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2010年3月

(備忘録100331)

きょうはバタバタとして忙しい一日でした。記事はお休みします。
頂戴しているありがたきコメントへのお返事も明日にさせていただきます。まことにすみません。m(_ _)m

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Rock

きょうはジェフ・ベックの新譜『エモーション・アンド・コモーション』を買いに行ったら、品切れだった。あんまり大きなお店じゃなかったから仕方ないと諦めて帰ったのだが、なんと「発売初週オリコン・ランキング4/5付でトップ10に入る」くらいの人気作品だったらしい。

嬉しいねぇ。素晴らしいねぇ。65歳を越えて現役バリバリのロックギタリストだなんて、カッコいいやねぇ。私が聴いていたのは『ブロウ・バイ・ブロウ』(1975)から『ゼア・アンド・バック』(1980)くらいまで。友人達とエリック・クラプトンとどっちがいいかなんてことを語り合ったものだ(勉強もせずに。ギターも弾けないくせに。笑)。

当時はロックと名がつけばベイ・シティ・ローラーズからジェフ・ベックまで何でも聴いていた。「今度のベイ・シティ・ローラーズの新曲、いいね」と言えば、「あれはもともとクリームの曲だからね」なんてことを誰かが知っていた(←ちなみにこれは「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」のこと)。いまのようにネットがあるわけじゃない。こんな田舎ではプロモーション・ヴィデオなんて観る機会もない。すべてはロック専門雑誌とラジオ放送から得た情報だった。

あんなにのめり込んで真剣に音楽を聴いていた時代を愛おしく思う。もう帰れない遠い日だと思っていたのだが、いやいや、ジェフ・ベックはいまでもこんなに頑張っているじゃないか! 今年はELPも最後の(?)コンサートをやるではないか! ロックを聴いて培ったあのとんがった感覚を呼び覚ますことだってできるかもしれない。まったりしてぬるま湯に浸かったような、妙に物分かりのいい大人になってたまるか!と思うとき、聴きたくなるのはやっぱりロックなのである。

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口調バトン

きょうこそは頑張って回答します! でも「口調バトン」ではなくて「なりきりバトン」になってしまいました(汗)。雪乃さん、どうかご勘弁を。m(_ _)m
また、本来はサイトの管理人さんのお名前を挙げるバトンと思われますが、これも変えてしまいました。平にお許しを~。m(_ _)m
もう、なんだかんだで四方八方にごめんなさ~い。m(_ _;)m

 【 口調バトン 】 

☆ルール☆
バトンを回したらその人に知らせる  
五日以内に書くこと
五日以内に書かなければ罰ゲームあり
回した人はその人がルールを守られているかチェックしてください。

設定:如月めぐみ

★名前は?

如月恵です。

★バトンを回す人を5人決めて♪

・ブラック・ジャック先生
・辰巳先生
・手塚先生
・ピノコちゃん
・鈴木このみ先生

★上記の人とはどんなきっかけで知り合った?

ブラック・ジャック先生と辰巳先生と手塚先生は、医局の先輩です。ピノコちゃんは、ブラック・ジャック先生が横浜に連れてきていらっしゃったのでそのときに出会いました。最初は先生のお嬢さんかと思いました。鈴木このみ先生は『ブラック・ジャック』を読んで知りました。

★上記の中で一番に知り合った方は?

新入局のときにブラック・ジャック先生と辰巳先生にお会いしましたが、ブラック・ジャック先生のお噂は以前から聞いていましたよ。

★5人のいいところを書いてください

・ブラック・ジャック先生
書き始めるととめどもなくなってしまうのですが。天才で素晴らしい腕の外科医でいらっしゃいます。冷たそうで人を寄せ付けない雰囲気をお持ちですが、本当はとても暖かい方です。餌をやりながらうさぎと話しておられるのを聞いたことがあります。そして……、私を愛してくださった方なのです。

・辰巳先生
親切で優しくて真っ直ぐな熱血漢です。下級生にも人気がありましたね。

・手塚先生
えーと、お鼻の大きな先生です。

・ピノコちゃん
あのブラック・ジャック先生が唯一助手として認めた人だというのが素晴らしいです。でも、ブラック・ジャック先生との関係が私には今ひとつよくわかりません。「おくたん」って何語ですか?

・鈴木このみ先生
ブラック・ジャック先生が愛された方……。外科医としても優秀ですし、とてもお綺麗な方ですわ。

★5人のいいところイメージできる動物を書いてください

・ブラック・ジャック先生 … シェパード 
・辰巳先生 … 柴犬
・手塚先生 … ヒョウタンツギ
・ピノコちゃん … うさぎ
・鈴木このみ先生 … ライオン

★5人を色でたとえると?

・ブラック・ジャック先生 … 黒
・辰巳先生 … 赤 
・手塚先生 … 青
・ピノコちゃん … ピンク
・鈴木このみ先生 … ゴールド

★罰ゲームを決めてください♪

罰ゲームなんて決められませんよ。

★その5人の共通点は?

『ブラック・ジャック』の登場人物です。

★5人は自分のことをどう思ってる?

・ブラック・ジャック先生 … さあ……。どう思ってくださってるんでしょう? 私にもわかりません。知りたいけれど、知るのは怖いような……。 
・辰巳先生 … 大学の後輩。
・手塚先生 … 医局の後輩。
・ピノコちゃん … ブラック・ジャック先生の昔の恋人の兄。
・鈴木このみ先生 … たぶん私のことはご存知ないでしょう。

★この5人と今後どうしていきたい?

いつかまたお会いできる日があればと祈っています。

★5人と喧嘩したことある?

ありません。

★指定(口調)

では 

・ブラック・ジャック先生 … ピノコちゃん
・辰巳先生 … ブラック・ジャック先生
・手塚先生 … 和登さん
・ピノコちゃん … 琵琶丸さん
・鈴木このみ先生 … ばるぼらさん

……でお願いします。

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…ということでいかがでしょうか、雪乃さん。精一杯、真面目で天然でおっとりしているめぐみさんになろうとしてみましたが……。お優しい雪乃さんなら「これのどこが如月めぐみじゃい?!」なんてきっとおっしゃらないことを祈りつつ(遁走)。

あ、それから、バトンでは私の動物イメージを「ミネルヴァの梟 (知性)」、色イメージを「青」とお答えくださり恐縮いたしました(こんな何年も同じことやってるアホなのに…汗)。フクロウも青い色も大好きです。ありがとうございます。雪乃さんのイメージはやっぱり強靭なバネを持って華麗に跳躍する「鹿」です♪

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(備忘録100328)

読書中につき、本日の記事はお休みします。m(_ _)m

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傾国の美女

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏著)の巻ノ三、四を買ってきた。読む前に、巻ノ二に取り上げられていた楊貴妃のことについて調べてみようと思い、ネットを漁る。

楊貴妃(中国語読みなら「ヤングイフェ」)、言わずと知れた世界三大美女の一人であり、唐の玄宗皇帝に寵愛された傾国の美女である。安禄山が起こした安史の乱で洛陽が陥落した折、玄宗は長安を抜け出し蜀へ落ち延びようとする。楊貴妃もこれに従ったが、馬嵬駅まで来たとき将士たちは楊貴妃の殺害を要求。玄宗も庇いきれず、ここに38歳で縊死したという。

ところが、歴史上の人気者にはよくある「実はそのとき死んではいなかった」という類の伝が楊貴妃にもあって、『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』でもその件に安倍仲麻呂が絡んで……という展開になっているのだ。

白居易の『長恨歌』でも
 忽聞海上有仙山 山在虚無縹緲間
 樓閣玲瓏五雲起 其中綽約多仙子
 中有一人字太真 雪膚花貌參差是
とあるように、楊貴妃(太真)は海上の仙山で仙女となって生きていることになっている。ちなみに『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』には白居易も準主役級で登場している。

実は楊貴妃は日本に来ていたというのが、山口県長門市油谷向津具(むかつく)に残る伝説。楊貴妃の墓として五輪塔が建てられ、また二尊院のご本尊は玄宗皇帝が楊貴妃の死をいたんで贈ったものだという。真偽のほどは定かでないが、生きていてほしい、死なせるには惜しいと思う人々の心が生み出した伝説だとすれば、楊貴妃も浮かばれよう。

いったいどんな容貌だったのか。京都市泉湧寺の聖観音像は「像容の美しさから、玄宗皇帝が亡き楊貴妃の冥福を祈って造顕された像との伝承を生み、楊貴妃観音と呼ばれて来た」というが、うむ、確かに美しい。

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新入社員

今年の新入社員は、親密になる直前まで心の「バー」がなかなか開かない「ETC型」――なのだそうだ。日本生産性本部が発表した、今年4月に入社する新入社員の特徴である。「厳しい就職戦線をくぐり抜けており、情報収集に必要な携帯電話の操作などはうまい。効率を重視する一方で、人とのコミュニケーションが苦手な面があるという。」

こちらに1973年以降の命名の一覧がある。いずれもその当時に流行したものを取り入れて説明してあるようだが、書かれている内容はあまり変わらないように思える。私が社会に出たのは昭和57年だが、「瞬間湯沸かし器型:新式と旧式の二種類存在し、反応・熱意が正反対」とわかっても、あまり当時の上司の役に立ったとも思われない(笑)。ただこの年はいわゆる「新人類」が社会に出た年で、私は生まれ年では新人類だが学年でいえば「旧人類」になる。新式と旧式というのはおそらくそのあたりのことを言ったものだろう。

いずれの時代でも上司が新入社員の育成に手を焼くのは変わらないのだろうが、平成15年あたりからちょっと様相が変わってくる。生まれたときから情報化社会で育った新人を、上司が使いこなすのが難しくなっているような様子が垣間見える。そして今年が「親密になる直前まで心の「バー」がなかなか開かない」である。

この変化はわかるような気がする。彼らの中ではリア(現実社会)とIT(ネット、ケータイ、ゲーム等々)によるヴァーチャルの世界が両立しているのだ。リアで煩わしい思いをしてまで生身の人間と親しくなる必要なんか感じないに違いない。「個」でありつつ、必要なときにIT技術を駆使して人と触れ合えばよいのだから。

私の同世代を「新人類」と呼んだのは早計だったと思う。IT技術によって新しい価値観や人生観を創出しつつある最近の若者をこそ「新人類」と呼ぶべきだ。いまの時代を生きるにはIT技術を使いこなすことは必須条件なのかもしれないが、IT技術がなくては生きていかれないとしたら……、これは人類の「退化」と呼ぶべきものではないのかと憂えたりもする。

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卒業式

ニコタでできた我が娘が、本日小学校を卒業した。卒業式にとても感動したという。どうかその感動をいつまでも忘れずに、新しい一歩を踏み出してほしいと願う。

おめでとう♪

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Viewimage100325本日のニコタのわかばさん。
お部屋を図書館に大改造しました。

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真っ正直な敗者の弁

昨日の高校野球、地元代表の開星高校が負けたことをお昼のニュースで知ったくらいに無関心な私であるが、監督の発言がその後なにやら物議を醸しているそうで。

「21世紀枠のチームに負けたのは末代までの恥。こんな恥をかくことは2度としたくない。野球の話ももうしたくない」云々。

たしかに言わずもがなの発言であったとは思うが、そんなにマスコミに叩かれたり相手高校に謝罪に行くほどのことだろうかと思う。相手高校の選手たちははたしてこの発言を聞いて傷ついたりするもんだろうかね? 私なら「へへ~ん、なんとでも言いなさい。僕らは勝っちゃったんだもんね♪」と思う。 

もしも試合に勝って「21世紀枠のチームに負けたのでは末代までの恥」と言ったのならば、たしかに相手高校をバカにした言葉であろうと思う。でもなにしろ負けているのだからサ。意気込んで臨んだ試合に負けてしまった悔しい本心の吐露として、勝者もマスコミももっと大らかに受け止めるべきなんじゃないかと思うのだが。反省して謝罪した人を寄ってたかって叩くのは、調子に乗ったイジメにしか見えない。

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(備忘録100323)

以前働いていた図書館の上司から電話があった。市内にある私設図書館で働いてみないかというお話。購入する図書の選択から経理から貸し出しから、すべてをこなさなくてはならないようで、ちとビビる。週に4日ほど出ればよいらしいが、病院通いに支障が出るようでは困るしなぁ。とりあえず見学に行くことにして、しばらく悩もうと思う。

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バトンを落っことしそう……

桜雪乃さんより【 口調バトン 】というバトンを頂戴しました。しかしこれが実に超難題でして……。

五日以内に書かないと「依頼キャンセル料として5000万円」という罰ゲームがあるので、ずっと見ていないフリをしていました(をいをい)。だって何が難しいといって、設定が「如月めぐみ」なんですよぅ(泣)。めぐみさんの口調って、何か特徴がありましたっけ?(泣)

「めぐり会い」と「海は恋のかおり」と「人生という名のSL」を必死に読み返しました。3作中、めぐみさんが言葉を交わしている人間はたった3人しかいません。BJとピノコと船の事務長です。「海は恋のかおり」に出てくる船員の少年とは、実際にどんな口調で話していたのかまでは描かれていません。また、事務長とピノコに対しては「如月めぐみ」ではなく「如月恵」として接しているので、これもまた厳密に言えば条件に合わなくなってしまいます。結局、めぐみさんとお話ししているのはBJ先生だけなんですよね。う~ん、めぐみさんの口調って、どんなんでしょう?

口癖とか目立った特徴は見つかりません。ただ非常に丁寧な礼儀正しい口調であることは間違いありません。BJ先生には無論ですが、ピノコに対しても初めは「ですます」調です。それに、どこか天然でおっとりしたところが感じられます。なにしろピノコのような幼い女の子に対して、自分の過去の恋愛話を真剣に誠実に語っているのですから。育ちの良いお嬢さん、という感じを受けます。私はBQにも育ちの良さを感じるのですが、BQがちょいとわがままで積極的なのに比べて、めぐみさんは真っすぐだけれど一歩控えていて、しかも自分が一歩控えていることにさえ気づいていないようなおおらかなところがあるように思います。医局でも、BJ先生のほかにもめぐみさんのことを好きな医局員はたくさんいてアプローチをかけられていたのかもしれませんが、それにも気づいていなかったかもしれません(笑)。やっぱりめぐみさんはどこかに天然の匂いがします、いつも傘忘れるし(笑)。

でも、それだからこそ、強い人でもあるんですよね。思い込んだら周りの雑音に惑わされることなく一途にひたむきに一歩ずつ進んでいける、逆境に強い人のような気がします。新しい環境にも飛び込んでいける。どちらかといえば、BQのほうが保守的ですよね。

……と、脱線しまくりですね(汗)。口調の特徴が見つからない以上、めぐみさんのつもりになって答えるしかありません。どこまでめぐみさんに迫れるか、頑張って答えてみたいと思います。キーワードは、素直、真っすぐ、天然、おっとり、です。

  ・
  ・
  ・

……だめだ~。1時間頑張って考えてみましたが、全然めぐみさんにならない~。育ちが良くならない~(墓穴)。

ちょ、もうちょっと考えさせてください、雪乃さん。5000万円、5円にまけてくだされ~!!
m(_ _;)m

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春の嵐

お昼頃、ニコッとタウンで、たまたま北海道旭川の男性と話をした。そのとき台風のような風が吹いていると言っておられた。建物がミシミシいっている、旭川には台風は来ないのでこんな風は初めての経験だ、北海道の建物は雪には強いが風には弱いと。「チーム森田の“天気で斬る!”」によれば「旭川では台風の時にも吹かないような、32.5メートル(南南西)を記録しました」とある、まさにそんなときに現地の方とお話をしていたわけで、なんとも奇遇なことであった。大きな被害がなければよいのだが。

昨日今日と吹き荒れた春の嵐は、急速に発達する通称「爆弾低気圧」が日本付近を通過したことが原因だったようだ。「朝鮮半島の東に位置していた20日午後3時には中心気圧が992ヘクト・パスカルだったが、21日午後3時には966ヘクト・パスカルと、24時間で26ヘクト・パスカルも気圧が低下した」とある。

春はけっこう風が強い季節ではあるけれども、今回の春の嵐には大規模な黄砂までもがおまけに付いてきたからたまらない。春がすみだなどとノホホンとしていられないほどの黄砂で、街行く車がみんな砂まみれになっている。ガソリンスタンドの洗車場はどこも長蛇の列で、きょうの洗車は諦めた。また、花粉も相当飛び散っていたようで、花粉症の皆さまにはお見舞いを申し上げる。

せっかくの連休が大風のせいで台無しになった感があるが、お彼岸の墓参りは済ませたし、こんなときはお家でネット三昧に過ごすのがよいのかもしれない。

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6億円あったら

最近のハマりもの……森三中のキャッツアイ。(^m^)ぷ

原作の颯爽とした姿とはかけ離れたモソモソした動きがなんだかもうツボにはまって抜け出せない(笑)。しかし、最高6億円も当たる宝くじがあるとは知らなかった。切手シートさえ当たらない私とは無縁の世界だ……(遠い目)。

もしも6億円あったら、私設の小さな図書館を作る。本好き達が集って、あの本が面白かったとかこの本にはこの曲が似合うとか、いろんな話ができるスペースを作りたい。普通の公立図書館というのは本と利用者を結びつけることはできても、利用者同士を結びつけることはなかなか難しい。利用者の閲覧履歴とか個人情報は秘すべきものであるし、そもそも静粛を旨とする施設であるから、それは仕方のないことなのだけれども。

でも、たとえば1冊の本を媒介にして、様々な仕事の人たち、様々な人生を歩んできた人たち、様々な思想を持つ人たちが結びついたら、そこに何か新しいものが生み出されそうな気がするのだ。文化なんて大げさなことでなくても、自分では気づかなかった読み方をする人と話をするだけでも、自分の中で何かが変わっていくことだってあり得る。

そういう機会を得られるような図書館を作りたい。そして私はそういう皆の会話をニコニコして聞いていたい。6億円あったらなぁ。

BIG、買ってみようかな。

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意宇の杜

『出雲国風土記』には「国引き神話」と呼ばれる神話がある。出雲の国が狭いというので、八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)という神が、4回にわたって新羅の国や北陸地方から余った国を引っ張ってきてひっつけた。それが今の島根半島部分だと言われている。引き寄せるのに使った縄が鳥取県の弓ヶ浜で、その縄を結びつけた杭が中国地方の最高峰大山だったりする、なんとも壮大な神話である。(この国引きの部分の文章はリズムに乗った名調子なので、いずれ取り上げたいと思っている。)

Photoその八束水臣津野命が国引きを終えて「終わったー!」と喜びの声を挙げられたと伝えられる場所に、本日行ってきた。田畑が広がる中にこんもりと見える木立がそれであった。「意宇の杜(遺跡)」という立て札には、「『出雲風土記』によれば、国引きを終えられた八束水臣津野命が『今は国引きおえつ』と詔りたまひて、意宇の杜に御杖衝き立てて『意恵』と詔りたまひき、故、意宇という」、国引きの大業を終えられた八束水臣津野命が用いられた呪力を持った御杖の「より代」がこのタブの木であり、古来「意宇のタブ」として近隣から広く崇拝されている」と書かれていた。

まさに出雲の国が始まった地点と言えるかもしれない。

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「今は国引き訖(お)へつ」と詔りたまひて、意宇杜(おうのもり)に御杖衝き立てて、「意恵(おゑ)」と詔りたまひき。故、意宇(おう)と云ふ。謂はゆる意宇杜は、郡家の東北の邊、田の中にある塾(こやま)なり。周八歩許り、其の上に木ありて茂れり。
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日本の人口

お昼のなんとかというワイドショーを観ていたら、いまから約1000年後の西暦3000年には日本の人口は0人になると言っていた。平成18年(だったかな?)の出生率がずっと続くと仮定すると、そうなるのだそうだ。

ふ~ん、あと1000年で日本人はいなくなってしまうのか……。ちなみにいまから1000年前の王朝文化華やかなりし頃の日本の人口はどうだったのかとネットで調べてみたら、650万人ほどだったようだ。これは2005年の国勢調査でいうと、千葉県より多くて埼玉県より少ないくらい。さらに1000年前の紀元0年頃は60万人程度(←紀元0年というのは存在しませんが)。これは鳥取県の人口とほぼ同じだ。

明治維新の頃が3330万人。これが2006年の1億2779万人まで急激に増えて、後は急激に減るわけだ。ふ~ん。

日本の人口というと、『古事記』のイザナギとイザナミの会話を思い出す。黄泉の国までイザナミを追いかけていったイザナギだが、ここで「見るな」のタブーを犯したために、この夫婦には決定的な別離が訪れる。このとき、黄泉比良坂の千引きの大岩を間に挟んで、怒ったイザナミが「お前の国の人間を1日1000人殺してやる」と言い、イザナギが「それならば私は1日1500の産屋を建てよう」と言うのだ。こうして日本の国では毎日500人ずつ人口が増えていったとされているのだが。

神話が示すとおり、これまで順調に伸びてきた人口が2006年以降は減少に転じた。これはイザナミの力が強くなったからではない。日本人の平均寿命はまだ伸びつつある。だから……、イザナギの力が弱くなっているのだ。こりゃあ、いずれは神話も書き換えなくてはならなくなるかもね。

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(備忘録100317)

『手塚治虫文庫全集』で今回配本された「ザ・クレーター」を読書中。連載当時、ドキドキしながら読んでいた。いま読んでも充分怖い。すごいなぁ、手塚治虫……。

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敬語

敬宮愛子内親王殿下が不登校云々とワイドショーで取り沙汰されているのを観た。こんなに広く世間に知れ渡ることになってしまって、まことにお気の毒だ。有象無象が何のかのと言ってどうなるものでもなし、そっとしておいてさしあげればよいのに、と思う。

そこで気になったのが、皇室に対してマスコミが使う敬語だ。いまちょっと度忘れしたが、なんだか妙な口調になっていたゾ(笑)。朝日新聞だけは皇室に対して敬語を用いない姿勢を堅持しておりそれはそれで良いと思うが、その他はどこか腫れ物に触るようなおっかなびっくりな気配が感じられる。特に、生放送のテレビなどでは、日頃敬語を使い慣れていないらしいコメンテーターにボロが出たりする(笑)。

そもそも皇族に対して敬語を用いる必要があるのかという問題もあるようだけれども、隣家のおじさんのことを話題にするときでも「○○さんが~しておられたよ」などという言い方が当然だと思う私には、別に違和感はない。ましてや天皇は国民の象徴(そして皇族はそれに準ずるものだと私は考えるが)であり、すべての国民を代表しているのだと考えれば、敬語を用いずにしゃべれというほうが難しいのではなかろうか。

ならば、なぜ総理大臣や閣僚やその他お偉いさんには敬語を用いないのか。本来なら用いるべきだと私は思う。また、野良仕事をしているおばあさんへのインタビューだって「何をしてるんですか」ではなくて「何をしていらっしゃるんですか」であるべきだ。すべて敬語でやるか、あるいは朝日のようにすべての場合に敬語を用いないと決めれば何の問題もないだろうところを、皇族だけに敬語を用いるとマスコミが決めたところから、なんだかおかしなことになって、一般的にも「なぜ皇室に対して敬語を用いる必要があるのか」なんてことが問題になってしまっているように思う。

政治的思想は別として、皇室に対して敬語を使うことは、即ちすべての国民に対して敬語を使う気持ちを持っているかどうかということだと思う。相手を敬うということは、自分がへりくだるということで、それを美徳だと思うセンスがあるかどうかの問題なのではなかろうか。……つまり、皇室が特別にどうこうだということではなくて、相手に対して自分がへりくだれるかどうか(卑屈になるのとは違うヨ)であって、突き詰めれば自分の心根の問題なのだと私は思う。

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「私みたいな医者にはなるな」

「誤診」に出てくるBJの同級生の病院長(以下「誤診くん」と呼ぶ)なんか、まだかわいいもんだと思えるような医者のニュースを目にした。「切除手術の必要のない肝血管腫だったと容易に判別できたのにがんと誤診。(中略)肝臓手術の経験や知識がなく、専門医や麻酔医もいない不十分な態勢だったのに手術を行い、肝静脈を損傷させて男性を失血死させた」という。更には、肝臓がんの捏造や、全額公費負担で“取りはぐれ”のない生活保護受給患者に不必要な手術を行ったり実施したように偽装したりして診療報酬をだまし取っていたという。挙句に「病院は人が死ぬところ」とうそぶいていたというのだから呆れる。自分で殺しておきながら……。

少なくとも誤診くんは自分の技量が未熟だということを知っており、BJに助けを求めているだけまだマシだ。

この「誤診」という話、名誉欲と権力欲が強くどちらかと言えばヤブの部類に入る誤診くんと、その下でなんとか正しい医療を行おうとする若い医師・伊東と、天才的な技術を持ちながらモグリで医者をやっているBJの、医者としてのスタンスの対比が面白い作品である。当然BJが鮮やかにオペを成功させ、俗物の権化たる誤診くんをギャフンと言わせて終わるかと思いきや、逆にBJのコンプレックスが浮き彫りになるという、なんとも苦い結末となっている。

とあるサイトで、BJは誤診くんから報酬を受け取ったのだろうかという問題が提起されていた。なるほどねぇ。考えもしなかったが、受け取ったか突き返したかによって最後のBJの感情は若干異なったものになるかもしれない。突き返していたとすれば、まだ救いがあるように思う。私は当然受け取っただろうと考えているが、そのほうが「あんな奴からの金だって受け取る男さ、オレは」という自分に対する嫌悪感も含まれて、苦悩はより深いはずだ。いや別にBJ先生を苛めたいわけではないが、先生かなり思いつめた顔をしていらっしゃるから……。

当然の報酬であり決して汚い金ではないが、自分のプライドが傷つくのと引き換えに手にした金というのは、……どんな気がするものかね。

誤診くんはというと、きっとサバサバしたものだろう。翌日にはBJのことも辞めさせた伊東先生のこともすっかり忘れていそうな気がする。自分が誤診した患者に対しても「いやあ、危ないところでしたが、私が緊急手術したのでもう大丈夫ですよ」くらいのことは言いそうだ。

「私みたいな医者にはなるな」……単に無免許でモグリだという意味ではあるまい。肩書きや地位といった世間一般の価値観で見られ、軽蔑されることまでは我慢できても、己のプライドに苛まれることの辛さをBJは言っているのだろう。「だれかに軽蔑されるような医者にはな!!」……この「だれか」とは、BJその人自身なのではあるまいか。

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「吉本隆明 語る」

ETV特集「吉本隆明 語る」を観た。お風呂に入らなくてはならなかったので、残念ながら途中までだったけれども。

80歳過ぎての高齢で思うように言葉が出ないような印象を受けたが、しかし堂々たる講演であった。「自己表出」と「指示表出」という、『言語にとって美とは何か』でお馴染みの概念も、ご本人の口を通して語られると、ある程度は理解できたように思う。いや、勘違いかもしれないけれども。何しろ私は『言語にとって美とは何か』については「最後まで文字だけは追ったけれどもまったく理解できなかった」という苦い思い出がある……。

「自分だけにしかわからないもの」を自己表出性だとすると、その特徴である(というか包括するというか)ところの「誰もが自分だけにしかわからないと思っているもの」こそが指示表出性であり、それが表されたものが優れた文芸作品である……ということなのではないかと思う。講演では、森鴎外の「半日」や夏目漱石の「三四郎」が例として挙げられていた。 

また、「言語の幹と根は沈黙であり、枝葉がコミュニケーションである」という言葉も印象に残った。「沈黙」というのは、おそらく吉本隆明の思想を考えるときのキーワードではないかと感じられた。うむ……。気合を入れて、もう一度『言語にとって美とは何か』を読み返してみるか……。

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「アニソンバトン」

あちこちのサイト様で見かける「アニソンバトン」をやってみます。20代以降はほとんどアニメを観ていないので、別名「なつメロ・アニソンバトン」となっていますが(汗)。

■自分の生涯におけるベストナンバーを15曲だけ選んで、
 自分だけのベストアルバムを作って下さい。

01 鉄腕アトム(上高田少年合唱団)/鉄腕アトム
   ♪空をこえてラララ星のかなた
02 エイトマン(克美しげる)/エイトマン
   ♪光る海光る大空光る大地
03 ジャングル大帝(三浦弘 コロムビア女声合唱団)/ジャングル大帝
   ♪アーアーアーアー レオの叫び
04 スーパージェッター(上高田少年合唱団)/スーパージェッター
   ♪流星号応答せよ!
05 天才バカボン(アイドル・フォー)/天才バカボン
   ♪西からのぼったお日様が
06 すきすきソング(水森亜土)/秘密のアッコちゃん
   ♪用もないのに納豆売りが
07 どろろの歌(藤田淑子)/どろろ
   ♪ホゲホゲタラタラホゲタラポン
08 GO!GO!トリトン(ヒデ夕樹 杉並児童合唱団)/海のトリトン
   ♪水平線の終わりには 虹の橋があるのだろう
09 にんげんっていいな(中嶋義実 ヤングフレッシュ)/まんが日本昔ばなし
   ♪くまの子みていたかくれんぼ
10 ガッチャマンの歌(子門真人)/科学忍者隊ガッチャマン
   ♪誰だ誰だ誰だ 空のかなたに踊る影
11 ルパン三世のテーマ(ピート・マック・ジュニア)/ルパン三世
   ♪真っ赤なバラはあいつの唇
12 宇宙戦艦ヤマト(ささきいさお)/宇宙戦艦ヤマト
   ♪さらば地球よ
13 はじめてのチュウ(あんしんパパ)/キテレツ大百科
   ♪はじめてのチュウ きみとチュウ
14 お料理行進曲(YUKA)/キテレツ大百科
   ♪キャベツはどうした
15 月光花(Janne Da Arc)/ブラック・ジャック
   ♪悲しげに咲く花に 君の面影を見た

克美しげるの「エイトマン」さえ入れられれば本望です(涙)。「秘密のアッコちゃん」の「すきすきソング」、こんなシュールな歌は最近とんと見かけません。「キテレツ大百科」は名曲揃いでしたな。

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土に触れる

今夜は3時間もテレビを観て、少々くたびれた。『太田総理』~『未来からの訪問者』。

『太田総理』では「中学卒業後に1年間の徴農制を取り入れます」というマニフェストが議論されていた。私は賛成。1年が長すぎるなら田植えや稲刈りや収穫期といった農繁期だけでも良いと思う。農家も助かるし、将来農業に就こうと思う若者も増えるのではないかな。

反対意見としては、どうして農業だけなんだとか、そんなことよりも農業がこれからも成り立っていく方策を考えるほうが先だとかいうことが言われていた。特に政治家諸氏は農業をビジネス化することばかり言っていたが、ほんらい農林漁業というのは他のビジネスとは一線を画するものだと私は思う。国の力の土台をなすものだ。日本の食料自給率が低いことは由々しき問題で、それは即ち輸入が超過しているということで、それを看過して日本の農業がジリ貧になりつつあるのは政治の怠慢以外のなにものでもないと私は思う。農業が廃れたら国は成り立たない。その農業生産者に農業でビジネスをやれというのは間違っているのではないかと思うのだが。  

また、農業は人ではなく自然を相手にするものだ。生命とか生きることとかに直結するものだ。中学生くらいの時期にそういうことを感じられる機会があるのは良いことだろうと思う。

私の祖母は農家の出で、家族で食べる野菜などを家の横の畑で作っていた。私も小さい頃からイチゴの受粉をしたり、キャベツの害虫を取ったり、お茶の葉っぱを摘んだり、草取りをしたりといろんな手伝いをさせてもらってきた。腰は痛くなるし暑いし日には焼けるしで大変な作業ではあるのだが、なかなか楽しいものだった。真っ赤に熟れたトマトにかぶりついたり、とうもろこしのヒゲを使って人形を作ったり、ほおずきを鳴らしてみたり、椿から油を取ったりと、思い出はたくさんある。

その中でも、土の匂い、というのが一番の思い出だ。「何にもない土からいろんなものが生えるねえ。不思議だねえ」という祖母の言葉もいまだに忘れられない。土に触れるということは、とても大きな体験だ。いろんなことが理屈でではなく身体でわかる。そこで得たものを生かすことができたかと言われると恥じ入るしかないが、いまの若者に、その多感な時期に、是非体験してもらいたいナと思う。

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(備忘録100311)

久々に天気が回復。申告を済ませた足で、夫に頼まれたホワイトデーの品を買いに行く。なぜ私が、と思うが、本人はそそくさと釣りに出掛けてしまったので、お妾さんに盆暮れの付け届けをする本妻の気持ちはかくやとばかりに(いや、そんなたいしたことじゃないから……笑)お菓子屋さんへ。

フルーツいっぱいの宝石箱のようにキラキラしたケーキなど見て心なごむ。さきほどの申告で係員の対応にプンスカしていたこともすっかり忘れる(←単純)。ダイエット中なので自分は目で楽しむだけにして、1300円強のクッキー詰め合わせバスケット入りを5個購入して帰った。

どこのお宅でも、義理チョコのお返しは奥様が買っていらっしゃるのかしら? 頂いた品より安価ではマズかろうと思うし、逆にあんまりリキ入れるのもどうかと思うし、難しいところですわね。

夫の釣果は、良い型のハマチが1本。メバルを釣りに行ったはずだが、まぁよし。

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曖昧にしておく

「日米の密約問題を検証してきた有識者委員会の報告書が岡田外務大臣に提出されました。このうち、最大の焦点となっていた、核兵器を積んだアメリカの艦船の寄港を容認した密約については、日米双方にこの問題をあいまいなままにしておくという「暗黙の合意」があったとして、広い意味での密約が存在したと指摘しています。」(3月9日NHKニュースより)

先日読んだ『日本辺境論』(内田樹著)でも述べられていたことだが、日本人にはどこか辺境意識とでもいうようなものがあって、大事な事柄はどこかにある中央的存在が決めるのであって我々辺境人はまぁなんとなくそれに従っていくのが良いと思っているフシがある。たとえ従えないことがあったとしても、表立ってことを荒立てたりはしない。

例えば両国の間で面と向かって言えば絶対に合意を見ないことが明らかなことがあったとき、合意できないところそのものを曖昧なものにしておく。解釈の違いとか事実の誤認とかいう言葉で言い逃れることができる余地を作っておく。たとえそれが明らかにウソだと判っていても、大事にならなければ黙っていたって何の問題もないではないか……。日本人のものの考え方の根底にはどこかそういう人任せなところがある。『日本辺境論』での考え方と照らし合わせてみれば、なるほどと頷ける。

そういうものの考え方が悪いと言っているわけではない。懐の深い考え方であるとさえ思う。歴史的に見ても、大事なことを曖昧にしておくことで無駄な衝突を避けてこられたという側面もきっとあるのだろうと思う。

もう随分昔のことで忘れてしまったが、核の持ち込みについては当時からさんざん問題視されており、そして多くの日本人が「本当はあるんじゃないの?」と思っていたと記憶している。佐藤栄作元首相がノーベル平和賞を受賞したときも「へぇえ?」と感じた国民は多かっただろう。「非核三原則」を標榜しつつ、一方ではアメリカ艦船が核を搭載して寄港していることも知った上での受賞(←当然知っていただろう。知らないようでは一国の最高権力者ではない)。どこか人任せの日本人ならではの離れ技のように思われる。

言いたいことを曖昧にしたままで終わります。m(_ _)m

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Viewimage100310本日のニコタのわかばさん。
お庭が春仕様になった(木や芝生が緑色になった)ので、嬉しくて家に登っています。この後、例によって降りられなくなって、一人でジタバタしていました。

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(備忘録100309)

読書中につき、記事はお休みします。m(_ _)m

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コートの襟が寝ているのは珍しい

入試、卒業のこの時期、『BJ』なら「三者三様」かな?と思って、扉絵を見ながら落書きをしていました。あの、札幌の時計台をバックに立っているBJ先生の絵ですね。先生の髪が風になびいているのがステキで、かなりお気に入りの絵なんですが、や~真似して描こうとしたら難しいですわ。おまけに今夜は寒くて手がかじかんで……(←いや、言い訳ですけど)。

Photo ここまで描いたのを晒して、今夜はお終いにします。m(_ _)m

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モンパルナスのキキ

昔から憧れてやまない女性がいる。「モンパルナスの女王」と呼ばれた「キキ」ことアリス・プランである。

Manrayviolin写真家マン・レイの恋人として有名だが、1900年代初頭のパリにおいて多くの若い芸術家や文化人に愛された女性で、クラブの歌手・女優、モデルをしていた。私生児として生まれ、幼い頃には極貧の生活をし、そして晩年もまた不遇であった。しかしその黄金期、多くの芸術家たちが彼女をモデルにし、多くの文化人が彼女の生き方にインスパイアされたという。まさにミューズの如き女性であったのだろうと想像する。

自由、奔放、陽気。または放埓、非常識と言ってもよい。金が入るとすぐに全部使い切る。友だちが病気だと知ると自分のベッドを貸して自分は路上で寝たりする。コートの下には何も身につけない。寝るところと食べることのためにはなんでもする。……私には絶対にできない生き方であろうと思うからこそ、私は彼女に憧れてやまない。

彼女のお葬式にはかつての知り合いは誰一人参列しなかったという。それくらい落ちぶれていたということだが、おそらく彼女はそんなことを恨んだりはしないだろう。彼女はただ川面に浮かぶ花びらのように、逆らうことなく流れていただけだ。周りが勝手に彼女を持ち上げ、「モンパルナスの女王」と呼ばれるまでになったものの、彼女は貧しかった少女時代と何も変わるところなく、ずっと自然にありのままに生きてきただけなのだ。

しかしそれこそがスゴイことだと思うのだよ。自分を変えることなく自然体でいるだけで、周りの人たちに良い影響を与えることができるなんて、素晴らしい人生ではないかと羨ましく思う。マーラー、ドビュッシー、サティ、ジャン・コクトーにアポリネール、ヘミングウェイにフィッツジェラルド、ミロにピカソにダリ、シャガール、モディリアニ、そして藤田嗣治も彼女に影響を受けた。なんと錚々たるメンバーであることか。

人間努力すればたいていのことは人並みにできるようになると思うのだけれども、こういうのは努力ではどうにもならないことのように思う。人柄? 天賦の才? ……う~ん、何だろう? 何か天与の人を惹きつけてやまないものがあったのだろうなぁ。

キキのような女性になりたいと願いつつ、日暮れて道遠しの心境です。
きょう、50歳になりました。
信じられな~い!! (@_@)2分の1世紀とな?!

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のの字のの字の初デート

昨日のGさんに続き、きょうはタウンでばったりkoshiさんとお会いしました。拙宅にお誘いしたところ「それを断るようじゃぁ、男じゃない」と、快くお越しくださいました。よッ!男だねぇ!
Viewimage100307_2←これはもうお帰りになる寸前に、ふと思いついてあわてて激写したものです。無断で撮影してしまってすみません。m(_ _)m ちょいと裏でごそごそやってました。

初めて直接リアルタイムでお話しさせていただきましたが、書かれる文章と同じくやはり礼儀正しい紳士でいらっしゃいました。お座布団の上に土足で立っておられるのは決してお行儀が悪いからではありませんよ。このアバターは座れないので、仕方がないのです。
お話しした内容は、それはもうkoshiさんの奥様にはとてもお聞かせできないようなことで……は決してありませんで、どうやったらコインが稼げるかというようなことでしたので、奥様ご安心を。

やはりお顔が見えてお話しをするというのは楽しいものです。たとえアバターでも。冷静に見れば、ちょいと規模の大きな「人形を使ったおままごと」をやっているようなものですが、アバターの向こう側には確かにご本人がいらっしゃるわけで……。なんだかちょっと不思議な感覚に捉われたりもしました。

きょうは実は私にとっては大きな意味のある日でしたので、そんな日にkoshiさんと念願の初デートができて、とても嬉しかったです。楽しい思い出を作ってくださって、ありがとうございます♪ m(_ _)m

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(備忘録100306)

きょうから「啓蟄」。

『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ1』(夢枕獏著)を読書中。空海と橘逸勢の関係が『陰陽師』の安倍晴明と源博雅の関係にそっくりだ。テーマも同じかな? 仏教と陰陽道の違いはあるが、空海や晴明の口を借りて、著者の宇宙観が語られている感じがする。いや、逆か。空海や晴明の宇宙観を、著者が判りやすく物語り仕立てにしてくれているのか。なかなか面白い。

読書の合間に「ニコッとタウン」に出てみたら、Gさんとお会いできた。午前中にも二人でチャットしていたのだが、いざタウンで会おうとしたらどうしても会うことができなかった(パラレルワールドがあるのだ)。先ほどは図らずもバッタリ会うことができて、嬉しかった♪

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喜びます

昨夜の『秘密のケンミンSHOW』では、久々にショックを受けました。「出雲地方に住む島根県民は、『そうして頂けると助かります』ではなく、『そうして頂けると喜びます』と言う!?」という話題。

……「喜びます」が当たり前だと信じてました(滝汗)。出雲地方以外では使わないなんて、思ってもみませんでした。ワタクシ多分このブログの中でも使ってますよ、何の疑いもなく。他所の人が聞いたら「誰が?」と思うらしいですね。そりゃあ「自分が」ですよ。「助かります」と言うときだって助かるのは「自分」なんですから、それと一緒です。

こっちの人間にとっては、「助かります」はいかにも事務的で、教科書に載っているとおりの受け答えという感じがします。ちょっと冷たい感じもするかな?「喜びます」には「ありがたい」ひいては「ありがとう」という謙虚さと感謝の気持ちが入っているように思います。顔文字で書けば、「喜びます \(^o^)/」ではなくて「喜びます m(_ _)m」という感じでしょうか。

しかし、どうして出雲地方だけなんでしょうね。う~む。番組では「その理由は不明」ということだったのですが、どなたかご存知の方がありましたらご教示いただけると喜びます。

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石井氏はチベットへ行ったことがあるのか

先般、民主党選対委員長の石井一・参院議員が「鳥取・島根は日本のチベット」と発言し、後に陳謝したという。以下は「石井一」(Wikipedia)より引用。

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「鳥取・島根は日本のチベット」発言 [編集]
2010年2月22日に東京都内で行われた川上義博参院議員(鳥取選挙区)のパーティーで講演し、「少し語弊があるかもしれないが、鳥取県や島根県は人が住んでいるのか、牛が多いのか、山やら何かあるが、人口が少ない所で、日本のチベットみたいなものだ」と発言した。

この発言に対し、パーティー会場からもいいすぎだとの一部批判があったほか、後日、鳥取県では自民党鳥取県連や鳥取県市長会が抗議文を出し、鳥取県が選挙区の石破茂自民党政調会長は「両県とチベットにとって極めて侮辱的だ。思い上がった発言で、謝罪のうえ、撤回すべきだ」「日本海側の人間はかつて裏日本と言われ悔しい思いをしてきた訳で、地域の人を見下す対応をする人が選挙を仕切っているのが民主党のやり方だ」と批判[14][15]。また、東国原英夫宮崎県知事もTwitterで「地方主導はどうなったのか?」と石井の発言を非難し[16]、溝口善兵衛島根県知事と平井伸治鳥取県知事両名が石井の発言を非難[17][18]、さらには民主党内の福間裕隆鳥取県連幹事長からも抗議を受けた[19]。

これらの批判について、「鳥取のカニも好きだし風光明媚(めいび)でもある。だいたい人がよい。同じようにチベットもそうらしい」と発言し、「いつの間にチベットはそれほど差別される国になったのか。釈明したりおわびをすることは何もない」と釈明も謝罪も拒否するとともに、チベットが独立国であるという見解を表明した[20]。
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「鳥取県や島根県は人が住んで」ますよ~。「牛」よりは多いと思いますよ~。「山やら何か」、ふつうにありますよ~。「人口が少ない所」ですが、それがどうかしましたか~。「日本のチベットみたいなものだ」……どうやら鳥取・島根はチベットと共通点が多いと言っているようなのですが、飛躍しすぎててわかりませ~ん。それに、チベットでは松葉ガニは獲れないと思いま~す。

いやまったく、発言の意味がわからない……(sigh)。

ちなみに、今日の石井議員の話題はこちら↓。とことんイタい人だなぁ。
証人の石井一議員「国会行かずゴルフ」 アリバイで口利き否定 郵便不正公判

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通院日

きょうは病院へ行く日だった。マーカーの値が上がったのがちと気になるが、ドクターの話では何か他の理由で上がることもあるとのこと。あとの数値は良好。しかし病院で測るといつも血圧が130~160くらいに跳ね上がるのが面白い。家で測るといつも100行くか行かないかくらいなのに。

私が掛かっている病院はただいま増改築中で、この3月から新しい病棟がオープンした。だからきょうは初めて行く真新しい検査室での検査となった。壁も床もピカピカで気持ちが良いが、私は以前の雑然とした様子の検査室も好きだったナ(笑)。

建物が新しくなるのに伴って院内LANも変わったらしく、各診療科にSEさんが数人ずつ待機していて、ドクターやナースの質問に答えていた。患者さんの邪魔にならないようにずっと片隅で立っているのも大変なことだろう。

診察を受けているとき、私の血液データが前回とまったく同じことにドクターが気付いた。すぐにSEさんを呼び入れて説明を受けておられたが、どうやら不具合があったようで、「すみませんがもう一度採血してください」と言われ、きょうは2回も血を取られるはめになった。いや、それは別に構いませんけどね。

でも、業務の機械化、情報の電子化の怖いところはこういうところだ。システムの不備は論外だが、ほんのちょっとした端末の操作ミスでも大きな医療ミスに繋がりかねないのではないか。特に移行期は怖い。そんなことを思いながら検査結果が出るまでまた待つ。午前中いっぱいかかって、きょうはちとくたびれた。

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(備忘録100302)

きょうもきょうとて『出雲国風土記』と地図帳を照らし合わせていたら、時間がなくなりました。記事はお休みします。最近、暇さえあればこんなことしてます(笑)。

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母と子の絆

最近やっている難読漢字タイピングゲームで「孀」という字が出た。「やもめ」と読む。もちろん最初は読めなかったが、このゲームで覚えることができた。「やもめ」とは「(1)夫のいない女。夫を失った女。未亡人。後家。(2)妻を失った男。妻のいない男。やもお。」のことで、一番有名な諺は「男やもめに蛆がわき、女やもめに花が咲く」だろう。

BJ先生は女やもめに優しい(笑)。それも、男の子を一人連れた女やもめに優しい。#133「てるてる坊主」がその代表格。#139「魔女裁判」もそうだし、#97「幸運な男」も結果的にその範疇に入るだろうか。

「てるてる坊主」は映画の『シェーン』を思わせる作品だ。映画ではヒロインのマリアンには夫がいるから女やもめではないのだが、シェーンが一家の困窮を救い、男の子(ジョーイ)に慕われ、母親(マリアン)とも微かな恋心を通わせ、そして去っていくところがそっくりだ。

構造主義の思想家クロード・レヴィ・ストロースによれば、男の子が成長するためには親の代に3人の大人が必要で、父・母・母方の伯父がそれに当たるという(『親族の基本構造』)。母親との間の恋愛感情を抜きにして考えてみると、シェーンもBJも共に、男の子に対しては「母方の伯父」の役割を果たしているように思う。決して父親ではなく、父親とは違うやり方で男の子に接し、父親とは相補的に機能する男のポジションである。

ところで、BJが女やもめとなった母親とその男の子に優しいというのは、やはり自分の生い立ちに似ているからだろうと、ファンなら考えたいところだ。困っている母子に、母と自分の姿を重ねているのだろう、と。また、まだBJのプロフィールが確立される前の作品ではあるが、#10「鬼子母神の息子」でも母子を引き裂くまいとするBJの気持ちが見て取れる。

こういうことを、手塚治虫はBJの性格づけとして意識的に描いていたのだろうか。それとも読者の勝手な妄想か。妄想ついでに言えば、BJも子どもの頃にそういう「おじさん」がいてくれたらなぁと思っていたのかもしれない。そして大人になった今、自分が欲しかった「おじさん」像を演じているのかもしれないなどと思う。

……いつもにも増して取り留めのない話になった(汗)。最後に、書きながら思い出した歌、ポール・サイモンの「母と子の絆」の一部を載せて終わりにする。

No I would not give you false hope
On this strange and mournful day
But the mother and child reunion
Is only a motion away
     (“Mother and Child Reunion” by P.Simon より)

ぼくは君たちにまやかしの期待なんかは与えません
この奇妙な悲しみの満ちた日に
もう一度 母と子が一緒になるなんてことは
ほんの ちょっとしたことなんです

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