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タイムマシンがあったら……

光陰矢のごとし。あの幸せな瞬間から既に2週間も経ったとは、まさに夢のよう(笑)。と同時に、またブログを2週間もサボっていることに反省することしきり。この2週間の間には、台風15号が日本を襲い、AKB48が選抜ジャンケン大会を行い、アメリカの人工衛星の欠片が地球上に落ちるというので、自分に当たる確率は21兆分の1だというのが話題になり、名前通りに律儀にヒガンバナが咲き、そして今はキンモクセイが香るようになった。

中でも、ニュートリノは光よりも速いという実験結果が公表されたのは大ニュースだった。アインシュタインの相対性理論が否定されるだとか、光よりも速いと時間が逆に流れるだとか、もうここらへんのことは理解しようという気持ちもサラサラ起きないが、タイムマシンも可能であると言われると若干の興味は湧く。

さて、月曜日は『BJ』語り。

タイムマシンが可能だとすると、BJ先生ならどうするだろう。切るだけが人生だという現在に満足していそうな気はするが、もしかしたらあの爆発事故に遭った幼き日の朝に戻りたいと思うのではなかろうかと、多少感傷的な想像をしたりもするのだ。もちろん大人になった現在の記憶を持ったまま時を遡れるはずはないだろうから、事故は避けようがなく、そこでもやっぱり黒男少年は大怪我を負ってしまうだろう。しかし、もしもそこが運よく別のパラレル世界だったりしたら……? 黒男は事故に遭うこともなく、その後の彼の人生はまったく違ったものになったに違いない。

少なくとも大好きなお母さんが亡くなることはなく、黒男がその容貌が変わるほどの怪我を負うこともない。本間先生に出会うこともなく、従って黒男が医者を志すこともなかったはずだ。親の仇もおらず、金にがめつい天才外科医はこの世に現れることもなく、「ブラック・ジャック」という名前が考え出されることもない。こう考えると、BJという闇の天才外科医が誕生する切っ掛けはすべてあの不発弾の爆発事故にあったと言えそうだ。

実にベタだけれども、こういう暗い過去があり、大人になってからもまだその業から抜け出せないでいる弱さがあるからこそ、私はこの天才外科医が好きでならないのだと思う。例えば、良い家で何不自由なく育ったボンボンである白拍子が天才外科医となって人々を救っていたとしても、たぶん何の興味も湧かないに違いない。一方では殺したいほど憎い仇を追い求め(あまつさえ一人目には爆発で重症を負わせるという復讐を遂げ)、また一方では命懸けで患者の命を救おうとする、この精神が分裂しているような人物像にこそ、私は魅力を感じているのだろうと思う。

「二人目がいた」で、彼は瀕死の床にいた仇を手術して治してしまう(結局は頓死するが)。これ以降、復讐譚は描かれることがなく、たとえ三人目を見つけたとしても復讐することはなかった……いや、出来なかっただろうと思われる。これをもってして、彼は復讐を諦めたのだろうと確かに思われるのであるが、しかし、そう簡単に復讐の虚しさと愚かさを悟って聖人君子になってもらっては、私的に困るのである(笑)。私の考えるBJ先生の魅力がなくなってしまうから(爆)。

たとえばここで偶然にも三人目の仇が見つかったとしよう。そこで平静でいられる人間はおそらく居まい。自分には復讐はもうできないと二人目の時点で気付いたとしても、恨みまでが消えることはなかろうと想像する。恨み骨髄なのに復讐を実行できない辛さというのは、いかばかりか。まして、BJ先生の場合は、復讐することだけを生きがいに生き延びてきたという過去がある。むしろ復讐という手段を断たれた生き方のほうが辛いかもしれないと想像したりもする。

だからこそ……。タイムマシンがあり、且つ事故の起こらないパラレルに戻れるとするならば、かの闇の天才外科医だって、過去の「あの日」に戻りたいと思わないでもないんじゃないかと、そんなことを思ったりしたのだった。

……言いたいことがうまく書けないので、ここで終わります(汗)。

【備忘録】
ブラック・ジャックのアフレコ生放送再び!!
予約完了~♪

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