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2008年10月

Happy Halloween!

ちと調べ物をしているので、記事はお休みします。m(_ _)m

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朝三暮四?

むかしむかし、中国に猿をたくさん飼っている人がいました。エサのトチの実を「朝に三つ、暮れに四つやる」と言うと猿が怒ったため、「朝に四つ、暮れに三つやる」と言うと、猿はたいそう喜んだそうな。めでたしめでたし。

「国民一人当たり1万5千円の定額減税をして、3年後には消費税を上げる」と、麻生首相が経済対策を発表した。なんとなく「朝三暮四」の故事を思い浮かべたのだが……。「朝三暮四」とは、利益の大きいことと利益の小さいことの順番を代えても目先の違いだけで結果は同じという意味であるが、利益が小さいとは言っても三個はもらえるのだ。しかし「朝・減税 暮・増税」は、最初はもらえても後からはこちらが払わなくてはいけない。もらえるのはおそらく1回だけだが、払うのは毎日で恒久的だ。しかも、だ。最初にもらえる1万5千円は、いくらその財源は埋蔵金だの何だのと言っても、もともとは国民の税金なのである。有り難がるいわれは何もない。

「朝三暮四」の故事を思い浮かべる国民が多いであろうことを予測した上で、「でも、後々どうなるかわかったもんじゃないんだから、もらえるものは今のうちにもらっておいたほうが良くね?」という意見が出ればしめたものだと思いつつ、本当は国民が受け取るのは自分の金なんだということを気付かせないように細心の注意を払った、なかなか立派な首相の演説であった。

1万5千円……将来消費税が15%になれば10万円の買い物1回でチャラになる金額だ。今それだけもらってどうしろって言うんだよ……。きっとどこに消えたかわからなくなるよ。でも恩に着せるんだろうな。これが最善の策なの? いまそれを消費に回せば景気が良くなる目算がちゃんとあるの? もしも、選挙前だから票を金で買おうとしているのなら、国の金を使うのは良くないと思うよ。

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「ピッタリバトン」

いつもバトンをお恵みくださる神無月さんが上記のバトンを廻してくださいました。ありがとうございます。
お題は『BJ』ということで、神無月さんと回答がダブるところも多いかと思いますが、早速やってみます。

お題「BJ」

*説明*
以下に出てくる質問に当てはまる(ピッタリな)キャラをお題に従って考えてください。
最後に、質問を1つ自分で作ってバトンに付け足して下さい。

●スーツ→ドクター・キリコ。スーツにネクタイでなくスカーフを合わせるところに自由業を感じます。BJ先生は「スーツ」より「コート」の印象が強いです。
●白衣→手塚医師。白衣を着ないで出てくるときは手塚治虫本人であることが多いですから。
●ミニスカナース→「アナフィラキシー」の看護婦さん(サファイア)。
●メイド服→「満月病」の喫茶店のウエイトレス。山下クミさんが着たらそれなりに似合うと思いますが、他のねーちゃんたちはどーにもこーにも……。
●眼鏡→如月恵(けい)さん。黒縁眼鏡が凛々しく知的に見えます。 
●サングラス→間久部ロクロー。
●エコバッグ→ピノコ。エコバッグなんて洒落たもんじゃなくて、買い物カゴですが。転んで卵を割ったときもちゃんと持って行っています。昔のお母さんは皆持ってましたね、買い物カゴ。
●タバコ→BQ。「終電車」でBJが火を点けてやるシーンが好きです。
●学ラン→BJ。不良少年だったころ。
●セーラー服→ナッちゃん。
●赤のブーメラン水着→ブーメラン(パンツ)と言えば、アニメ『BJ』公式ページの掲示板(笑)。
●爽やかな汗→BJ。丑五郎さんと一緒に岬の家を建てているときの捻り鉢巻姿を思い出します。
●真っ赤な薔薇→杉並井草が想像するBJの周りに飛び散っていそうです。
●血まみれ→「電話が三度なった」のBJ。あれだけ出血しているのに、自分より患者を先にオペする根性がすごい。
●ぬいぐるみ→青鳥ミチル。
●エプロン→BJがよく行く一杯飲み屋のおかみさん……が着けていたような。
●バイク→OVAのキリコ。『BJ2D』のBJ。
●着物→本間先生宅のお手伝いさんでのし。
●上半身裸→「落下物」のルンバ。可愛いよね、あの子。
●携帯電話→アニメの写楽。上映中はOFF電にしましょうというCMを思い出します。BJ、ピノコ、アトム、手塚医師が「おまえかー!」って怒鳴るやつ。
●ウェディングドレス→青鳥ミチル。ちくそー。
●ネコ耳→オプー。そのうち生えてきそう。
●ママチャリ→清水きよみ先生。アニメではソーミさんが良い味を出しておられましたが……O塚さんとは別れられたんでしょうか。
●白馬→プロミネンス。
●刀→馮二斉。
●拳銃→「人面瘡」のBJ。どうしてそんなもの持ってるんだアンタ!
●コーヒー→BJ。カレーの後はコーヒーです。
●ワイン→BQ。BJと一緒に飲んでいるのはワインではないかと。
●ハット→『21』のBJ。
●キャップ(帽子)→「曇りのち晴れ」のリッキー。
●マイク→「ハローCQ」のジュンとトム。アニメではチャットに代わっていて時代の流れを感じました。どうして盲目のトムにチャットができるのか不思議でしたけれど。
●ヘタレ顔→「コレラさわぎ」のラストのBJですかね。
●「君の瞳に乾杯」という台詞→ドクター・キリコ(爆)。いやホラ外人さんだし、言うときには言うんじゃないかと。
●デパートで道に迷う→BJ。あんまり方向感覚なさそうです。で、エレベーターに閉じ込められる、と。
●犬に小便をかけられる→友引警部。張り込みで電柱に同化しているときとか。刑事の鑑ですナ。
●キスが旨い→「ピノコ・ラブストーリー」のチンク(笑)。
●カメハメ波を撃ちそう→ピノコ。
●何も無い所でこける→アニメの白拍子(笑)。こけてほしい。彼ならできる。
●軍服→「こっぱみじん」の大統領。
●優しい人→BJのお母さん。
●照れ屋な人→BJ。
●一途な人→ピノコ。
●エロ本orエロビデオ→……何だこの質問(笑)? BJ先生が「人体アトラス 1,2」「触診のしかた 1~5」なんて手書きラベルのビデオを持っていたら怪しいと思います。   
●ツナギ→「再会」のアキラのイメージですが、あれは上下の作業服でしたかね。
●ギター→「海は恋のかおり」の少年が持っていそう。小林旭みたいに……(ふっる~~orz)。
●拘束・束縛→BJ。よく酷い目に遭ってますよね。
●バニーガール→BQ……だったら色っぽいと思います。
●負けず嫌い→BJ。
●涙もろい→BJ。人前でぼろぼろ泣くのは我慢しそうですが、よく鼻の奥はツンとさせてるんじゃないかと思います。

●お疲れ様です。お題を付けて5人に回して下さい。

すみません。ここで置かせていただきます。興味のある方は「お題:BJ」「追加質問:●頭の一番大事なネジがゆるんでいそうな人」で持っていってくださいまし。他の作品で答えられても私がわからないもので(汗)。スミマセン。

神無月さん、なんとか全問こじつけて答えてみました。答になっていないものもありますが(汗)。質問の言葉から、ふだん気付かない何気ないシーンを思い浮かべるのが楽しかったです。面白いバトンをありがとうございました。
m(_ _)m

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白人がなんぼのもんじゃ!

有色人種の大量殺害とオバマ候補の暗殺計画を企てた白人男性2人が逮捕された。ニュースでは「やっぱり黒人の大統領は嫌だ」という意見を述べる市民も紹介されていて、人種問題の根深さを思い知る。本当に彼が大統領になったら、その瞬間からずっと暗殺される危険が付いて回ることだろう。いやはや……。

そもそも白人が有色人種に対して持つ優越感の根拠は何だろう。歴史的な文化の先進性と、長い間黒人の労働力を搾取してきた名残か。それとも外見的な美醜の感覚か。身体的な運動能力から言えば、おそらく黒人が優位だろう。白人だけなら、夏のオリンピックでアメリカが獲得するメダルの数は激減するのではあるまいか。

差別というのは、ある種、生理的なものだと思う。人間誰しも劣等感だけでは生きていかれないのではないか。どこかで何かで自分の優越性を感じたいものだろうと思う。それが歴史的な事実があって広く認知されているものであればあるほど、自信を持って乗っかれる。自分個人の力でも何でもないところが腹立たしい。

われわれのご先祖をずっと遡っていくと、白人も黒人も黄色人種もすべて、アフリカの大地に生まれた「イブ」という一人の女性に辿り着くと言われている。「人類みな兄弟」というのは本当のことらしい。たまたま進化の過程で生じた肌の色で優越感を感じたいと思う輩こそ「劣った人間」だと思われてもしかたないと思う。

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手塚治虫生誕80周年記念出版物いろいろ

書店で『手塚治虫大全1,2』を引っ掴んでレジへ行ったら、店員さんが「これもでしたよね」と先日注文しておいた『手塚治虫アートコレクション』を既に用意して待っていてくださって恐縮した。先日の店員さんとは違う人だったのに。手塚関係図書が出ると目の色変えて買っていく客として覚えられてしまっているかも(汗)。それならば、と居直って「『芸術新潮』は入りましたか」と尋ねたら「ちょうどきょう入りました」とそれも即座に出してくださった。う~む、行動を読まれているような気がする(汗)。今月号は予約もたくさん入っていて売れ行きが良いそうだ。

というわけで、きょうは手塚関係の本に囲まれて嬉しい限り。以下、ちょっとだけご紹介。

・『手塚治虫大全1,2』は、以前にマガジンハウスから刊行された同名の本を光文社が文庫化したもの。全3巻に手塚のマンガ、小説、エッセイがまとめられている。まだパラパラとしか眺めていないが、BJ関係ではあのBJのマントについて書かれていた。そうか、あのマントは本来美女を2~3人包み込むためのものだったのか(笑)。

・『手塚治虫アートコレクション』は10月24日~11月10日にパルコファクトリーで開かれる「アート展『手塚治虫の遺伝子 闇の中の光』公式出展作品解説」だが、おなじみの手塚キャラが様々に表現されていて、とにかく眺めていて楽しい。BJ先生は……女だよなコレ。女体化ってやつだろうか。スペード型の泣きボクロに真っ赤なルージュ。わざと大げさに描いた傷。某様の女装BJを彷彿とさせる妖しい魅力満載の作品が1枚ある。他にも抽象画なのだけれども見事にBJ!という作品や可愛いピノコを描いたものなどがある。みんな手塚治虫が好きなのだなぁと嬉しくなる。

・『芸術新潮』11月号は「特集 生誕80周年記念 手塚治虫を知るためのQ&A100」。表紙はオレンジ色をバックに手塚キャラが大集合。あ~、ドクターキリコまではぎりぎり載っているが、彼の左、あと2人のところにBJ先生がいるはずなのに~。切れてる~。orz  というわけで表紙にBJ先生はいないが、中身ではちょこちょこ登場している。手塚ファンなら買っておいて損はないかなと思う1冊。

きょうはこれらの本の誘惑に抗しきれず、『BJ』語りをお休みして、ガンガン読みたいと思います。来週はちょっと気合を入れて頑張って書こうと思ってます。

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悪質迷惑メール

最近、携帯に「auコミュニティのお知らせ」というメールが来る。1日に2~3回来るときもあれば来ない日もあるが、平均すれば毎日1回は来るような気がする。それも夜中に来ることもあって、腹が立つ。メール着信音をアニメ『BJ』のラルゴの鳴き声にしているので、夜中に「わんわん、わお~ん」と鳴かれると飛び起きてしまう。

差出人のメールアドレスは「....yahoo.co.jp」。内容は「auコミュニティの新サービスのお知らせ。9月にオープンしたコミュニティがリニューアル! 云々」とあって、「ttp://au-contents.com/」から始まるアドレスに誘導するようになっている。「yahoo」の時点で怪しいと思ったので上記のアドレスは開いてみていないが、いかにも公式サイトっぽいアドレスだから「au」のユーザーならうっかり開けてしまうことだってあるだろう。悪質だなぁと思う。

PCで「auコミュニティ」を検索したら、やっぱり出会い系サイトのようだ。文章は違うけれども、そんなふうなメールが来たという記事をいくつも見つけた。サイトを開くと空メールを送るようになっているのだそうだ。「yahoo.co.jp」も偽装で、中国のサーバーから送信されているとのこと。auユーザーの方はくれぐれもお気をつけください。

ところで私は普段携帯メールは利用しないのだが、おかげですっかり着信拒否の仕方も忘れていた。あちこち押してみてやっと思い出したので、とりあえず同じ文面で来る2つのメールアドレスは拒否設定した。まだ他にもあるのかな? まったく、くだらなくてほとほと情けない。いたちごっこのような気もするが、今夜はラルゴが鳴かないことを祈る。

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(備忘録081025)

きょうもあちこちばたばたと移動していたら、自転車がパンクした。修理代千円也。
書店で『手塚治虫アートコレクション』を探す。市内の系列店には在庫があるのだが、そこまで行く元気がないので取り寄せてもらうことにする。月曜日午後入荷とのこと。
ブログで取り上げた本を一まとめに整理したくて、『ブクログ』導入を検討中。
久々に手書きの手紙を書いた。漢字が書けなくなっていて唖然とする。「挨拶」という字が書けなかった。
メール……明日こそ必ず! m(_ _;)m

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「妄想同居バトン」

敬愛するトーレスさんから上記のバトンを頂戴しました。妄想が同居しているバトンかと思ったら(どんなのだソレは?)、誰かと同居する妄想をせよというもののようです。しかもご指定が「BJか友引警部か馮二斉」……。
うっわ~~~、渋~~~! 激渋! 超渋! めっちゃ好みです(嬉嬉嬉)。
もういっそのこと本間先生も山田野先生も戸隠先生もBJパパもキリコパパも琵琶丸もキリコも、ついでに丑五郎も哲も、全部まとめて同居したいです。誠心誠意お世話させていただきますよん♪ (それは特別養護老人ホームと言わないか?)
きっと、その道のプロの男達の面白いお話がたくさん伺えると思うのですよ。うわ~、いいな~。うっとりしてしまいます……♪(←骨の髄までオヤジ好き・笑)
おっと、いつまでもポワンとしていられないので、回答いきます。迷いに迷いましたが、ここはやっぱりBJ先生で(笑)。友引警部は以前のバトンで同居したことがあったように思いますし、馮二斉だとちょっと緊張しそうなので。

■彼との同居生活が決まった時、貴女がまず口にした台詞は?

 「岬の家はどうしたの? また壊れたの? 地震? 台風?」

■新生活スタート。2人の間に3つの約束事を作るならどんな内容にする?

 ・結婚ではなく、あくまで「同居」なのだから、お互い過剰に干渉しない。
 ・生活費は折半。ただしBJ先生が全額払いたいというのなら、その案を受け入れるのに困難な条件は見当たらない。
 ・「おかあさん」と呼んで甘えてもよくってよ♪ ……そうかい、そんなに厭かい……。メスまで投げなくたって……orz

■朝は貴女より1時間早く家を出る予定なんだって。彼に合わせて起きる?

 彼より早く起きてカバンを隠します。あちこち探しているのを見て楽しむ。新聞紙の間にはないと思うよ。

■やけに余裕のある朝だと思えば時計が止まっていた!慌てた彼が忘れそうになった物は?

 生ゴミの袋。ゴミ出しは男の仕事だよね?

■急遽決まった同居生活の事を友達に話す?

 お付き合いのある『BJ』サイトの管理人さんに連絡して、指示を仰ぎます。(どんな?)  

■帰ってきた彼に言う台詞、『お帰りなさい。○○にする?△△にする?』○○と△△に好きな言葉をいれて下さい。(文字数は自由にどうぞ)

 『お帰りなさい。ボンカレーにする? お茶漬けにする?』

■夜御飯にて、彼に好き嫌いがあった事が発覚。彼の嫌いな物とその時彼がとった行動を教えて下さい。

 お茶漬けにボンカレーをかけたら口に合わなかった模様。「どう作ってもうまい」んじゃなかったのか?
 「そんなときは最初からまぜたらいかんのだッ!」と怒鳴ったあと、それでも「ゲー」と言いながら完食してくれました。昭和の男は食べ物を粗末にしません。黒たんラブ♪

■お風呂に入ろうとしたら彼が入っていました。腰タオル1枚の姿を見てしまった貴女の対応と心の声をどうぞ。

 対応:パシャパシャパシャパシャ……(連続シャッター音)
 心の声:一人でお風呂に入るときも腰タオルしてるってのは、やっぱり本当だったんだ!(「過ぎさりし一瞬」のピノコ嬢による激写参照のこと)

■ちょっとした事から喧嘩になってしまいました。原因は何?

 縁の下に居ついたネコから家賃をもらえと黒たんが言った。

■仲直りに成功。貴女も寝るまでにはまだ時間があります。何をして過ごしますか?

 めぐみさんとのことを根掘り葉掘り、訊く。

■疲れていたのか、彼が布団に入らずに眠ってしまいました。貴女はどうする?

 毛布かけてから、じっくり寝顔を堪能いたします。睫毛! 睫毛が見たいの! デコ! デコも見たいの!

■ここまでの回答ありがとうございました。最後にこのバトンに答えた感想をどうぞ。

 7~8本メスを食らいました。BJ先生は怒った顔もかわいかったです♪ 妄想終了~~。  

■お疲れ様でした。このバトンをキャラ付きで1~5人の女性に回して下さい。

 すみません。ここで置かせていただきます。m(_ _)m

トーレスさん、楽しいバトンをありがとうございました。
ご指定くださったキャラに、ああ私の趣味を見事に把握なさっている、と、嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)。
しかしBJ先生が相手だと、同じルームシェアでもブッダといえっさのようにほのぼのムードにはなりませんでした。な~んか、ちょっかいを出したくなるんですよね。
面白みのない回答になってしまいましたこと、どうかどうかお許しを。m(_ _)m

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常用漢字

この記事によると常用漢字の数が少し増えるらしい。また異字同訓の用法が新たに認められて、「臭い」と「匂い」、「怪しい」と「妖しい」等々の書き分けが可能になるらしい。大いに歓迎したい。

これまで、例えば「におい」を漢字変換しようとすると「臭い」も「匂い」も常用外となっていて、いったいどうしたものかと悩むことがあった。あるいは「斬る」や「伐る」も常用外だから「侍が人を切る」「木を切る」としか書きようがなかったのだが、これではまったく意味合いの違うものになってしまう。「斬る」という表記でしか表せない雰囲気が伝わらない。ということは、大げさに言えば、「斬る」という言葉の持つ文化そのものが伝わらないということだ。共通認識が形成できない。そういう意味で文化の断絶にも繋がる危険があることを憂えていた。せっかく微妙な違いを書き表す漢字があるのだから、使わないのはもったいないと常々思っていた。

いや、もったいないという以上に、単純に非常に読みづらいことがあるのだ。この記事では触れられておらず、このたびの検討作業で改善されるかどうかはわからないが、「表外字」の使用範囲ももっと広げてほしいと思う。例えば以前は「拉致」を「ら致」と交ぜ書きにしていた(←本来は「らっち」が正しいが、最近は大きな辞書でも「らち」が本見出しになっているようだ)。あまりにも読みづらいので今では漢字表記が多いようだが、この他にも「愛嬌」を「愛きょう」、「捺印」を「なつ印」、「改竄」を「改ざん」、「冤罪」を「えん罪」、「毅然」を「き然」等々、ちょっと思い出すだけでも枚挙に暇がない。もちろん各新聞社、放送局等にはそれぞれの表記ガイドラインがあって「毅然(きぜん)」などとされていることもあるが、正しくお上(かみ)の言うことに従うとすれば、表外字はひらがなで書かなくてはならず、交ぜ書きが正しいということになってしまう。

読みづらいし、「改ざん」なんて表記を見るたびに「ざん」の字ってどうだったっけ?などと思うのが煩わしくてしょうがない。こんな字を書ける必要はないと思うが、「かいざん」という言葉の意味は知っていて日ごろよく使っているのだから、漢字表記にしてもよいのではないかと思う。()で読み仮名を書いてもらったら言うことない。学校で習う習わないは別問題として、せっかく漢字文化圏にいるのだから漢字に触れる機会は多いほうが良いと思うのだけれどね。日本語の豊かさに気付くためにも。

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(備忘録081022)

本日のお買い物。
 
・『怪人二十面相・伝 PART II』(北村想著)
・『日本浄土』(藤原新也著)
  1983年に発表された『メメント・モリ』は今でもときどき読み返す。あれから25年、藤原新也は現代日本の風景に何を見るのだろう。
・CD『竹内まりや エクスプレッションズ』
・「蒟蒻畑」
  製造が中止されるそうなので一袋買ってきた。不慮の死を遂げられた方にはお気の毒だと思うが、個人的には「蒟蒻畑」に同情する。どんな食材でも喉に詰まるときは詰まる。水でも詰まる。こんな姑息な対策よりも、いざ喉に詰まったというときに、どんな対応や処置をすればよいのかを広く知らしめるほうが有効性があると思うのだが。

本日はばたばたと忙しい日だった。舅殿は捻挫ではなく打ち身と判明。きょうは平気で歩いていたのでほっと一安心。
メールしたい方々おられますが、今夜は全然頭が働いてくれないので、また後日にさせていただきます。m(_ _)m

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(備忘録081021)

舅殿がまた転んだらしい。今度は捻挫程度のようだが。「やれやれ…」と夫といろいろ話していたら時間がなくなった。記事はお休みします。m(_ _)m

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BJ先生だって恋愛するだろう

BJ先生を巡る女性達については以前も取り上げたことがあった。こういう話題は大好きなので再び触れてみる。多少なりともBJに好意を寄せた女性を順不同で並べてみると、

ジェーン・ギッデオン伯爵夫人
杉並井草
清水きよみ
「霧」の美江
青鳥ミチル
「BJ入院す」の女医さん
竹中未亡人
綿引十枝子
「復しゅうこそわが命」のラブロの娘
矢口夏江

それにBQと如月めぐみという面々である。(←この二人は別格)

逆にBJのほうが親切にしたり献身的な様子を見せたりしたのは、

イカル
「曇りのち晴れ」の自殺未遂の女性
ヨーコ
「ある女の場合」の女(サファイア)  だろうか。

あと、珍しいことに2度も登場している女性キャラだが2度目に会ったときにはBJにすっかり忘れられていた可愛そうな人がいる。ドクター・キリコの妹のユリである。キリコにそっくりなのに、なんで忘れるかな?

さてさて、私はBJ先生だって恋愛したっていいじゃないかという考えを持っている。独身なのだし。生涯結婚はしそうにない感じがする男だが、だから余計に、サラリとした大人の恋愛なら年頃の男性としてあって当然だと思う。実際これだけモテているのだからチャンスはけっこうありそうだ。めぐみさんに対してはウブで純情でガッチガチになっていたようだが、それ以降それなりの研鑽を積んだのだろう。BQに対しては手馴れた様子を見せている。ぶっちゃけ、普通の男と同じ程度には遊んでいるんじゃないかと思うわけだ。それを、めぐみさんに対する不貞行為だなどとはさらさら思わない。めぐみさんだって、そんなBJに幻滅することなんかなかろうと思う。性交渉がどうのこうのというような年齢でもないし、そんなことや結婚式を挙げたことを盾にしたりするのは青鳥ミチルくらいなものだ(←よっぽど嫌いらしい)。

妄想を逞しくして考えたとき、上に挙げた女性達のうち、BJとの仲がちょっとは進展しそうな気がするのは、「曇りのち晴れ」の自殺未遂の女性と「ある女の場合」の女(サファイア)である。

まずは自殺未遂の女性。彼女は「きたるべきチャンス」の綿引十枝子とそっくりな容貌をしているので、演じているのはやはり『人間昆虫記』の十村十枝子ではないかと思う。悪い男に騙されて3千万円使い込んでしまい自殺を図ろうとするが、たまたま同じホテルに居合わせた怪我人を放っておくことができない。そんな彼女の熱意にほだされて、BJは手術を行い、報酬の3千万円をそっくり彼女に渡してしまう。BJがこういう一生懸命な行いをする人間に弱いことは知られているが、それにしても偶然会っただけの女性にいきなり3千万円とは! 逆に彼女の立場に立って考えてみると、初めは最低な医者だと思っていた男が実は名医で、しかも自殺するしかないと思っていた自分をいきなり救い上げてくれたのだから、これは惚れるね! ラストの1ページ、BJ先生が妙に可愛い顔をして彼女と語らっているのも、これは彼の高等テクニックだろうか。悪魔から一転して天使の微笑みを見せられたら、そりゃあ惚れるね! 嘱託医に患者を街まで送らせてしまえば、あとはBJと彼女の二人、再びホテルへ帰っていくわけで。何か起こr(以下自主規制)。

続いてサファイア演じるところの「ある女の場合」の女性。美貌を武器に金持ちの男達を誘惑し、浮き沈みの激しい人生を送るが、結局夫に自殺され破産して、最後に残ったのは健康な身体とラーメン1杯分のお金だけ。それでもなんとか働いていくと宣言する彼女の表情はそれまでと打って変わって慎み深く美しい。ラストシーンは「駅の裏にうまーいラーメン屋がありますぜ!」と夜の街に消えていくBJとサファイアの後姿だが、ラーメン食べた後はどうするのかなと思ったりするのはいけないことでしょうか(笑)。BJが降りたのは終電のようだったから朝まではどこにも行かれないし、サファイアは一文無しだし。いや、未亡人になったばっかりなんだから、それはちょっと急ぎすぎだよ先生!とかもう何を言っているんだか私は……。

余談だが、サファイアとBJというのはよく一緒に描かれているような気がする。以前の『24時間テレビ』での手塚アニメでも顔合わせをしているようだし、プリ○スのCMでも並んでいたように記憶している。煌びやかなサファイアと黒尽くめのBJ先生は確かになかなか絵になるようだ。

こういう話は好みの分かれるところで、もしお気を悪くなさった方がありましたらごめんなさい。私にとってはこういう恋多きBJ先生のほうが好みなもんで、つい妄想をぶちかましてみました。m(_ _)m ちょっと書き足りない気もするのですが、きょうは時間切れです。またそれぞれのエピソードを取り上げるときにでも語ってみたいと思います。

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浮気

昨夜は夫が久しぶりに飲み会に行った。高校時代の友人と一緒だったのだが、その友人というのが面白くて女性にもモテる人で、いつぞやは浮気が奥さんにバレて大変なことになっていた(笑)。きょうは夫とひとしきりそんな話をしたのだけれども、良い機会だと思って以前から不思議に思っていたことを訊いてみた。

「男はどうして結婚するの?」
「自分の城が欲しいんだろうな」
「じゃあ何で浮気するの?」
「外にも城が欲しいんだろうな」

大笑い。男はこつこつと出城を建設しているわけか。

たいていの定説(?)では、男は浮気するものだとされている。本当かどうかは誰にもわからない。だって、そうだろう。戸籍上や性転換等の問題ではなく純粋に言葉どおりの意味で、男と女を両方経験して比較することができる人間なんてこの世に1人もいないはずだ。ただ世間ではそういうことになっているから、男の浮気は比較的大目に見られ、女の場合はとんでもなく罪深いものに見られる。

生物学・生態学的に見れば、その精子と卵子の生産能力の違いから、男は数撃ちゃ当たる主義、女は少数精鋭主義という戦略を取ってきたと言われていて、だからやっぱり男は浮気するのだという説を補強する説明に使われたりしている。男が自分の子孫をできるだけ多く残そうとする行動であるというわけだ。しかし、だ。女は1ヶ月に1個の卵子しか作らないのだ。それにぶち当たらない日にいくら励んでも、子孫を残すという点においては無駄なのだ。おまけに人間の男女の数はほぼ同数だ。女のほうが何倍も多いというのならこの戦術もわからないではないが、決まった人数の女、1ヶ月に1個の卵子と上限が決まっているのだし、もし子供ができればしばらく女は育児に専念する。何十個もいっぺんに卵を産む動物とは違って、子孫を多く残したいと言ったって人間に関してはあんまり効率が良いとは言えないような気がする。

男と女では性欲の度合いが違うとも言われる。これも先に書いたような理由で比較のしようがないから本当かどうかはわからない。古今東西、男性向けのそういう施設(施設?)はいっぱいあるから、あ、利用していいんだという常識が先走りして、男のほうが性欲が強いということになったのかもしれないではないか。だいたい動物というのは繁殖期というのが決まっているはずなのに、どうして人間だけ(ではないかもしれない、良くは知らないのだが)年がら年中発情期なのか、そこのところもよくわからない。もともとは人間だって発情期が決まっていたんじゃないのかな。

結局、社会的な通念として、そういう環境を作り上げてきたのかもしれないと思う、人間は。それもどちらかといえば男性に都合の良いように。同種の動物のオスメスの体格差を考えた場合、人間はけっこう差があるほうではないかと思う。男性のほうが大きく運動能力も高い。ネコなんか見ているとそんなに違わないように思うし、カマキリやカエルなどはメスのほうが大きい。最終的に総合体力に勝っているほうが、自分に都合の良いように環境をも変化させる力を持ち、それは遺伝子によって伝えられる。なんかそんなふうに思えてきた。もっとも人間の女の場合、そういう男を都合よく使うという技は持ち合わせていると思うんだけどネ。

……う~ん、書き始めたときはこんな話になるはずじゃなかったんだが……。支離滅裂でスミマセン。

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『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』

『これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝』(赤塚不二夫著)読了。

旧満州での少年時代から終戦後までの描写がズッシリ重い。日本の敗戦の日を境に、それまで中国人を見下していた日本人が中国人から一家皆殺しの目に遭ったり、中国大陸を逃げ惑うことになるスリルは、これまでなんとなく歴史上の事実として知ってはいたつもりだったが、それを身をもって体験した人物の筆で綴られると、改めて戦慄を覚える。汽車に乗ろうとすると酷い人混みで、なんとか家族が離れ離れにならないように必死だったこととか、やっと乗れた汽車から用を足しに降りた途端に汽車が発車してしまい、どんなに走って追いかけても再び乗ることができず、広大な中国大陸に取り残された女性たちがいたこととか。幼い彼の目に映った現実はどれほど残酷なものであったか。

不二夫少年の場合、父はシベリアに抑留され、母と4人の子供達が命からがら日本まで帰り着く。しかし母の実家に落ち着いたその日に、乳飲み子だった妹は死んでしまう。引き揚げ船の中で粉ミルクさえ取り上げられなかったら生き延びられたかもしれないのに……。

しかし、不二夫少年がそんな修羅の時代をなんとか明るく元気に過ごしてこられたのは、ひとえに彼の両親の毅然とした、しかしとても暖かい人柄と愛情のおかげだったようだ。この本は彼の「自叙伝」とはなっているが、書かれたときには既に亡くなっていた両親への感謝の気持ちを綴った内容に他ならない。漫画家として成功した自分のことはサラリと書き流して、その成功の影に両親の愛情があったことは詳しく書かれている。そしてその両親が亡くなった後のことはほとんど書かれていない。

親子の絆の大切さ、そして両親への感謝。当たり前のことだが最近見失われつつあるこれらのことに、改めて気付かせてくれる良い本だった。

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マジすか?

街を歩けば「彼」の写真が散髪屋のウインドウに貼ってあったりする。年配の男性たちの間では「テレビに出て笑いものにされたりして……」などと嘆かれたりもする。島根県民としては地元と関わりの深い「彼」にどうしても注目してしまうらしい。竹下さん家のDAIGO君の話である。(←注:本名の苗字は違います。)

彼についてこんなニュース記事があった。曰く、「DAIGOは、大叔父の竹下亘財務副大臣(61)が次期衆議院選挙に出馬するとみられているため、NHKから政治活動に絡む注意人物として“出禁”にされたと一部で報じられている」。

政治活動は確かにしている。先日も出雲市で彼のトークショーが行われた際に竹下亘氏が現れて「私のことも覚えておいて」と言った、と新聞の地方面が報じていた。ファンからは「亘氏が登場したときは正直、やっぱりと思った。若い人にアピールするにはいい戦略かな」という声も聞かれたとか。

彼が注目され始めたのは「竹下元総理の孫」という事実を公表してからだと思う。失礼ながらそれまでは全然知らなかった。『太田総理』の番組で初めて見たのだが、同番組では島根県選出の亀井亜紀子議員(国民新党)と一緒になったりしていることもあって、なかなか興味深かったものだ。いまは「竹下元総理の孫」という伝家の宝刀を抜かなくても良いくらいに知名度が上がって、逆に竹下亘氏の応援者として大きな力を発揮できるであろうことは想像に難くない。

まぁ、選挙結果がそんなことで左右されるかどうかは判らない。私は投票用紙に「DAIGO」と書く有権者が出てこないかと密かに楽しみにしているのだが、まぁそんなことは本当にどうでも良い。きょうの本題は、そういう政治活動に絡む人物が何故『紅白』に出てはいけないのかということだ。そりゃあ公共の電波の生放送で「大叔父の竹下亘をよろしくお願いします」なんて言ったらいけないかもしれないが、歌を歌いに出るだけなら何の問題もないのではなかろうか。そもそも大晦日までには選挙だって終わっている公算が大きいのでは?

選挙は公約で、『紅白』はその年にどれだけ活躍したかで、選ぶものだと思う。DAIGOが歌手として『紅白』の出場基準に達しているのなら、当然出場してしかるべきだと思う。

しかしアレだよ。いまこんな話題がニュースになるということこそが、竹下亘氏の知名度アップに一番貢献していると思われるのだが(笑)。

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(備忘録081016)

今月のNHK『知るを楽しむ』で中原中也が取り上げられている。町田康がナビゲーター役なのだが、第1回を見逃し、先日第2回を観た。ちょうど長谷川泰子を巡る小林秀雄との三角関係の部分で、なかなか面白かった。強烈な自我意識と虚栄心に、この人は詩人としてしか生きられなかった人なのではないかと思った。アルチュール・ランボーが詩作を捨てて商人として成功したのとは大きく違う点かもしれない。ああ、『太陽と月に背いて』をまた観たくなったナ。

『浄土』(町田康著)を読書中のため、記事はお休みします。

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『好きなマンガを3つバトン』

あゆみさんから上記のバトンをいただきました。ありがとうございます。m(_ _)m
マンガはもう『ブラック・ジャック』以外ほとんど読まないので、あとの2つに困りましたが、昔読んでいたものの中から選びました。では早速回答してみます。

『好きなマンガを3つバトン』
指定されたマンガ(もしくはアニメ)と他二つの作品(自分の好きな作品)について語って下さい。

■あなたが指定されたマンガ(もしくはアニメ)はなんですか?

『ブラック・ジャック』です。

■指定された作品と、好きなマンガ(もしくはアニメ)を全部で3つ挙げて下さい。

1.『ブラック・ジャック』
2.『ルパン三世』
3.『エロイカより愛をこめて』

■1.の作品の主人公の名前、生年月日、特徴を分かる範囲で教えて下さい。

名前:間黒男、通称「ブラック・ジャック」。
生年月日:不明。(9月6日誕生日説が多いようですが、私は1948年11月3日と勝手に決めています。)
特徴:無免許の外科医。天才的な手腕を誇るが、法外な報酬をふっかけるために日本医師連盟からは蛇蝎のごとく嫌われ、世間の一般的評判も悪い。しかし一度受けた仕事は必ずやり遂げ、命がけで患者を守ることから、心酔者も多い。8歳のときに不発弾の爆発事故に遭い、九死に一生を得る。白黒ツートーンの髪、顔面や身体中に残る傷痕はそのときのもの。その事故で母親を亡くし、父親も海外で再婚したため、家族運には恵まれていない。現在は岬の家でピノコと二人暮らし。

■2.の作品の主人公の名前と、恋人かパートナー(もしくはライバル)の名前、生年月日、特徴を分かる範囲で教えて下さい。

名前:アルセーヌ・ルパン三世。
恋人:峰不二子。
パートナー:次元大介、石川五エ門。
生年月日:(知らない)
特徴:アルセーヌ・ルパンの孫で世界的大泥棒。変装の名人。彼の本当の顔は仲間でさえも知らない(と、原作には書いてあったような)。普段は猿のような顔をしているが頭脳は明晰。ICPOの銭形警部から長年追われている。

■3.の作品の主人公の名前と家族構成を分かる範囲で教えて下さい。

名前:ドリアン・レッド・グローリア伯爵。
家族構成:たしか姉妹がたくさんいたはずだが、一緒に住んでいるわけではない。いま一緒に住んでいるのは、泥棒仲間のジェームズ君やボーナム君たち。

■1.の作品で一番好きな登場人物と、その人物の名台詞を教えて下さい。

ブラック・ジャック。名台詞は多すぎるくらいたくさんありますが、一つだけ挙げるとすれば……
「それでも私は人をなおすんだっ 自分が生きるために!!」です。

■2.の作品で一番好きな登場人物と、その人物の服装を教えて下さい。

石川五エ門。着物と袴と斬鉄剣(原作では『流星』)。

■3.の作品で一番好きな登場人物と、その人物の職業を教えて下さい。

クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐。NATO情報部の将校。私が読んでいた当時は少佐でしたが、今は階級が上がっているんでしょうか?

■1.の作品で一番嫌いな登場人物と、その理由を教えて下さい。

青鳥ミチル。何故でしょう、生理的に受け付けないところがあります。

■2.の作品で一番嫌いな登場人物と、嫌いになった瞬間を教えて下さい。

誰といって、居ません。

■3.の作品で一番嫌いな登場人物と、その人物の名台詞(?)を教えて下さい。

誰といって、居ません。

■1.の作品で一番好きなコンビ、またはカップリングを教えて下さい。また、何故好きなのかの理由も教えて下さい。

コンビとカップルは私の意識の中では違う(カップルは基本的に恋愛感情があると思っています)ので、別々に答えます。
コンビとしては、BJとピノコ。ツーと言えばカー。ツーと言わなくてもカー。最強のコンビだと思います。
カップルとしては、BJと如月めぐみ。純愛にうっとり…。
も一つ腐女子的カップルとしては、ドクター・キリコとBJの禁断の関係もアリかと。これにはいろんな要素が考えられて面白いと思います。

■2.の作品の一番好きなコンビ、またはカップリングを教えて下さい。また、何故好きなのかの理由も教えて下さい。

コンビ……ルパンファミリーならどんな組み合わせでも面白いですが、……う~ん、決められない。ので、ルパンと銭形のコンビということにしておきます(笑)。カップルも……基本はルパンと不二子なんでしょうが、なんかそういうことを考えるのは面白くありません。付かず離れず、騙し騙されの関係だからこそ良いのでしょう。
あのルパンファミリーのチームワークの前には、カップリングなんて霞んでしまう気がします。

■3の作品の一番好きなコンビ、またはカップリングを教えて下さい。また、何故好きなのかの理由も教えて下さい。

伯爵と少佐。これはコンビでもカップルでもないのですが、少佐にちょっかいを出す伯爵と、伯爵に任務の邪魔をされて怒り心頭の少佐の関係がとにかく面白いです。お互いの力量は認めていて、敵になったり味方になったりするところが好きです。

■1.の作品について、次に語って欲しい方のお名前をあげて下さい。

■2.の作品について、次に語って欲しい方のお名前をあげて下さい。

■3.の作品について、次に語って欲しい方のお名前をあげて下さい。

誠にすみません。友達が少ないものですから、ここで置かせていただきます。m(_ _)m

あゆみさん、次に繋げられなくてすみません。m(_ _)m
「好きなマンガ」ということですが、主に登場人物の好き嫌いを問うバトンでしたね。カップリング重視の匂いが強かったので、狙いはそっちかとも思われるバトンでしたが、真面目に答えてみました(笑)。
これに懲りずにまたよろしくお願いいたします。楽しいバトンをありがとうございました~♪

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寂聴さん

【身長】ヒミツ(ハート絵文字)
【体重】ヒミツ(ハート絵文字)
【自分が一番輝く瞬間】好きな人といっしょにいるとき
【好きな食べ物】お肉(特にウシ)
【好きなコミック】君に届け
【今一番欲しいもの】ドキドキっ
【最近頭にきていること】世の中のおとな達
【最近凹んだこと】凹むを「クボむ」って読んだら笑われたこと…
【地球があと24時間しかなかったら?】あの人に告白したい(ハート絵文字)
【使っている携帯電話】ピンクのドコモ

上記はケータイ小説『あしたの虹』を書いた「ぱーぷる」ちゃんのプロフィールより抜粋。而してその実体は御年86歳におなりになる瀬戸内寂聴さんだったそうだ。^^;

ケータイ小説(カタカナで書くところがミソなんだろうナ)なんて、今まで読んだことがない。最近はケータイそのものを不携帯だ。意図的ではなく、持って出るのを忘れるだけなのだが……。携帯メールもここひと月くらい打ってないような気がする。一時期どうしても持っていなくてはいけない必要があったが、今は無くても全然支障がない。あ、目覚まし機能だけは毎朝使っているか。こんな調子だから、ケータイ小説なんて、とんと馴染みがない。

『あしたの虹』を途中まで読んでみた。どこの女子高校生が書いているのかという内容で、構成は上手いと思うけれども、寂聴さんの作品だと知らなければまず読まないだろう。最後まで読まなくては批評も何もできないのだが、ちょっと、もう、いい。私が最も苦手な分野だ。

つくづく寂聴さんはお若いと思う。この記事によると、
----瀬戸内は「若い子に読まれているケータイ小説を無視できなかった」と執筆のきっかけについて切り出し「(ケータイ小説は)大人の目から見たら非文学的で、日本語を悪くすると批評されていた。だけど、批評するには(ケータイ小説が)わからなくてはいけないと思い、一生懸命読んでみました」と話した。
----
とのこと。

この探究心、プロだなァと思う。そして「ぱーぷる」ちゃんの名で「ケータイ小説」という新境地の作品をものしてしまわれた。若い女性の恋物語を、いかにも女子高校生が書いているような筆致で(「ぱーぷる」とは「紫式部」になぞらえたものだろう)。そんなご高齢なのにこんな作品が書けるなんて、寂聴さんの感性は私なんかよりも遥かに現役の「女性」なのだろうと思う。女性であることが嬉しくて、その喜びを謳歌している人なのではないかと思う。こういう生き方は見習わなくちゃいけないと思いつつ、……でも私には絶対に無理なのだろうな。

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ちょっと悪あがき

『水戸黄門』『西遊記』と続けて観て時間がなくなったので、きょうのBJ語りはお休みします。

Bj_3 先月PCが壊れたときにちょうど描いていた絵……考えてみたら、その時点までをこのブログにアップしているのだから、それを引っ張り出せば続きが描けるじゃないかと気が付きました(ばんざーい!)。縮小をかけていたので、それをまた拡大したらだいぶん劣化してしまいましたが、どうにかここまで修復しました。
2代のPCにまたがって描く、私にとっては記念の絵なので、なんとか完成させたいと思います。
ちゃんとした下書きもせず行き当たりばったりで描いているので、いまは馬なんか描いていますが、気が変われば消えるかもしれません。キリコも得物が無いんじゃ気の毒なので鞭を持たせてみました。この鞭からはきっと殺傷能力のある超音波が出ます(をい)。
いつもの黒装束を脱がせると、あれもいいかも、これも描きたいと、いろいろ思い描くことがあって楽しいです♪

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ハネウマライダー

80000hit_2 きょうはトーレスさんの8万ヒット記念のイラストを頂いてきたのでご披露いたします。
わーお! ハーレーでタンデムする黒医者sです。走り疲れてちょっと一服というところでしょうか。こんな格好するとお二人ともお若いですね♪ L(life)とD(death)のお揃いのペンダント。パンツの模様はキリコがドラゴン、BJが龍(…でしょうか)と、こちらもさりげなくペアルックですね。その心意気は可愛いんですが、こんな迫力のある二人がやってきたら、私は逃げます(笑)。ちらりと視線でもくれられたら、完全にビビります怖いです(笑)。「走ればそこから道になる」とのことですが、人がよけるので彼らの前には自然に道が開けるような気がします。「道をあけろーーーー!!」(by BJ from OVA)
トーレスさん、怖いほどにカッコいい迫真のイラストをありがとうございました。m(_ _)m 
そして8万ヒットおめでとうございます♪♪

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(備忘録081012)
秋晴れの一日。きょうは宍道湖岸へ行けば良い夕陽が見られるかもしれないと思っていたのだが、母のところで時間を食ってしまって日没に間に合わず。まさに、秋の陽はつるべ落とし。残念。でも5時前に宍道湖岸を通ったときには、既にたくさんの人が散策をしていた。みんな考えることは一緒だな。

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藪の中

9時前のニュースで三浦和義氏の自殺を知った。驚いた! ロス市警は何という失態を演じてしまったものか!!
しかし、一美さんが亡くなったロスで死ぬとは、因縁めいたものを感じるなぁ。もうダメだと思ったのか、何もかも厭になったのか。……強引に自分で幕を下ろしてしまうとは。真相は永遠に藪の中だ。
ネットでニュース収集中のため、記事はお休みします。

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太陽の匂い

『上地雄輔物語』(上地雄輔著)読了。

--笑えて泣けて元気になる、上地さんとこの「ゆうチャン」物語。ブログも大人気の俳優・上地雄輔の初のフォト&エッセイ。--

だいたい毎日この人のブログはチェックしているのだが、その雰囲気をそのまま本に持ち込んだ感じの一冊。ブログの記事そのまんまという文章も、もしかしたらあるかもしれない。

文章自体が上手いかどうかはわからない。しかし飾らない短いセンテンスの積み重ねで、彼の思いが直接こちらの心に響く感じが心地よい。彼は「キャッチボール」と呼んでいるが、彼の紡ぐ言葉によって向こうとこちらの間に何か交流ができているような感覚が確かにある。確実に言葉が届いている。上手いかどうかはやっぱりわからないが、良い文章であることは間違いないと思う。

本当に飾りっ気のない素直な文章……いや、たぶん人柄がそうなのだろう。イケメンなのだが、不思議とこの人からは「男」を感じない。まったく感じない。たとえ目の前にいたとしても全然ときめかないと思う(ごめん)。なんか……少年のまんまという感じがする。膝小僧に大きなカサブタが無いことのほうが不思議に思えてくるような人だ。誰もがいつの間にか失くしてしまったモノを、ずっと大切に持ち続けている稀有な人ではないかと思う。都会の人間のはずなのに、太陽の匂いのする人。そんな感じ。

「おバカキャラ」というイメージはここにはない。そんなマスコミの戦略に踊らされずに、この身に鎧のようにこびりついている余分なものをこそげ落として一番柔らかい部分で読むと、「うんうん」と共感できることが多い。あまりにもミーハーだと思われそうで今まで躊躇していたのだが、読んでよかったと思った一冊。

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世界大恐慌とUFOと

学生時代に習った世界史で、1929年といえば「世界大恐慌」と馬鹿の一つ覚えのように覚えたものだが、それが実際どんなものであるのかはついぞ知らぬままこの歳まできた。しかし麻生首相の言によれば、まさに今がそれに匹敵するような経済金融の状態であるらしい。NHKの9時のニュースでは、外資系金融会社の社員がリストラに遭い就職先を探しているという話が紹介されていた。それくらい不況だということなんだろうが、これらの社員はこれまで年収が3000万から4000万だったというのだから、下層階級の庶民としては同情する気もさらさら起こらぬ。

株だの金融だのにはまったくの素人ではあるが、しかしいずれは我らにもその波は及んでくるであろうことは想像に難くない。更に言えば不況の波というのは経済的に弱い者から順にさらっていくわけで、そうなれば私が路頭に迷う日もそう遠いことではないと思われるのである。

まあ不安と言えば不安だが、こんなものはなるようにしかならないし、世界大恐慌というものをこの目で見られるチャンスだと思えばそれも良いかと思ったり。この世は金で動いているわけじゃない。年収3000万の人間が突然年収0になろうが、外界はそんなことまったく関係なしに動いている。夏は秋になり、柿は色づき、金木犀は毎年変わらぬ芳香を放っている。人間本位の思惑の中で、それがたまたま上手くいかないでジタバタしているだけじゃないか。人間生活に便利なものだから「お金」というものを便宜上使っているだけであって、それに振り回されてどうする。

未来を不安がるよりも、だ。10月14日から3日間(諸説あり)、地球にUFOが来るという噂があるのだが、それを信じるほうが楽しい。なんでも全長3200㎞という超巨大なものだけれども、決して攻撃などしてはいけないのだそうだ。一説には、いまの全世界をとりまく不安を取り除くきっかけになるとのこと。こういうことは積極的に信じたい人間なので、どこから出た話なのかとか、信憑性などは敢えて調べようとは思わない。本当に来ると良いな~♪

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痛い

きのう夫が鯛(40㎝級)とハマチとカマスを釣ってきた。夕食には間に合わなかったので今日さばいたのだが、鯛をおろすときに、左手の親指を怪我した。せいぜい長さ1㎝ほどの切り傷だが、なかなか血が止まらなくて困った。やっぱり包丁を研いでから始めるべきだったなぁ。切れ味の良い包丁だと不思議と怪我をしないものだ。なまくらな出刃包丁で怪我したの、これで二度目だ。そろそろ学習しようね、わかばちゃん。

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『陰陽師 瀧夜叉姫』

『陰陽師 瀧夜叉姫 上・下』(夢枕獏著)読了。シリーズ中、最も長編だが、テンポよく一気に読める。

いつも御伽噺を読むような感覚で読んでいるこのシリーズだが、今回は歴史上の一大事件に題材をとってある。ネタばれになるけれども、ここまでは書いてもよかろう、……平将門の乱の後日譚である。

いつもより源博雅の影が薄いような気がしたが、その代わりに活躍(?)するのが蘆屋道満。傍観者を気取りながらも要所要所に現れて緊迫感を高めてくれる。喰えない爺さんだ。ラストにはなかなかのアクションも見せてくれた。

呪、術、怨念、法力……、晴明をはじめとして何人ものエスパー達が入り乱れて戦う結末はドラマチックで、且つ一抹の哀しみを漂わせる。将門と俵藤太の一騎打ちは見ものであった。

「将門!」
藤太が叫ぶ。
将門が振り返る。
「おもしろかったなあ、藤太----」

このあたり、じわりと来るものがあった。

さてさて、平将門といえば祟りをなす怨霊であるという言い伝えが根強いが、私は1976年の大河ドラマ『風と雲と虹と』で加藤剛演じる将門を観ているので、怨霊というイメージと結びつかない。なにしろ加藤将門は「友よ風のように駆けたくないか」と爽やかに主題歌まで歌っていたのだ(試聴はこちらの16曲目。思わず笑うよ。でも全曲聴くと良い歌です)。盟友・藤原純友には先日亡くなった緒形拳、俵藤太に露口茂、興世王に米倉斉加年、貴子姫に吉永小百合等々、錚々たる出演者だった。でも一番印象に残っているのは草刈正雄。「風」とか名乗っていつもカッコつけて出ていたが、観ているこっちが気恥ずかしくなってね……(笑)。

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「悪」標準装備

そろそろノーベル賞の受賞者が決まる季節となった。村上春樹は文学賞を取れるかな?

さて、無免許医であるところのBJ先生だが、ノーベル(生理学・医学)賞には2回関与している。「ナダレ」では大江戸博士の「大脳組織のD・O効果の発見」での鹿による動物実験を可能にし、「きたるべきチャンス」では綿引博士の食道癌を手術して、博士が癌の特効薬を開発するのを間接的に支援した。現実世界においては生理学・医学分野での日本人初のノーベル賞受賞者は1987年の利根川進だが、『BJ』界においてはそれ以前に2人の受賞者を輩出していることになる。それも2人ともBJの力があってこそだ。

きょうはその中の「きたるべきチャンス」を取り上げてみる。

BJを訪ねてきた若い女医。食道癌になった彼女の兄を手術してくれと言う。往診に行くとそこはかなり大きな病院。同じく医者である彼女の兄が病床に臥しているが、あと10日ももたない危険な状態である。しかしどうやら兄は手術を拒んでいる様子。彼女が提示した10万クローナの手術代とBJが要求する15万クローナで折り合いが付かず、いったん帰宅したBJは、あの患者の顔には見覚えがある、と新聞記事のスクラップを繰る。すると、「ガン特効薬ポリサチニン」を開発してつい最近ノーベル賞を受賞した綿引博士と判明。10万クローナというのはノーベル賞の賞金だったのである。そこへ妹(十枝子)から電話があり、兄の希望で手術は断ると返事がきた。受話器を置き、何やら思案し、ニヤッと笑ってA新聞社に電話をかけるBJ。「綿引博士は食道ガンだよ。ガンの特効薬というポリサチニンもきかなかったんだ。フフフフ……。おもしろい特ダネだろ」。

新聞やテレビは大騒ぎ。十枝子はノーベル賞は辞退したと記者会見する。博士の病室を訪れたBJに、博士は花瓶の水とともに恨みつらみの言葉を浴びせかける。「私にもメンツがあった…ノーベル賞受賞者としてのメンツだっ」。そして病状が急激に悪化して倒れる。もう10万クローナ払えないから手術は断ると言う十枝子。しかしBJは言う。「なぜ払えないんです。にいさんが助かりゃいずれ払えるじゃないか」。そして十枝子が助手について手術は成功する。

1年後、綿引博士はポリサチニンを更に改良し、ネオポリサチニンという新薬で改めてノーベル賞を受賞する。カーラジオでそのニュースを聞いたBJは綿引兄妹の病院へ直行。十枝子に歓迎されるBJだが、「手術料の請求書を渡すためでね」とすげない。しかも14万9990クローナは受賞のお祝いに贈るから、差し引き10クローナでよいと言って立ち去ろうとする。

「先生 せめて兄に会ってやってください。兄は……もうすっかり元気で…」「私はノーベル賞の人間なんか興味はないんでね」「もうお会いできないの?」「…………」

あやしいなッ!! この「…………」はあやしいなッ!! 十枝子がBJに惹かれているのは確かだが、BJの方もまんざらではないようだ。私はこの最後の意味ありげなBJと十枝子の視線の絡み合いを見るたびに、それまでのストーリーなんかどっか吹っ飛んでしまうのだが、きょうは極力そっち方面には行かないように語ってみようと思う。しかし一言だけ。「十枝子」という名前から判るように、彼女を演じているのは『人間昆虫記』の十村十枝子その人である。他人の才能を盗み、まるで昆虫が脱皮していくように次々に華麗な変身を遂げる、まぁ希代の悪女だ。翻弄される男も数知れず。「きたるべきチャンス」ではそういう悪女ぶりは一切見られず、兄を心配する健気な妹役に徹しているが、最後の最後にちょっと底力を発揮してみましたという感じかな(笑)。BQといい、十枝子といい、魔性の女にはきっちり反応するBJ先生を、私は決して嫌いではない。

さて本題。この話で印象的なのは、新聞社にタレコミする前のBJ先生の顔である。いかにも悪企みしていそうな顔でニヤッと……。解説本には「特効薬を信じた他の患者たちが裏切られることになる」から綿引博士の癌をすっぱ抜いたと書かれているが、本当にそうなんだろうか。そんな公序良俗的意識や正義感なんか欠片も持ち合わせていないような、もの凄く性悪な顔をしているぞコレ。この顔がBJシリーズ中でNo.1の「BJの悪人面」ではないかと私は思うのだが、こういう顔をたまに見せてくれるから嬉しいのだ。一見クールだが実は優しいお医者さんというような男だったら、たぶん私はここまでBJのことを好きになっていない。普段は忘れがちだけれども、この男、基本的にワルなのであって、私はそういうところも好きなのだろうと思う。

この話でも、何もそんな手段まで取る必要はないと思う。十枝子の弁によれば、ポリサチニンの効果は「予防的なもの」であって決して癌を治す薬ではないらしい。だからたとえポリサチニンの開発者である綿引博士が癌で死んだとしても、彼の研究がノーベル賞に相応しくないというわけではないし、決して不名誉なことでも恥でもない。もっとも博士本人はそれを恥だと思ってひた隠しにしているのだが、その秘密を知ったBJがそれを世間に暴露してよい理由と必要などどこを探してもない。「私ならあなたの癌を治せるかもしれない。手術が成功したら、口止め料込みで、ノーベル賞の賞金より多い15万クローナいただく。どうする?」と持ちかければよいだけの話なのだ。

似たような話で「腫瘍狩り」というのがある。白拍子医師が鳴り物入りで導入した腫瘍除去機“Cancer Hunter”は実は欠陥品だった。使い続ければ患者の自律神経がやられてしまうというのに、彼は自分のメンツに拘ってなかなか非を認めることができない。最後は結局BJが患者を救い、白拍子は器械の欠陥を認める発表を行うことになるのだが、「きたるべきチャンス」とはメンツに拘るお医者さんという共通点がある。しかし“Cancer Hunter”とは違って、別にポリサチニン自体に欠陥があるわけではないし、スクラップしてまでその記事を読んでいるBJがそのことを知らないはずはない。綿引博士をそこまで追い詰める必要は無いのだ。それなのにどうしてBJはこんな思い切った手段に打って出たのか。

解説本どおりに「特効薬を信じた他の患者たちが裏切られることになるから」という解釈は、この「ニヤッ」を見る限り、どうも違うような気がしてならない。それにポリサチニンは癌の予防には効力があるのだから、患者を裏切ることにはならないだろう。では、博士に手術を受けさせるためにはこれくらいの荒療治が必要だと思ったのか? いや、この場合、メンツを潰されたら余計に生きる気力なんか失せるだろう。たまたま博士が暴れ過ぎて急激に容態が悪化して倒れたから手術できたものの、そうでなかったらBJは金輪際手術させてもらえなかったに違いない。

理由としてただひとつ、うすらぼんやりと思うことは、ノーベル賞という権威に対する反抗ではなかったかということだ。そんな権威と命を引き換えにすることはバカらしいという真っ当な理由をつけることも可能だろうが、もっと単純に、もっと正直に、もっと醜悪に、権威の象徴となった綿引博士を引き摺り下ろしてやりたいという衝動がBJの心の中になかったと言い切れるだろうか? 最後は自分が死力を尽くして命を救ってやるにしろ、権威を地に貶めて溜飲を下げてやろうという意識はなかっただろうか? 癌の特効薬を開発してノーベル賞を受賞した男が癌に侵されて余命いくばくもない。ノーベル賞という権威には実際に人の命を救う力なんかありはしない。それを医師の免許も持たない自分が治してやる……おもしろいじゃないか。あの「ニヤッ」はそういうことを思いついた顔なんじゃないかと思うのだがどうだろう。

このエピソードは「にいさんが助かりゃいずれ払えるじゃないか」という起死回生のセリフが効いていて、BJの悪事の印象はずいぶん薄められているのだが、よくよく考えるとBJがやったことは相当にあくどい。患者は二の次で、自己満足のためだけに動いている印象がある。しかし思い通りにしてそれで気が済んだのか、あるいは綿引博士に対して少しは悪いことをしたと思ったのか、手術料は大負けに負けてわずか10クローナだ。

どんなに天才的な手腕を持っていても、無免許の彼に陽が当たることはない。自分で決めた生き方にプライドを持っていることに疑いはないが、それでも栄光のスポットライトを浴びる人々と比べて、ときどき悔しくなったりしているのではなかろうか。「誤診」のラストも私はそんなふうに見ている。

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(備忘録081005)

『陰陽師 滝夜叉姫』(夢枕獏著)読書中のため、記事はお休みします。m(_ _)m

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1年たった

父が死んでちょうど1年。暑いほどの陽気の中、伯母と兄と3人でお墓参り。

この1年、あっと言う間に時が過ぎた気がする。考えてみれば、生まれてこの方こんなに長いあいだ父と会わないでいるのは初めての経験だ。これから毎日、その最長記録を更新していくのだなぁと思う。しかし一方で、あの世で父と再会するときは日一日と近づいているのだとも思う。

近しい人がいなくなるのは、やっぱりとても悲しく寂しいことだ。自分には生きる価値があるのだろうかとか、自分が生きている意味って何なのだろうかとか、ときどき考えることもあるのだが、いま私が死んでしまったら悲しむ人が少なくとも数人はいる。その人たちを悲しませないことを自分が生きる意味の一つであると考えることも、あながち間違ってはいないような気がする。

どんなふうに生きようと私の人生に大した意味なんてないと思うけれども、この世に生まれてきたこと自体には、それだけで意味があるんじゃないかと思う。せっかくもらったこの命、大事に生きなくちゃいけないね、お父ちゃん。

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個室ビデオ店放火事件

1日に大阪で起こった放火事件の報道で、「個室ビデオ店」なるものがあることを私は生まれて初めて知った。夫に尋ねたら、知っていた。このあたりにあるかと訊いたら、ないんじゃないか、と。この事件がなかったら、私は一生知らずにいたかもしれない。

Wikipedia によると「個室ビデオとはアダルトビデオをその場で鑑賞するための風俗店のこと」とある。なるほどフーゾクにカテゴライズされる店なのか。利用時間によって料金が設定されているらしい。しかし「2000円程度の料金でおおよそ8時間は滞在出来る」ナイトコースというのがあって、終電に乗り遅れた人たちがカプセルホテル代わりに宿泊施設として利用するケースも多いようだ。シャワーが設置されているというのも頷ける。

だが法的にはホテルではないため、旅館業法の規制対象にはならない。それを理由に、防火・非難設備の不備等に関して、経営者が確信犯的に目を瞑っていることは想像に難くない。

亡くなられた方々はお気の毒だと思うし、ご冥福をお祈りしたい。その一方で、自分の身は自分で守るしかないという現実を常に忘れてはならないと思った次第。

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永遠の少女マンガ

「永遠の少女マンガベスト100 ★1992年版」という記事を見ていた。懐かしいな~。

1992年というと私はもう結婚していてマンガとも縁が切れて久しいころなのだが、ランクインしている作品は高校生頃に読んでいた作品が多くて、いやもう本当に懐かしい。『ポーの一族』『日出処の天子』『ベルサイユのばら』というTOP3は誰しも納得のいくところだろう。吉田秋生の『カリフォルニア物語』がランクインしていないのがちょいと不満だが。

対する「2008年版」がこちら。わ~、ほとんど知らない……。1位は『のだめカンタービレ』。ドラマはちょっと観たが原作は読んでない。う~ん、気分は浦島太郎だ。

30代以降に読んだマンガの中で印象に残っているのは『風翔ける国のシイちゃん』。魔法が使えるシイちゃんという小さなプリンセスが引き起こす出来事を描くほのぼのメルヘン。風伯だの雷公だの雨師だのをびくびくしながら呼び出すシイちゃんとその召使の少年が可愛くてね。しかしこれがどこを探しても見つからない。縁があればまた読める日もあるだろう。

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破壊願望(メモ)

某さまのところで「一度くらい皿をぶん投げる八つ当たりというものをしてみたい」というのに賛同したら、お金を出せばそういうことをやらせてくれるところもあるようだという情報を得た。思わず笑ったが、なるほど商売として成り立つかもしれないとも思う。私はしないけど。

人には破壊願望がある。ムシャクシャしているときに皿をぶん投げて、それが派手な音とともに木っ端微塵になるのを見たらスッキリするかもしれないというのは、容易に想像できる。冬の朝、まだ誰も踏んでいない真っ白な処女雪を最初に自分が踏みしめるときの、あのなんとも言えない高揚した罪悪感も、それに通じるものかもしれない。

あるいは、何故「ゴジラ」は人気があるのかを考えてもよい。ヤツは破壊行動しかしない。高層ビルをなぎ倒し高圧電線を引きちぎりながら進む。なんとか止めようとする人間の行為など簡単に粉砕する。面白いのは、観客は人間がゴジラに勝つことなんか期待していないということだ。人間が営々として築き上げてきた都市がめちゃくちゃに破壊され荒らされる、ただそれだけを観るために映画館へ足を運ぶ。

あるいは、お札を燃やすという行為。ちょうどいま竹熊健太郎氏のブログ(興味のある方は「たけくまメモ」で検索プリーズ)で様々に議論されている問題なのだが、ちなみにこれ、自分が所有しているお札なら燃やしても罪にはならない。貨幣損傷等取締法は「硬貨」にのみ当てはまり「紙幣」には適用されないからで(『BJ』で1000万円を燃やした馮二斉はセーフである)、だからこれは法律上の問題ではなくて、芸術性とか社会的主張、あるいは価値観の問題として、かのブログでは議論されている。

要らない紙くずを燃やしたとき破壊願望が満たされるかといえば、答えはNOだ。ゴミがなくなったという意味で爽快感はあるかもしれないが、紙くずを破壊してやったという捉え方はおそらくしない。ところが同じ紙でもお札となると、たいていの人は燃やすことを躊躇するだろう。価値が違うからだ。自分が価値があると認めたものを破壊してこそ、破壊願望は満たされる。

また、実際に破壊行動に至るか想像内で納まるかの違いは大きいと思うけれども、たとえば梶井基次郎の『檸檬』にあるように、想像内で十分なカタルシスを得られる場合だってある。たいていの人間は想像内で納めているのではないかな。

人はなぜ破壊したいのか。おそらくその先に「再生」を願うからだと思うのは楽天的発想だろうか。しりあがり寿の『ジャカランダ』を読んだときに強くそう思ったのだが。都市が破壊されればまた新しい都市を再生させようとする。またそういう目に見えるものだけではなくて、ムシャクシャした気分を仮託した皿を割ることによってムシャクシャしていた自分そのものを破壊し、新たな自分を再生させようとする。破壊というのは再生のための儀式ではないかと思う。

……破壊→再生→破壊→再生……このエンドレスの循環の中で「破壊→再生」の部分を意識するか、「再生→破壊」の部分を意識するか、二通りの人間がいるかもしれない。破壊するために創造するのだという極論も存在するだろう。創造、再生できるものならまだ良い。取り返しのつかないものを破壊することだけは自重しなくてはならないと思う。その最たるものが、命だ。

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