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『笑っていいとも!』とBJ

フジテレビ系列で放送されている『森田一義アワー 笑っていいとも!』の来春3月での放送終了が発表された。本日、同番組内の最後の3分間で告知があったとのこと。私は番組の最初のほうは眼科の待合室のテレビでちょうど見ていたが、間もなく呼ばれたのでその後は見ていない。最後まで見ていたらちょっとしたショックだったかもしれない。

同番組は私が社会に出て働き始めた年の秋に始まった。職場の休憩室にあったテレビでこの番組を見ながらお昼を食べていたことを思い出す。1982年10月4日から2014年3月末(予定)まで、実に32年間、放送回数7777回になんなんとする長寿番組である。

Photoそしてこの番組、『BJ』に出てくるおそらく唯一無二の実在のテレビ番組である(他にありましたらご教示ください)。「週刊少年チャンピオン」1983.6.10号収載の「笑い上戸」で黒男少年が親友ゲラの描いたマンガを読むシーン。黒男が「笑っていいかい?」と言うとタモリがひょっこり出てきて「笑っていいとも」と言っている。

『BJ』は1978.9.18号の「人生という名のSL」で毎週連載を終了しており、「笑い上戸」はその後に単発で掲載された作品のひとつ。『BJ』シリーズ全243話の中でも最後から2番目という最終期の作品だ。放送開始から9ヶ月ほどの『笑っていいとも!』と、最終期の『BJ』が交差したわずかな期間の作品と言える。

当時の私はこういうギャグが『BJ』に取り入れられるのはあまり好きではなかったのだが、いまになって思えば、時代の雰囲気を伝えてくれていて懐かしい。そうそう、当時のタモリさんはこういう髪型だったなぁ……。

先日放送された『神様のベレー帽』でも、手塚先生がテレビから着想を得るところが描かれていたが、まず間違いなく『笑っていいとも!』も見ておられたと言えるだろう。考えてみると、『BJ』連載当時からいままでずっと続いているテレビ番組は『笑っていいとも!』の他にはないのではあるまいか。『水戸黄門』も数年前に終わってしまったし。

というようなわけで、手塚先生も見ておられた番組がついに終わってしまうという事実には、『BJ』と「リアルタイム」を繋ぐ小さな鎖がまた一つ外れてしまったようで、小さからぬショックと大きな感傷を覚える次第である。

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コメント

「笑っていいとも」を手塚先生が見ていた、というのは、なんだかとても意外な気がします。というのも、私の意識の中には両者が交わっていたことを示すモノが何もないから、かもしれませんね。(^^ゞ

私も「当時の」わかばさんと同じで、漫画などの作品中に流行モノを取り込むことがあまり好きではありませんでした。連載中はまだしも、半年とか1年たってから単行本を手にした時に感じる「古くささ」が、どことなく好きではなかったんです。(^^;)

ただ、その感覚は、一世風靡したギャグや言葉がすでに過去のモノとなったことに対して感じている、というだけのモノではありませんでした。さほど時間がたったわけでもないのに、「古い」と感じてしまう自分の感性が嫌いだったのかも知れません。

あるいは、世の中の流行り廃りや一過性のブームといったモノに対して、バカげたことだと思っているはずの自分が、実はバカにしている人々と同じ感覚を持っている、と気付かされることがイヤだったのだ、と言えるのかも。(^^ゞ

なんだか小難しい話で申し訳ありません。(_ _;)

最近は、そうした妙にとんがったカドもだいぶ丸くなり、相変わらずイヤな感じは受けるものの、さほど気にはならなくなってきました。わかばさんがおっしゃる通り、作品の時代背景を振り返るキッカケにもなりますしね。

・・・今度ブラックジャックも読んでみようかなぁ。(o^^o)

投稿: モトキ | 2013年11月 4日 (月) 14時43分

モトキさん
こちらのブログをチェックしておらず、レスが大変遅くなってしまいました。すみません。コメントありがとうございます♪

>半年とか1年たってから単行本を手にした時に感じる「古くささ」…
わかりますわかります! そのくらいが一番古くささを感じる頃合いですよね。もっとずっと年を経てからだと却って楽しめるのですが。テレビの再放送ものでも同じような感覚になりますね。

>「古い」と感じてしまう自分の感性
いや、それは感覚が鋭いことを誇るべきでしょう^^ あと3ヵ月後に「倍返しだ!」と言ってしまったら、自己嫌悪に陥るのが正解だと思います^^

>世の中の流行り廃りや一過性のブームといったモノに対して、バカげたことだと思っているはずの自分…
私も流行に乗ることを頑なに拒絶するタイプ(その時点で既に流行を意識しているところがバカなんですが^^;)ですので、いまだにガラケーですのよ(* ̄Oノ ̄*)
世間の風潮におもねらず個性的でありたいと思うものの、私のような凡人にはなかなか難しいことです。世間一般とは違うのだということをアピールしたいと思っていた昔の不良少年たちが皆、判で押したように同じ格好をしていた滑稽さを笑えません^^;

手塚治虫の場合、とてもシリアスなシーンでくだらないシャレや流行語を持ってくることが多いです。識者の見解によれば、あまり深刻にならないようにするストッパーの役目をしているのだそうです。ヒョウタンツギや「おむかえでごんす」しか言わないスパイダーなどは、まさにそのためだけに創造されたキャラと言えるかと思います。

……と、話がズレまくってしまいましたが、『ブラック・ジャック』は是非通読してみてください^^ 若い頃にはわからなかった手塚先生いろいろの想いが感じられて、大人の鑑賞に堪え得る作品だと思います♪

投稿: わかば | 2013年11月 6日 (水) 16時19分

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