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水谷優子さん追悼、朝日新聞記事

手塚作品の音楽を多く手掛けた冨田勲氏のご逝去に続き、TVアニメ『ブラック・ジャック』においてピノコを演じた水谷優子氏が亡くなられた。大塚明夫氏のツイッターを覗いたら、5月20日の日付で「ありがとうな・・」と一言つぶやいておられた。何も説明はないが、水谷さんに対しての言葉だと思う。大塚さんのBJと水谷さんのピノコのコンビはとても安定感があった。ツーと言えばカー。長年コンビを組んできたお二人が培ってきた雰囲気は、まさにBJとピノコの関係を思わせるものがあった。もう二度と再びあの掛け合いを聞くことができなくなったのはとても悲しい。心よりご冥福をお祈りしたいと思う。

さて、こうした悲しい話題もあるが、18~19日の朝日新聞には「手塚ワールド 創作の泉」と題した記事が載った。手塚マンガに触発され、新作を創り出すクリエーターら4人が紹介されており、その一番最初が現在連載中の『ヤング ブラック・ジャック』の脚本担当・田畑由秋氏だった。以下、記事を書き写しておく。

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ひねり加えた「正義」が魅力

Photo無免許の天才外科医ブラック・ジャック(B・J)。その若き日を描くのが秋田書店「ヤングチャンピオン」で2011年から連載中の「ヤング ブラック・ジャック」(既刊10巻)だ。

脚本を担当する田畑由秋は「手塚先生の原作は、各話完結で構成力がすごい。ストレートでなくひねりを加えた“正義”の描き方も魅力。時にあっけなく人が死ぬところには無常感も漂う。背景に先生の戦争体験があるのでは」と話す。

主人公の医学生間黒男(後のB・J)は「原作と逆に、正義と熱血を前面に出した」。物語に3億円事件やベトナム戦争を取り込み、極限状況下で医者の使命、命の価値を考えさせる。「どんな体験を経て彼がB・Jになるか。歴史作家が史料から真相を探る気分です」

手塚流「スターシステム」を踏襲し、名脇役のヒゲオヤジやアセチレン・ランプから、アトムや「リボンの騎士」のサファイヤまで総出演。「どろろ」の百鬼丸は、自分を実験台に高性能の義手・義足を開発する医師として登場する。

作画担当の大熊ゆうごが描く美麗な手塚キャラは「ここまで色気が出るとは」と田畑もたたえる。昨秋、テレビアニメ化もされた。
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コメント

最初、お名前を聞いてもピンとこなかったのですが、ピノコの声を演じていたという情報に接して、月曜夜7時台にコナンとBJを見ていた頃のことを思い出しました。

略歴をさかのぼってみると、デビュー作がZガンダムだったことが判り、当時リアルタイムで見ていた私とは多少なりとも因縁があったのだなぁ、と感じています。まだお若いのに、残念でなりません。ご冥福をお祈りいたします。
 

投稿: モトキ | 2016年5月25日 (水) 00時33分

モトキさん
コメントありがとうございます。

水谷さん、あまりにも若すぎますよね……。
ガンダムを観ていないので、私にとっての水谷さんはやはりピノコと『ちびまるこちゃん』のお姉ちゃん役になります。
同じピノコを演じるのでも、TV版は「BJのおかみさん」でOVA版は「BJのおくたん」というふうに演じ分けておられたそうです。一つのキャラでも作風によって演じ分けられるというのは、そのキャラに対する理解が深いゆえだと思います。
まったく惜しい方を失くしました……>_<

投稿: わかば | 2016年5月26日 (木) 22時56分

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