« BJという共通認識 | トップページ | ピノコが観たら激怒するCM »

忖度だの慮りだの……┐(´ー`)┌

私は昔、国家公務員だった。辞めた理由はいわゆる家庭の事情。両親にとって娘は私一人しかいないが、私の仕事でのポジションの代わりはいくらでもいるのだ。後任者のためのマニュアル作りには結構苦労したが、私の仕事内容は後任者にそのまま引き継がれたことと思う。

定員も決まっている、最低限の仕事内容も決まっている、してはいけない行為も決まっている公務員の仕事に「忖度」だの「おもんぱかり」だのは、元来存在を許されないものだ。相手が誰であろうと(総理大臣であろうと都知事であろうと、あるいは背後にそういう権力者の匂いがする誰かであろうと、そのへんを歩いているどっかのおっさんであろうと)、その人が受けられるサービスや利益や権限は公平に提供されなくてはならない。また同時に、その事案に当たる担当者が誰であろうと、同じ仕事をし、その結果は同じにならなくてはいけない。手続きに不備がないか念入りに調べて検討する。故に、手続きには時間がかかるのが一般的だ。いわゆる「お役所仕事」というやつだね。

それが、神風が吹いたような異常とも思えるようなスピードで事態が展開していったとすれば、そこには何らかの力が働いたと考えるのが妥当だろう。お偉いさんが「ここの国有地は安くてもいいからあの人物に売れ(彼のバックには総理夫人がいる)」と命じたのなら、それはもうそれで決まり。お偉いさんがその決定の責任はとってくれるわけだから、物事はその方向へ一直線に進む。というか、進まないと叱られる(笑)。

今回の森友学園の件、私は財務省が「忖度」したのだと思う。総理夫人付き職員がちょっと照会しただけでテンパっちゃった誰かがいたんじゃないかな(笑)。もし本当にそれだけのことだったとすれば、それを「関与」と言ってよいかどうかは意見が分かれるところだと思う。でも実際、政治家(もしくは公人)の仕事なんて誰かの陳情を受けて担当各省庁に口利き即ち「関与」することが主たるものなんじゃないかと推測する。たとえ関与するつもりがなくても、ちょっと照会するだけでも、それだけの影響力があるということは昭恵夫人もわかっていなくてはいけなかったと思う。

昭恵夫人は公人ではなく私人だと総理は言っていたが、ただの主婦に講演の依頼なんかする奴はいない(笑)。「総理夫人」の肩書をありがたがって自分の権威付けに利用しようとする有象無象がいっぱいいるってことだね。くだらない……。

|

« BJという共通認識 | トップページ | ピノコが観たら激怒するCM »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/141713/70078521

この記事へのトラックバック一覧です: 忖度だの慮りだの……┐(´ー`)┌:

« BJという共通認識 | トップページ | ピノコが観たら激怒するCM »