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2012年9月

この人を見よ

Photoいささか旧聞だが、キリストがサルのようになってしまった例の修復画の話。話題沸騰となり、教会を訪れる人も増え、教会は入場料を取るようになり、数日間で数十万円を稼いだ。そこで、作者のセシリア・ヒメネスさんは著作権料を受け取る権利があると主張しているという。ほのぼのとした笑い話が一転、何やら世知辛い話になってしまっている。

元の絵の作者はエリアス・ガルシア・マルティネス(1858-1934)で、絵のタイトルは「この人を見よ」という。1910年、マルティネスが休日をこの地で過ごしていた縁で村に寄贈したもので、作者によると「慈悲の聖母(Virgin of Mercy)への祈りの気持ちを込めて2時間で書き上げたもの」だそうだ(出典:Wikipedia)。

もともとの作者の著作権は既に切れている。そして当り前の修復がなされていたのなら、修復したものに著作権は発生しない。ところが、これくらい大幅な改変がなされてしまうと、二次著作物で著作権があるという見方もある。そうなると、既に売り出されている修復画をデザインしたグッズに使用料金が発生することもあり得るという。

なかなか難しい問題で、そもそも教会が入場料を取るようになったのはその収益で絵を元に戻すためだという話もあり、ならばヒメネスさんがそこから著作権料をもらうのはおかしな話だけれども、人を集めて金が取れるほどの絵に仕上げたのはヒメネスさんの手柄だし……と、ますます混迷の度合いを増していくのである(笑)。

ワタクシ的には、ヒメネスさんはマルティネスの絵を損壊したという罪は免れないと思うので、著作権料など申し立てず、ここはひとつ相殺ということにしてもらいたいものだと思う。もともとは善意から出たことだものね。そして願わくは、マルティネスの絵が修復され、ヒメネスさんのあの素晴らしい絵もなんとか別の場所に保存されればよいがと思う。そのときには晴れて著作権料の請求もできるようになることだろう(笑)。

Photo_2あんまりおもしろい絵だったので、思わずニコタで作ってしまった「残念なキリスト部屋」。改装する前に記念に残しておきます。

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70年ぶりの新作!

アルセーヌ・ルパン・シリーズ70年ぶりの新作が出たと聞いて書店へ行ったのだが、どこ探しても無い! で、店員さんに調べてもらうことにしたはいいが、書名を言うのが何だかこっ恥ずかしい~~(汗)。その名を『ルパン、最後の恋』という……(笑)。

結局「入ってましたけど、売り切れました」とのことだったので、注文して帰ったのだが、いや~、楽しみなこと限りなしである。まさか今ごろ本家本元モーリス・ルブランが書いたルパン・シリーズの「新作」が読めるとは! 本国フランスでも売り上げ上位に入ったと言うし、先日のA新聞に載っていた新刊売り上げでもTOP10に入っていた。今でも根強いファンがいるのだなぁ。楽しみに、首を長くして待つことにしよう♪

以下、Amazonの記載から抜粋。

出版社からのコメント
これまで、アルセーヌ・ルパン・シリーズの最終作は、1934年に発売された『カリオストロの復讐』および1941年の『ルパン最後の事件(ルパンの大財産)』だとされてきました。が、近年になって長く遺族のもとで封印されてきたルブランの遺稿が発見されました。フランス本国では2012年5月に出版され、日本でもおおいに話題を呼んでいます。その、ルブランの幻の作品を、緊急出版。シリーズ第1作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」初出版ほかも併録。

以下、森田崇さんのツイッターまとめ。
『アバンチュリエ』作者・森田崇さん、『ルパン最後の恋』を語る

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(備忘録120923)

・橋下市長、竹島を「日韓の共同管理に持ち込め」

……はい?

・尖閣帰属、日本の主張に説得力=米CIAの71年報告

これが客観的な見方。鄧小平が棚上げにしようと言ったこと自体がおかしい。

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(備忘録120922)

・116年ぶりに訪れる「9月22日の秋分の日」 なぜ秋分の日は年によってかわるのか
……よくわからないが、116年ぶりだそうだ。

・「日本は右傾化」戦後最も対決的と米紙
自国の領土を守ろうとすることに、右も左も関係ないのでは?

・<中国>日本関連書籍の出版・販売を禁止 北京市当局が通知
いったい何の意味があるのだろう。尖閣について正しい情報が漏れるのを恐れているとか? 「焚書坑儒」という言葉を思い出す。

・女の子の誕生パーティーに4000人、交流サイトで通知
……ヒマな連中だな、おい。

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(備忘録120919)

無分別なデモ(テロ?)も怖いが、号令一下でそれを封じ込めることのできる権力のほうがはるかに不気味だ。いいように操作されている(本人達も鬱憤晴らしはできただろうが…)C国の国民も気の毒だねぇ……。

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(備忘録120917)

中国で反日デモが暴動となっている。
ごく一部の暴徒によるものであって、大方の中国人は良識があるものと信じたいが、日本政府はどのような対策を講じているのだろう。まさか「遺憾」だけではなかろうな?

尖閣に向かっているという中国の船はどれくらいだろう。そしてそれは公船なのか漁船なのか。

それに対して日本はどういう対処をするのだろう。日本側の意向がまったく報道されないのは何故だ?

中国はどういう認識で尖閣を自国の領土と主張するのか?
韓国はどういう認識で竹島を自国の領土と主張するのか?
その認識はどういう根拠に基づくものなのか?
教育と民度はどのレベルなのか?

ちょいと調べ中。

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国引き神話

昨日は、休みだった夫と海へドライブ。磯で嬉々として竿を振っている背中を見ながら、私は車中で読書。青い空と海、沖を行く大きな船が豆粒ほどに見える。平和でのんびりした光景だが、この方向には竹島があり、更にその向こうには朝鮮半島があるかと思うと、急に現実に引き戻される思いがして興醒めだ……。

その昔、出雲の神さま、八束水臣津野命(やつかみづおみづぬのみこと)は他所から土地を引っ張ってきて今の島根半島を作った。

----八束水臣津野命、詔りたまひしく、「八雲立つ出雲の国は、狭布の稚国なるかも。初国小く作らせり。故、作り縫はな」と詔りたまひて、「栲衾志羅紀の三崎を、国の餘ありやと見れば、国の餘あり」と詔りたまひて、童女の胸鉏取らして、大魚の支太衝き別けて、波多須須支、穂振り別けて、三身の綱打ち掛けて、霜黒葛闇耶闇耶に、河船の毛曾呂毛曾呂に、「国来、国来」と引き縫へる国は、去豆の折絶よりして、八穂米支豆支の御崎なり。かくて堅め立てし加志は、石見国と出雲国との堺なる、名は佐比売山、是なり。亦、持ち引ける綱は、薗の長濱、是なり。----

(八束水臣津野命がおっしゃったことには、「出雲の国は幅の狭い布のような幼い国であることよ。始めに国を小さく作ってしまったのだ。では、作って縫い合わせることにしよう」とおっしゃって、「新羅の三崎を、国の余りはないかと見ると、国の余りがある」とおっしゃって、童女の胸のような鋤を手に取り、大きな魚のエラを衝くように地面に突き刺し、屠り分けるように土地を切り離し、三本縒りの太い綱をひっかけて、霜つづらを繰るように手繰り寄せ手繰り寄せ、河船を引くように「もそろもそろ」と「国よ来い、国よ来い」と引いてきて縫い付けた国は、去豆の断崖から杵築の御崎までである。こうして引いてきた国を固定するために立てた杭は、石見の国と出雲の国との堺にある、名を佐比売山(現・三瓶山)という、まさにこれだ。また、持って引いた綱は、薗の長浜、まさにこれである。)

なんとも壮大な国引き神話。出雲神話の真髄、『出雲国風土記』の白眉と言ってもよい名文である。八束水臣津野命は都合4回、いろんなところ(隠岐島や能登半島)から土地を引っ張ってきているが、上に引用した部分はその1回目、なんと新羅から、現在はちょうど出雲大社が建っているあたりの土地をざっくり持ってきたという話である。

国が余っている、という発想がなんとも大らかだが、このときついでに朝鮮半島を全部引っ張ってきてくれていたら、今ごろ竹島問題なんて起こっていなかっただろうにね。

記紀や風土記を読み、出雲の神社を調べていると、朝鮮半島との関わりがいろいろ見えてくる。高天原を追放されたスサノオが、一旦は新羅の国に降り立ったけれども「この国にはいたくない」と言って出雲にやってきただとか(『紀』一書)、出雲地方にだけ存在する韓国伊太氐(からくにいたて)神社が、新羅との関係悪化に伴い日本を守るために置かれたのではないかという説だとか、とても興味深い。一衣帯水の隣国との間には、太古の昔からいろいろあったんだろうなぁと思う。

↓下は、国引き神話が2~3分でわかる動画。

http://www.youtube.com/watch?v=k2T2YASX4WE
http://www.youtube.com/watch?v=J32vHYGGQh8

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(備忘録120905)

・……で、結局、尖閣はどこが買うことになったの? 新聞読んでもニュース見てもネット見ても、よくわからない。国と都の出来レースだという見方もあるようだが、そんな青写真を描けるような戦略的政治家がいたのだろうか。それとも、国があちこちに圧力をかけたか。国が嫌だから都に募金した人たちの思いはいったいどうなるのかな……。

・見事な自家撞着っぷりで問責決議案を通した自民党。とうとうあの党も終わったな……と思っていたら、どうやら終わるのは谷垣総裁だけの様子。汚点は全部谷垣さんの所為にして、各人が総裁選に向けて余念がない。……ほとほと愛想が尽きた。

・それにしても恐ろしいのは、中国・韓国に見る行き過ぎた愛国教育の結末だ。てんで理屈が通じない。対して日本という国の品位の高さを感じられるのは良いが、一方的に悪者にされるのはなんとも腹立たしい。

・腹立たしいと言えば、ネット上で、近隣諸国が行う腹立たしい行為を必要以上に流すメディアと、その記事に飛びついてここぞとばかりに悪口雑言を連ねる書き込み(コメントやfacebookなど)にもうんざりする。暴力的な書き込みをする人、声の大きい人の存在感が大きくて、世間にはネトウヨしかいないのかと思われるほどだ。良識的な人たちはそんなに頻繁に一つ一つの記事に反応したりしない。過激な書き込みの向こうに、こういう世界情勢に心を痛めている大人なサイレント・マジョリティがいることを忘れてはならないと思う。
 テレビでもネットでも今ではすぐに視聴者のコメントが読めるようになったが、私は上記のような理由から、記事は記事だけで読みたいと思うものである。

・都知事の「シナ」という呼び方も気に障る。差別用語でも何でもないとおっしゃるが、当の中国人が嫌だと言っている呼び方をわざわざする必要はあるまい。相手と仲良くしようと思っていないという点で、韓○人や中○人と同じレベルじゃん、ねぇ。

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BJ先生のフィギュア

神無月さんに教えていただきました。ありがとうございます♪

http://www.amazon.co.jp/dp/B0091NR492/ref=cm_sw_r_tw_dp_I.2pqb1XMBGQT#productPromotions

これは、欲しい! @_@

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