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『ブラタモリ』

松江水郷祭の花火の音を聞きながら『ブラタモリ』を観た。今回は松江編。松江城が国宝になったばかり(撮影時はまだ国宝ではなかったようだが)ということで、まずは松江城が紹介され、それから城下町・松江がどのようにできたかが語られた。

松江城のある亀田山と北高のある赤山の間を削って堀川にし、その土砂を当時湿地だった城下に盛り土して城下町にしたのだね。人の住める地面を作り出すとともに、排水のための川が作られたわけだ。400年前にこれを人力で数年でやりおおせたのだから大したものだと思う。いま私の住んでいる家の下の土もまさにそれである(笑)。

松江という町は、だから川が多い。縦横無尽に堀川が張り巡らされているので、堀川遊覧船という名物もあるかわりに、いったん大雨で宍道湖が溢れると堀川沿いから町が浸水する。水害から町を守るためのポンプ場も紹介されていて興味深かった。ポンプ場があんなところにあったとは知らなかったが(笑)。

船がお好きなタモリさんは、暗渠をくぐる際に天井が下がる堀川遊覧船や江戸時代の個人持ちのマリーナに興味深々のご様子。最後のあたりに紹介されていたのが、わが町内にある船入の跡。松江藩家老の柳多四郎兵衛の中屋敷跡に残っているものだ。私は実際に船入跡まで入ったことはないが、すぐ手前の堀川までは子供の頃しょっちゅう父とフナを釣りに行っていたし、いまでもここの前はよく通る。余談だが、ここには数年前まで「舟つきの松」という大きな松の木が枝を広げていた。仙台の伊達家から松江の殿さまに嫁した姫が持ってきた松の盆栽を植えたもので、樹齢はおよそ300年。マツクイムシにやられてとうとう伐採されてしまったのがなんとも惜しまれる美しい松の木だった。

Photo在りし日の舟つきの松。船入跡は松のもうちょい左奥のほう。

そんなこんなで楽しんだ今回の『ブラタモリ』。映っていた白潟や北堀の街並みなど、だいたいどこの場所かわかるのもまた嬉しかった♪

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コメント

タモさん、市長になってマイマリーナを作るそうですので、清き一票をお願いいたします。(^-^)v

・・・それにしても、しじみ汁が美味しそうだったなぁ。(´ω`)
 

投稿: モトキ | 2015年8月10日 (月) 00時04分

モトキさん
コメントありがとうございます^^

わが家の裏にある堀川をタモリさんが船で行き来する姿を拝めるなら、一票を投じる価値もあるというものです♪(動機が不純^m^)

しじみ汁、簡単にできて美味しいですね♪ 二日酔いの朝にはまた格別ですよモトキさん^^b

投稿: わかば | 2015年8月10日 (月) 22時04分

この時の放送で紹介された松江の歴史に、なにやら修正がかかるかも知れないというニュースを見ました。

■松江城、県史徹底検証で新事実が
http://news.goo.ne.jp/topstories/region/974/bc7b9763994d25ac8a8dfc1b951e8f6e.html

ご先祖さまたちが確かに歩いてきたはずの道なのに、資料が不確からしいということで歴史があやふやになってしまいます。もっとも、そういうところにこそ面白みが隠されている、という気もしますけど。(^^ゞ
 

投稿: モトキ | 2015年9月12日 (土) 23時54分

モトキさん
情報ありがとうございます。
山を切り崩してその土を低湿地に盛った範囲という点と、ボロボロの松江城の写真がいつ撮られたかという点に疑義が生じているようですね。

記事内に町名が出ているまさにその土地に私は住んでいるわけですが、幼い頃から祖父母に「この土地は大昔は沼地だった」と聞いて育ちました。また両親が家を建てたときには堅い地盤に届くまで深く杭を打ち込んでいたことも知っています。だから、大まかなところではこれまでの説で正しいと思っていますが、この機会に徹底的に調査して筋道を立ててほしいものです。
また、ボロボロの松江城の写真は、幕末この地で戦闘があったという話も聞きませんし、小藩とはいえ親藩ですから、あそこまで手入れがなされていないのはおかしいと思っていました。災害の跡だとすれば腑に落ちます^^

たった400年前~150年前のことがわからないというのも不思議な気がしますけれども、おっしゃるとおりそれが歴史の面白いところでしょうね。
それに、だいたい昔の人は今の人間のように何でもかんでも情報や資料を残しておこうという気もなかったんじゃないかと思いますね。時も人も過ぎ行くもの。あっけらかんと歴史の流れに消えていくものだったのではなかったかと、却って現代の異常さを感じたりします^^

投稿: わかば | 2015年9月13日 (日) 22時37分

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