« ドールハウス | トップページ | (備忘録100929) »

重装備

歩く手術室とも言うべきBJ先生の装備をリストアップしてみる。()内には主なエピソードを示した。

【コートの中】
メス。「メスやナイフがギッシリ」という飲み屋のおかみさんの証言がある(「老人と木」)が、3本しかなくて苦労していることもある(「地下壕にて」)。「闇時計」では20本。
注射器(「宝島」)
麻酔薬(「99.9%の水」)
インシュリン(「閉ざされた三人」)
ピンセット(「死者との対話」)
針と手帳(「ストラディバリウス」)
偽物の両腕(「誘拐」)←これはどうなの(笑)。

「カプセルをはく男」で空き倉庫に監禁された先生が、ドアの鍵を調べながら「あのコートを持ってこなかったのはまずかったぜ。あそこには道具も入ってたんだが…」と言っているので、万能鍵の類も入っているかもしれない。または、この「道具」がオペ用器具を指すとすれば、先生は錠前破りのワザを持っておられることになる(笑)。

【カバンの中】
キャンプ用(?)鍋、食器、シート、枕、顕微鏡、シャーレ、無菌テント、酸素ボンベ、手術用ベッド、鏡、ライト、手術用具一式(以上「ディンゴ」)
 ↑ライトがあるということは、バッテリーか発電機もあるのだろう。
麻酔薬(「ゴーストタウンの流れ者」より。「外用薬はない。ほとんど注射液だ。それも麻酔薬だ」)
傷薬(「望郷」より。外用薬を持っていることもある)
強心剤、鎮痛剤(「ご意見無用」)
手術着、帽子、マスク、手袋、ドライアイス(「99.9%の水」)
聴診器(「密室の少年」)
試験管、試薬、包帯(「望郷」より。ただし包帯は携帯していないこともあるようで、「戦場ガ原のゴリベエ」では自分のシャツを破って代用している)
トランシーバー(「霧」)
たまに青酸カリ(「ガス」)
支払い証文(「昭和新山」より。たぶん氏名、金額、日付のところが空白になっている書式があるのだろう)
鳥と卵の模型(「山小屋の一夜」)

【車の中】
ストレッチャー、けっこう大掛かりな機械(「曇りのち晴れ」)

【その他の持ち物】
「望郷」で猫を捕らえた網も、もしかしたら自前か?
大量のてるてる坊主は、スーツの上着のポケットの中。(「てるてる坊主」)
ライター、マッチ(「闇時計」)も上着のポケットの中か。煙草、パイプも持っているはず。

--------------------------------------------------

とにかくカバンの中身がすごい。これだけのものを常に持ち歩いているとすると、BJ先生たいした力持ちだ(……てか、カバンに入るのか?)。スーツのポケットはパンパンなはずだし、コートもズシリと重いことだろう。
個人的には、偽物の両腕や鳥と卵の模型などの小道具がおもしろいと思う(笑)。もちろんそれらの物はストーリーを作る上で必要になったに過ぎないものなのであって、先生がこんなものをいつも都合よく装備しているわけはないと思うけれども、たとえば前の晩に先生が「明日は襲われるかもしれないから、偽の手を装着して行こう」とか「あの道には自殺者が多く出没するから、鳥の模型を持って行こう」とかシミュレートしているのではないかと想像すると、笑える。
先生の頭の中にはもっともっと多くのシチュエーションが想定されていて、描かれてはいないけれども、もっともっと変てこりんなブツが用意されているかもしれないではないか。それも先生の手作りで、だ。嬉々としてそういう小物を作って、嬉々としてそれを取り出す先生って、何故だか私は容易く想像できるのだが、皆さんはいかがですか?(聞くな!)

--------------------------------------------------

PhotoPhoto_3 「手塚治虫文庫全集」刊行記念プレゼントでもらった第1期複製原画5枚組。この写真では判りづらいので、上記リンクページの「購入特典」のところでご覧ください。とても綺麗です♪

|

« ドールハウス | トップページ | (備忘録100929) »

「ブラック・ジャック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/141713/36962621

この記事へのトラックバック一覧です: 重装備:

« ドールハウス | トップページ | (備忘録100929) »