« (備忘録110415) | トップページ | (備忘録110417) »

(備忘録110416)

「計画避難」期間示さず=飯舘・川俣を訪問、住民に謝罪-福山副長官
 避難やら災害復旧に関してやら、何かと後手後手で且つ不十分な対応が多いように思われる政府のやり方ではあるけれども、いま確実な避難期間を示すことなど神様にしかできないことではないかと思う。先日は菅首相が「20年間は住めない」と発言したとかしないとか言われていたが、実際の期間を示したにもかかわらず今度は「行政がそんな無責任なことを言うな」と責められるというのでは、行政も気の毒だと思ったりする。
昨日も書いたが、1ヶ月以内にまた大地震が起こると言っている学者もいる。こんな未曾有の大災害(地震と津波、そして原発)がどのような経緯を辿ってどんなふうに収束するのか、たかが人間にわかるわけがない。それは日本の現政権でなくとも、野党にも、どこの国の政府であってもわからないことだろうと思う。
被災者は、今後の援助については国や各自治体を当てにするしかないし、それは全国民でバックアップしてしていかなくてはならないことだと思うけれど、まだ危険は現在進行形なのだ。これから先どのような危機があるかについて、その安全対策を行政まかせにしておいて良いのかどうか疑問に思う。長い避難所生活でくたくたに疲れて、更に命や健康上の不安も払拭できないというのなら、政府の方針がどうであろうと、自分たちで決断することも必要なのではないか。冷たい言い方かもしれないが、お上なんてそんなに当てにできるものではないように思う。

以下の記事でお口直しを…。

「ARIGATO」文字に感動=機上から発見―復旧支援の米軍指揮官

<東日本大震災>カンボジア・地雷原の村から義援金とお守り

震災翌日、油性ペンで号外 米で展示へ 石巻日日新聞

|

« (備忘録110415) | トップページ | (備忘録110417) »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

阪神大震災を経験した者として被災者の方々に言いたいのは「待っていてもどうにもならない」と言うことです。ライフライン・寸断された交通・崩壊した公共の建物は国や地方自治体によって素早く着手され復旧すると思います。しかし個人の財産・家屋に対しては見舞金程度の義援金が給付されるだけです。周囲の復旧が進むにつれて体育館・公民館等の避難所はいつまでも避難所として使うわけにはいかず徐々に解散となるでしょう。中学校の運動場に建てられた仮設住宅も何年か後には出なければいけなくなります。天災に対して「国がすべてを元通りにしてくれる」なんてあり得ない話です。どこかで踏ん切りをつけて再出発しなければならない…それなら早いにこしたことありません。わかばさんの記事にあるように「自己決定」しなければ前には進めないと思います。

投稿: くるみ | 2011年4月18日 (月) 00時46分

くるみさん
阪神大震災を経験されたくるみさんのお言葉、重いものがあります。
>天災に対して「国がすべてを元通りにしてくれる」なんてあり得ない
そのとおりだと思います。国がどこまで国民の生活をホショウ(保障、保証、補償)してくれるのか、当てにしていたらバカを見ると思います。天災に関しては、基本的に自力でなんとかするのだという意識を持っていなくてはいけないのでしょうね。
ただ今回は原発事故という大変なおまけがついてしまい、私はこちらは天災ではなくて人災だと考えているので、これまで原発政策を推し進めてきた国は出来る限りの補償をすべきだと思います。でもそれは、もうちょっと事態が沈静化してから。いまはとにかく命と健康が大事。これから放射性物質が体内に蓄積されていくであろう地域に、いま残ることが賢明なのかどうか、一人ひとりが考えなくてはならないことだろうと思います。難しい決断でしょうけど……。
いやはや、改めて今回の災害の甚大さに胸が塞がる思いです。

投稿: わかば | 2011年4月18日 (月) 14時53分

そうなんですよね…阪神大震災との大きな違いは天災の範疇を大きく超えているということにあると思います。単純に比較はできませんがチェルノブイリ事故の残骸は今もまだなお痛々しいわけです。そうなるとまず「土の命」はどうなのか…と考えざるを得ませんよね。目に見えない放射能が蓄積する土の上で正常な「衣食住」が営めるのかと言えば…とてもとても何とかなる話ではないように思います。わたしには先祖代々受け継がれてきた家も土地も家業もありません。「だから簡単に離れるなんて言えるのだ」と言われればそれまでですがまずは身の安全を確保しながら力を蓄えるのが先決だと思います。どうしたらよいのだろ…と考えるだけでも本当に気が遠くなります。悔しいです。

投稿: くるみ | 2011年4月18日 (月) 22時56分

くるみさん
地震と津波、そして放射能という三重苦は、有史以来、人類が経験したことのない大惨事ではないかと思います。
これから物質的には徐々に改善されていくのでしょうが、喪失感などの精神的ダメージは計り知れないものがあるでしょう。健康への不安も将来常につきまとうことでしょう。
それでも父祖伝来の地に生きるのか、それとも他所に移るのがいいのか……。
私がそういう立場になったらどうするかと考えても、不安が大きすぎてなかなか決断できないような気がします。
そんなとき、行政の指導力もさることながら、精神的な安らぎを与えて力づけてくれるものが必要なのではないかと思います。本当はこんなときもっと宗教者が頑張らなくちゃいけないと思いますが、瀬戸内寂聴さんが新聞紙上にメッセージを発信しておられた他には、とんと知りません。
気持ちの持ちようについて導いてくれるのは宗教しかないはずなのに。
色即是空、空即是色。永遠に続く不幸などないことを説く人が、被災者の傍にいてくれることを願うのみです。

投稿: わかば | 2011年4月19日 (火) 21時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/141713/39639433

この記事へのトラックバック一覧です: (備忘録110416):

« (備忘録110415) | トップページ | (備忘録110417) »