« ハングル | トップページ | 『MW 第0章』 »

『BJ』あれこれメモ

月曜日は『BJ』語り。きょうは取りとめもなく思いついたことをメモ書き。

・軍艦島と要塞島
いささか旧聞だけれども、4月22日に長崎市沖の端島(通称・軍艦島)への再上陸が解禁された。かつては炭鉱の島として栄えたが、1974年の閉山に伴って無人島となっていた島である。現在は「世界遺産」への登録を目指しているとも聞く。
それで思い出したのだが、この島は『BJ』112話「望郷」(1976年)に出てくる猫生島(通称・要塞島)のモデルに間違いないと思う。島の形や海上から見た様子が酷似しており(Wikipediaに写真があったので確認した)、当時無人島だった史実にも合う。一方は炭鉱閉山で、もう一方は公害問題でと、島が見捨てられた理由は違うが、今回改めて「望郷」を読んで、故郷を捨てねばならなかった人々の気持ちに思いを馳せた。軍艦島にもきっとヤケッパチのような望郷の念を抱く人達がいるに違いない。

・テレビ出演
BJ先生は映画には出演したことがある……顔は出ていないけれど(「フィルムは二つあった」)。ではテレビに出たことはあるのだろうか。「黒潮号メモ」の冒頭、六久(ロック)の冒険の始まりがテレビ中継されているところにBJ先生が乱入しているので、もしかしたら映ったかもしれないが、確認はできない。確実に映っているのは「三者三様」。ガス爆発の怪我人が運ばれるのを見ている先生が画面に見える。

・手相
Photo少年チャンピオン・コミックスの第8巻の表紙で、BJ先生の左手の手相がわかる。大きな特徴は、感情線と頭脳線とが1本になっていること。これを「枡掛け(ますかけ)」と呼ぶらしい。そこで枡掛線を調べてみると……。「この相をもつ人は、たいてい孤独な一面をもつ人です。…(中略)…また世間一般の成功や出世などという問題に関しても、全然無関心であるか、反対に強い執着をもつか、そのいずれかであって、中間というものがありません。だからこの相の人は、大成功するか、社会から落伍するかのどちらかであって、この相に良い運命線か太陽線を伴う場合は、たいていは大成功するが、運命線も太陽線も伴わぬ場合は人生の敗残者に終るというのが、この相の通念です」とある。どことなく当たっているような気がする。いずれにせよイチかバチかの人生のようだ。BJ先生はくっきりした運命線もお持ちのようなので、たぶん大成功するほうなのではないかと思うのだが、どなたか手相に詳しい方はいらっしゃらないだろうか。

・筆跡
BJ先生の筆跡は、あのメキシコのひょうたん人形に見ることができる(「研修医たち」)し、「黒潮号メモ」のラストでフィリピン人夫婦に残した手紙(日本語で書いても彼らには読めないと思うが)でもはっきりわかる。数字なら「ピノコ還る」でお金の勘定をしているシーンに見える。あとは、「刻印」での間久部の指の骨に書いたサイン(これはもう見ることはできないか……)とか、「一ぴきだけの丘」で切った小切手とか、「ダーティー・ジャック」で書いたメモ書きとかに残されているはずだ。言うまでもないが、BJ先生の筆跡は手塚治虫の筆跡にそっくりである(笑)。印象としては、太い線でグリグリとはっきりくっきりした字を書きそうだ。

・暗号
Photo_2ただひとつ自由にできる呼吸を使ってなんとか意思を伝えようとしたのは「信号」の患者だが、「幸運な男」の扉絵に簡単な暗号もどきが1つある。
ピノコ「CAOBRCED KEOFNDHOINJOK OLPMENNOOP RQERNSSTHUUV?
BJ「SAOBDCAD!
赤字だけ拾って読むと、
ピノコ「CORE KONDONO OPENO RENSHU?(これ今度のオペの練習?)」
BJ「SODA!(そうだ!)」
となる。間にアルファベットを順番に入れていったものだが「G」が抜けているのがご愛嬌。それにしても、キュウリを刻んでオペの練習なんて……。

|

« ハングル | トップページ | 『MW 第0章』 »

「ブラック・ジャック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/141713/30340712

この記事へのトラックバック一覧です: 『BJ』あれこれメモ:

« ハングル | トップページ | 『MW 第0章』 »