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(備忘録190410)

もうほとぼりも冷めた頃なので覚書として書いておく。先日行われた島根県知事選挙の話である。

現職の溝口善兵衛知事の任期満了に伴う知事選挙だったのだが、注目すべきは、自民党の県選出の国会議員と党所属の県議との間で支援する候補者が割れ、44年ぶりに保守分裂選挙となったことである。国会議員サイドはO氏を推薦し、県議サイドは自民党のみならず旧民主党・社民党系会派もM氏を支持した。他に共産党推薦のY氏と元安来市長のS氏の、計4人が立候補した。

普通なら私は自民党が割れようが割れまいが全く関係なく、島根原発再稼働絶対反対のY氏に投票する。しかし今回は少なからず迷った。理由は以下のとおり。

1. Y氏に当選の目はまずない。Y氏に投票すれば死に票になる。
2. 国vs県なら私は県を応援したい。ならばM氏に投票するか?
3. O氏は中学校時代の同級生である。

いちばん大きな理由はやっぱり3.だった。出足が遅れたこともあり苦戦と伝えられていたし、同窓会方面からそれなりの連絡もあった。O氏と同じクラスになったことはなかったが、人柄が悪いとかの噂も聞いたことはない。同級生を応援したい気持ちはもちろんある。

だいたい投票行動というのは自分に近い候補者を選ぶものだろうと常々思っているのだが、その「近い」というのは政治的信条なのか、血縁とか付き合いとかの人脈的なものなのか。ここのところで今回悩んだのだ。もしも1票差で負けたりしたら寝ざめが悪いし……。

結局私はY氏に投票した。O氏は落選、M氏が当選した。M氏とは3万票ばかりの差がついていたことが(こう言っては何だが)私にとっては救いだった。そしてこれはO氏に投票しなかったことの後付けの理由なのだが、O氏を推薦した国会議員が県議サイドをとにかくディスっていたことが挙げられる。自分たちの方が身分が上だと思っているのか、言うことを聞かない県議サイドをボロクソに言っていた。あれは見苦しかった。所詮は自民党内の内輪もめであることが露呈されて、一気に冷めた。あれではO君も気の毒だったと同情する。

しかしまあ、今回のことで私も何やら自信がついた。今後、同級生よりもっと日常的に自分に近い誰かが立候補したとしても、私は自分自身の政治理想論に基いて1票を投じることができると思う。

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