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ドールハウス

昨日のことだが、松江イングリッシュガーデンへ「ドールハウス展」を観に行った。終了日前日ということで、入場するまでが既に長蛇の列。40~50分待ちだと言われてどうしようかと思ったが、せっかくわざわざ電車にまで乗って来たのだからと待つことにした。夫が一緒なら必ずや「帰ろう」と言ったことだろう。1人で来てよかった(笑)。

人気有名作家5人の作品展示会で、なかなかに見応えがあった。ヨーロッパの豪華な部屋だとか、農村の台所だとか、アメリカの田舎のガレージだとか、調度品や食器や書物、庭の草花や犬猫に到るまで、もうこれでもかというくらいに細かな仕事がしてある。また、日本のちょっと古い家や店、宇野千代の生家や小泉八雲の旧居なども忠実に再現してあって、なるほどドールハウスというのは何も西洋の家を作るだけのものではないのだと、認識を新たにしたりした。まったく、いくら見ても見飽きない。

もちろんその精巧な作りに感心して見入るわけだが、なんというのだろう、その作品を通して作者の意気込みをつぶさに見ているような気がする。そしてそれはどことなく可笑しさを伴うものだ。「なんでこんなものを作る必要があるのだろう。馬ッ鹿だなぁ……(笑)」というのが正直な感想で、その馬鹿さ加減がとても愛おしくなってくるのである(決して作家の方々を馬鹿だと言っているわけではありませんので、念のため)。

こういう展示を見ると、俄然自分でも作ってみたくなる悪い病気が出て、会場別室で売られていたキットを買って帰ったりした。こういうので練習して、いつか一から十まで自分で手作りしてみたいと思った。懐かしい家……自分の生まれた家を、作れたらいいなぁ。

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