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恨(ハン)

鬱陶しいと思いつつも、竹島はわが島根県の一部なので、地元の民放などで竹島の領有権についての特集が組まれたりしているのを見るにつけ、日韓の国民感情に思いを馳せてしまう。

要するに、あれだ。「私、あなたのこと嫌い!」と言っている相手と仲良くすることがはたしてできるのか。あるいは、仲良くする必要があるのか、という次元の問題だ。

国際司法裁判所への提訴を承諾しないのみならず、野田首相からの親書も送り返して(郵送だそうだ)くるという。それも中身を読んでからだ。こんな無礼がまたとあろうか。

先日、テレビで韓国の歴史教科書にはどんなことが書かれているのかを紹介していた。とにかく日本のことが悪く書かれていた。大局的な見地に立とうとする姿勢は微塵もなく、日本によって自国がどれだけの苦痛を強いられてきたかの歴史を綴ったもので、こういう教科書で教わってきた韓国人は、そりゃあ反日思想が刷り込まれるのも無理はないと思わせられるシロモノであった。

国際法上での事実など一切関係なく、「竹島(独島)は韓国領だ」と決めてかかることが、即ち、韓国人のアイデンティティに他ならないというレベルであるようなのだ。

日本で人気の韓流スターやガールズグループなども(真面目に教科書を学んできているならば)まず間違いなく日本に対して良い印象は持っていないはずで、彼らが自分の中でどう折り合いをつけて日本で活動しているのか、却って不思議に思うくらいだ。

教科としての歴史にナショナリズムをどれくらい盛り込むかというのは、日本でも時々浮上してくる問題だが、このグローバリズムな国家関係を希求する21世紀において韓国の姿勢はあまりにも狭量だ。日韓の開けた未来を創造できるとはとても思えない。

で、はじめの文章に戻る。「私、あなたのこと嫌い!」と言っている相手と仲良くすることがはたしてできるのか。あるいは、仲良くする必要があるのか。

幸いなことに日本は今のところ大局的国際的見地に立って比較的寛容で冷静な姿勢を保っている。今こそ韓国の人々に気付いてほしい。非常に偏った教科書で歴史を学んできていることを。日本憎しの思想に凝り固まっているのがはたして正しいあり方なのかどうかを。

今ならネットで世界の常識や反応も簡単に知ることができよう。自分が「学校で教わった」ことは自国に都合の良いことばかりではなかったのか、ナショナリズムを煽るだけのものではなかったのかという疑問を、ちっとは抱いてもらいたいと思う。

日本が韓国を併合したのは「過去」だ。韓国国民にとっては忌まわしい過去だろうが、日本だって戦争に負けた過去がある。国力で劣った国が味わう屈辱を知らないわけがない。しかし過去は過去のものとして、未来志向で先人たちが頑張ったからこそ、いまの日本があるのだ。ところが、いまの韓国の大統領は、してはならないことを「現在」日本に対してやり続けている。韓国国民がこの大統領と気持ちは同じであり、日本に対する意趣返しを今後もやり続けるつもりなら、そんな国ととても仲良くなんてできるはずはない。

幸い、私には韓国人の友人もいないし、韓流には一切興味もない。ヒュンダイやサムスンの製品もはなから無い。ときどき韓国海苔とキムチを買う程度の繋がりしかないから、たとえ国交断絶しても影響は無きに等しい。そうしてもらっても一向にかまわないという気分である。

韓国は、そろそろ恨(ハン)の世界から抜け出そうとすべきなのではないのかねぇ……。

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