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STAP問題その後

理化学研究所は、STAP細胞論文に改竄、捏造があったとの認定に対する小保方晴子研究ユニットリーダーからの不服申し立てを退け、再調査は行わないことを決定した。

もしも私が小保方さんの友達だったなら、彼女に「もうやめよう」と忠告する。敏腕弁護士を何人も雇っていろいろと助言を受けているのだろうが、事は科学の信憑性の問題だ。弁護士が見せかけのような怒りも顕わにしゃしゃり出てくるのには、場違いという違和感しか覚えない。

また「何を言っても通じない」と彼女は嘆いたとされるが、その「何」がみな説得力のないナサケナイものなのだから、これはもうどうしようもない。8ヶ月でたった4ページの実験ノートしかないとか、その内容の薄さとかを見れば、素人目にもむしろノートを公表しないほうがよかったとしか思えない。こんなもので理研の判定を覆せると思っていたとすればその判断力や常識の有無を疑うし、公表に至らしめた弁護士のやり方もどうかと思う。

ここはもうこれ以上事を荒立てたりせず、いったん仕切り直しをしたほうがいい。私ならそうする。そしてもしも理研をクビになったなら、彼女に来てもらいたいと思っている研究室もあるだろうから、そこでまた一から、今度はちゃんと実験ノートを書きながらSTAP細胞を作ればよい。これまでに200回も成功しているのだから簡単なことのはずだ。誰かに先を越されるのが心配で一刻を争う気持ちでいるのなら、なおさら訴訟なんかで時間を取られるのは馬鹿らしい。

ところで、この問題について一般市民に感想を尋ねるという報道では、たいてい男性は彼女に同情的で理研という組織にも問題があるという方向のコメントが多い。やっかみで言うが、綺麗な女は得だなあ(笑)。しかし同性から言わせてもらえば、そんな同情など蹴散らして研究者なのだから業績で勝負してもらいたい。せっかく才能があって努力をすれば男性と肩を並べて活躍できる場にいながら、男性の同情を味方にするのでは女が廃るというものだ。彼女がどれくらい自身のアピール力を自覚しているのかわからないが、「リケジョの女子力」でもてはやされた事実は自ら厳に戒めるべき点を示していたと思う。

本当の女子力とは(こんな言葉、使いたくもないが……)、男にちやほやされる魅力をいうのではくて、男の力など当てにしなくても自分で道を切り拓いていくことのできる力を言うのだと思うよ。

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コメント

かっこいいよ、わかばさん!

投稿: | 2014年5月 9日 (金) 17時22分

♥♥さん
きゃっは~! 恥ずかしいなっし~!!^^

投稿: わかば | 2014年5月 9日 (金) 23時32分

おっしゃる通り、ですね~。(^^)

小保方氏が抵抗すればするほど、理研側の言っている「未熟な研究者」という評価が適切なものであると思えてしまいます。弁護士は、どうも問題を長引かせることで報酬を多く得ようとしているのではないか、という疑問を感じてしまいます。まともな人間なら、小保方氏にとってより良い方向を示唆してやるのがスジですよね。(-_-;)

私も小保方氏の反論が始まるまでは、同情的な見方をしていました。理研の対応が拙速だと感じられ、独立行政法人化や補助金の兼ね合いなどから、小保方氏を生け贄にして切り捨て、保身を謀ったものと考えたからです。

こういう意見を読んでいたもので。(^^ゞ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38874

ですが、小保方氏の感情的反論と根拠のない主張を繰り返し聞かされているウチに、これは理研の方がまだいくらかまともだったのではないか、と思い始めています。・・・まぁ、どっちもどっちでしょうけど。(^^;)

科学も成果主義導入で陳腐化していく運命なんでしょうか? 残念としかコメントのしようがないことが、残念ですね。(>_<)

投稿: モトキ | 2014年5月13日 (火) 23時22分

モトキさん
コメントありがとうございます^^

あの2匹のネズミの絵が描かれたノートはかなりの破壊力を持っていましたね。あれを見て大概の人も「もうかばいきれない……」と思ったとか^^; 小保方さんにはこれ以上墓穴を掘る前に冷静に大局を見極めていただきたいと思います。

ご教示くださった記事を読みました。理研には理研なりの思惑と事情があるのだということがよくわかる記事でした。また読み進めるうちに、大方の殿方が小保方さんの味方になる理由というのも見えてきたように思いました。すなわち、何等かの組織の中で働いている人間は多かれ少なかれその組織の持つ理不尽さを身をもって体験しているのであり、そういう自分の悔しい思いを小保方さんの身の上に投影しているのではないかと。

現場の意見を取り上げない上役が悪い、仕事を急がせる企画が悪い、目に見える成果しか評価しないアイツが悪い等々、理研の抱える問題は一般の会社とそう大差ないように思えます。殿方は小保方さんを見て身につまされたのかもしれませんね^^

でも完璧な組織、公正な上司なんてどこにも存在しないのであって……。それは完璧な社員や部下がどこにも存在しないのと同じですが……^^;

どこかに間違いが見つかれば、それを謙虚に反省して正していくしか、よりよい方向へ向かう道はないように思います。理研にとっても今回の大騒ぎは襟を正すきっかけになったのではないでしょうか。どうか良い方向へ向かっていってほしいものですね^^

投稿: わかば | 2014年5月15日 (木) 00時52分

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