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We love B・J forever!!

夕方、コンビニで「週刊少年チャンピオン 48号」をゲット。BJ先生が描かれた表紙を見た途端、懐かしさに涙が出そうになった。いや、BJ先生なら毎日何らかの形でお目にかかっている。懐かしいというのは、そのシチュエーションだ。暮れていく街、買い物客で賑わう店内、雑誌コーナーで立ち読みする男の子たちの隙間から手を伸ばし「少チャン」を手に取る感覚。35年前と同じだ。これがいつものようにアイドルが表紙になっていたら感激も半減しただろうが、ちゃんとBJ先生なんだもの~。感涙モノだ。ちなみに「少チャン」は1冊しか残っていなかった。あぶないあぶない。

私にとって『BJ』は店頭で立って読むのが正式な作法だ。よって、きょうもオールカラーで再現された第1話「医者はどこだ!」をきちんと立ち読みした。「少チャン」本誌に掲載されている『BJ』を立ち読み! もうこんなことは二度とできないと思っていたことをさせてもらった。欲を言えば、中学高校時代にいつも立ち読みしていたスーパーでやりたかったのだが、そのスーパーは数年前になくなってしまったのが残念だ。

昔なら読み終わったのを元に戻して家路についたところを、きょうはそのまま持ってレジに向かい購入する。幸せな気分で帰宅して、じっくり熟読(『BJ』特集の部分だけだけど)。「全連載作家が愛を込めて描く、24人の『ブラック・ジャック』イラストコレクション!!」で水島新司が描いているBJに心トキメク。上手い! 可愛い! さすがだ! 「わたしとブラック・ジャック」で、11人の漫画家がやはりBJを描いているが、そこではちばてつやと山上たつひこのBJにグッときた。私はやっぱりこの時代の絵柄が一番好きなのだ、と再確認。1本の線に力がある。画面構成にメリハリが効いている。いまのマンガは人物も背景も描き込みすぎていて煩い感じがしてならない。

「ブラック・ジャック制作秘話」では、もうすぐ描き上がる作品の出来が気に入らず、たった8時間で再度20ページの新しいストーリーを描いたという、あの有名な逸話が描かれていた。それでなくても締め切りはとっくに過ぎていたのだから、編集者のストレスはいかばかりであったかと思う。柱に穴も開けたくなろうというものだ。手塚先生を信頼して待つ壁村耐三編集長の漢気が良い。この編集長であったればこそ「少チャン」は黄金時代を築けたのだろう。しかしそれ以上に手塚先生の執念というか、より完成度の高い作品を生み出そうとする意欲に頭が下がる。いや~、すごいドラマだ。

ところで、この、手塚先生が8時間で描いたエピソードはどれなのだろう? 1977年8月の出来事だというから、「猫上家の人々(1977/8/22号)」「六等星(8/29号)」「アヴィナの島(9/5号)」「キモダメシ(9/12号)」の4編が時間的に合う。私のカンでは「キモダメシ」なのだが、さてどうかな?

そしてそして「BJ 10大 名シーン」。「ときには真珠のように」「ちぢむ!!」「ふたりの黒い医者」のラストシーンがBEST3というのは、頷けるところだ。「めぐり会い」でのめぐみさんとのキスシーンが7位、「宝島」のラストシーンが10位というのも納得だ。私なら他に何を選ぶかな。「六等星」と「勘当息子」は入れたいところだ。

最後に「医者はどこだ!」のラストページのハシラを比べてみる。
初出時:『正体不明の医者、ブラック・ジャックとは何者なのか。奇跡を生み、人を救うB・ジャックとは!?』
今回:『天才外科医、ブラック・ジャック!! 奇跡を生み、人を救うその姿は時代を越えてなお輝く。』
ちゃんと同じフレーズが使われているのが嬉しいね♪

「ブラック・ジャック制作秘話」が続くので、来週も買わねば!

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