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真夏の黒装束

BJ先生は、夏でも黒のスーツに黒のコートをお召しになっているが、さて今年の夏はどうだっただろう。

『BJ』連載が始まったのは1973年。その頃の夏の気温はどうだったのか。BJ先生は東京で仕事することが多いと仮定して、東京における1974年8月と2010年8月の最高気温を比べてみた。

日  1974年  2010年
1  31.7   34.1
2  31.9   32.2
3  31.5   33.3
4  32.4   33.8
5  32.0   33.4
6  32.9   33.6
7  34.2*   33.2
8  31.6   32.5
9  31.2   28.9
10  30.6   30.5
11  32.1   31.9
12  33.2   32.3
13  32.6   30.3
14  33.5   32.6
15  31.7   35.5
16  28.3   36.3
17  24.3   37.2*
18  27.1   35.1
19  31.3   33.1
20  31.6   31.8
21  30.9   32.8
22  30.2   34.6
23  32.6   35.1
24  31.8   33.9
25  29.2   33.8
26  28.8   34.7
27  31.2   33.8
28  32.2   34.7
29  31.7   34.4
30  31.4   34.8
31  28.2   35.8 
平均 31.1   33.5

平均で2.4度上がっている。また、今年の平均33.5度というのは、1974年の最高気温34.2度とそんなに違わない。つまり1974年に「いや~、きょうは格別暑かったですね~、最高記録だったそうですよ」と言っていた日と同じくらいの気温が、今年は1ヶ月ずっと続いていたことになる。

1974年当時は我慢できたとしても、さすがのBJ先生も、今年はあの暑苦しい格好は無理だったのではないかと思う。あの格好をしていてもしも熱中症にでもなったら、医者という立場上ちとマズい(笑)。

1975年9月8日号に掲載された「おばあちゃん」の扉絵で、BJは照りつける太陽の下で黙々と、しかし汗だくで白いコートを着ている。それを見てブタナギが「B・Jの夏服でヤンスの」と言い、手塚治虫が「こんなことまでしてコートをきることもなかろうに……ユニホームはつらいなー」と言っている。……そんな、他人事みたいに。誰のせいだよ(笑)。

なるほど、コートはBJのユニホームだから、脱ぐことは許されないらしい。また、BJは暑さを感じないのかというと、決してそんなことはないらしい。ユニホームだから着ていなくてはいけないのだけれども、それでもやっぱり暑いから色を白にしてみようという、その律儀さというか足掻きようが可愛い(笑)。

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