かながら義援金を送ろうと思う。
ところで、今回の「大地震の前に、同省の綿竹市で数十万匹のヒキガエルが一斉に移動するという異常現象があった」というニュースを読んだ。日本ではナマズが暴れると言われるし、以前読んだ地震の本には、雪の上を這いずっているヘビが確認された後に地震が起こったと記されていた。冬眠中のヘビを叩き起こすような変化が土中に起こったのだろう。また私の経験では、近所の犬が夜中にうるさく鳴き続けるので目が覚めたら直後に地震が起こったことがある。このような動物の異常行動を「宏観異常現象」と言うそうで、動物達は電磁気や化学物質の変化を感知しているのではないかと考えられている。
現在のところ、これらの宏観異常現象は、地震が起こった後に「ああ、そう言われればそんなことがあった」と思い出される段階にとどまっていて、防災の役に立つまでには至っていない。飼っている犬が突然鳴き出しても、それがただ虫の居所が悪いせいなのか地震を予知したせいなのか判断ができない。しかしせっかくこれだけインターネットが普及した世の中なのだから、「うちの金魚の様子がおかしい」とか「鳥の鳴き方が変だ」とかの情報をリアルタイムで集めて分析できるところがあれば良いと思う。もちろん、変な情報を流してパニックを起こしてはいけないから、それは信用の置ける機関でなくてはならないし、基本データを集めるためには何年もかかると思うけれども。
昔は人間もそんな能力を持っていたのかもしれないな。知能の発達と引き換えに、失くしてしまったのかもしれない。動物達の地震予知能力に期待したいところだ。
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