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『ブラック・ジャック大解剖』

Photo書店へ行こうと家を出た。道すがら友だちの家に寄って喋っていたときに夫から電話が。「いまコンビニにいるのだが、目の前に『ブラック・ジャック大解剖』という本がある。要るか?」と。いままさに、それを買いに行こうとしていたところだよ(笑)。

ごっつぁんです!と購入を頼み、私はもうひとつの目的「白LaLa」のみを買って帰った。『ブラック・ジャック大解剖』は探そうともしなかった。思えば、それが間違いの元だった。帰宅した夫から渡された『ブラック・ジャック大解剖』には、初回限定特典の小冊子(『ミッドナイト』最終回の原稿)が付いていなかった……。▄█▀█●

どーしよー……。もう一冊買うか。いや、『ミッドナイト』最終回は持っているからそれでよしとするか。う~む、迷うところ。初回限定特典をゲットされた方、そこには何か耳寄りな情報等がありますでしょうか? 是非教えてくださいませ~。m(_ _)m

とりあえず、本日ここまで。『ブラック・ジャック大解剖』の内容については、きちんと読んでから、後日この記事に追加予定。

「白LaLa」の手塚学園、今回の主役はロック。これで3部作が終わったわけだが、ストーリーはいんこが主役の「赤LaLa」が一番おもしろかった。いんこという男もBJと同じく魔法使いのような役どころだナと思うことしきり。あ、いんこと言えば、今号の『ヤング ブラック・ジャック』にもいんこが出ている。ただの紹介で台詞などはなかったが、なかなかカッコよかったですぜ♪ でも今後も出てくるかどうかは不明。トミーはもうちょっと出てくるかな。

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(121127追記)

『ブラック・ジャック大解剖』の初回限定特典が付いていなかった件、やはりこれはゲットしておくべきだろうと思い、新たにちゃんと付録の付いた一冊を購入。気が済んだ(笑)。

さて『ブラック・ジャック大解剖』の感想をば……。『BJ』という作品の解説はこれまでにもさんざん他の解説書で読んできてはいるが、ファンとしては何度読んでもやはり嬉しいものだ。「これがブラック・ジャックの七つ道具だ!」で7番目にてるてる坊主が挙げられているお遊びなどにはにやりとさせられる。きっと編者もBJファンなのだろうナ。因みにあとの6つはメス、硬質ガラスメス、無菌テント、トランク、コート、顕微鏡である。

「手術失敗リスト」「高額報酬ベスト5」「これがブラック・ジャックの手術全記録だ!」(ただし、ミッドナイトの手術は含まれていない)なども資料としてありがたいが、やはり一番おもしろかったのは、何らかの形で『BJ』に関わった人たちの言葉だった。「一匹狼的なB・Jに強いシンパシーを感じる」という大塚明夫さんや、「B・Jを超えられる物語を作れたら引退してもいい」という寺沢武一さんのインタビューなどは興味深かった。

特に寺沢さんが「B・Jは文章で例えるなら短歌のように美しい。余計なものを削ぎ落として、究極のエッセンスに昇華される。」と語っているのに首肯することしきりである。わずか16とか20ページの中にあれだけのストーリーとドラマ性と問題提起が描かれ、その余韻と心地良い物足りなさと自分の中で消化しきれないもどかしさ等々が渾然となって読者の胸に残る。心に残る名言や溜飲の下がる行動など判りやすい形のものもあるが、言葉や行動では表しきれない何かとても大切なものが『BJ』の一編一編には描かれていて、それが各エピソードの枝葉末節ではなく全体としていつかストンと胸に収まる。それこそが手塚治虫が描こうとしたもののエッセンスなのではないかと、私は思う。

口幅ったいことを言うようで恐縮だが、私が何度『BJ』を読んでも飽きない、何か新しい発見や思うところが生じると感じるのは、きっと自分の中の『BJ』を知らず知らず熟成させていっているからではないかと思う。読めば読むほど味わいが増す作品、それが『BJ』なのである。

……と、あんまり本の感想にはなっていないが、カラーも美しく、880円なら買って損はない内容。お薦めします。

Bj

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