カテゴリー「音楽」の記事

ストラディバリウス

プラバホールへ、ウィーン・フィルのコンサートマスター ライナー・キュッヒルのソロ・リサイタルを聴きに行った。彼が奏でるのは1725年製のストラディバリウス「シャコンヌ」。2階席の端近だったにもかかわらず、CDをステレオで聴くよりもはるかに素晴らしい音色に酔い痴れた。う~む、涙が出てくる……。

曲目:
モーツァルト:ヴァイオリンとクラヴィーアのためのソナタ 第42番イ長調
シューベルト:ヴァイオリンとクラヴィーアのためのソナチネ 第3番ト短調
クライスラー:ウィーン奇想曲
       ジプシー奇想曲
       ブニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
       美しきロスマリン
       フランクールの様式によるシシリエンヌとリゴードン
ファリャ(クライスラー編曲):スペイン舞曲

(アンコール曲)
シベリウス:ノクターン
サラ=サーテ:ホタ・デ・パブロ
アルベンス/クライスラー:タンゴ
クライスラー:道化役者
グラナドス:スペイン舞曲
クライスラー:愛の悲しみ

夫はモーツァルトが一番良かったと言い、私は後半のクライスラーにノリノリだった。アンコールでは拍手しすぎて手のひらが痛くなった。もっともっと聴きたかったが、楽譜をパラパラとめくり、もう曲がないよ、というジェスチャーで笑いのうちに終了。夢の中にいたような、あっという間の2時間だった。

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初めて買ったレコード

こざるさんのブログで、「初めて買ったレコード」というのが話題になっていた。彼は『太陽にほえろ!』のサントラだったらしいのだが、私は何だったかというと、The Three Degrees の来日公演のライブ盤(たぶん1976年)である。「にがい涙」を日本語で歌っているやつ。あれを売るはずはないからどこかにあるはずなのだが、探しても見つからない……。orz

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エアチェック

最近あんまりラジオを聴かなくなった。中学~大学時代はラジオがなくては夜も日も開けないほどだったのに。

NHK FMが40周年ということで、『プレミアム10 FM40年記念番組 FMに愛を込めて』を観ていた。アルフィーやジョン・カビラさんがFMにまつわる思い出などを語っていて、ほぼ同世代としては懐かしかった。ラジカセが出るまでは、ラジオの前にテープレコーダーを置いてエアチェックした話とか。意気込んでいるときに限って、途中で誰かが部屋に入ってくるというのは全国共通の現象だったのだな(笑)。私のテープにも、「ガチャッ(ドアが開く音)、何しちょーかね…(遠い母の声)、しーーーーーッ(ものすごく大きい私の声)」という一連の音が入っているものがある。

真剣だったのだよなあ。今よりずっと真剣に音楽を聴いていたのだよなあ。買ったLPレコードの解説は隅から隅まで目を通したし、盤の扱いだって貴重品を扱うが如くだった。CDになってからあの真剣さは失われてしまったような気がする。

FMの話だった。番組中にもちらりと出てきたが、私が毎週欠かさずに聴いていたのは「渋谷陽一のサウンドストリート」だった。お気に入りのロックが聴けたから。軽くない、かなり辛らつな批評も聞けて、それこそ度々エアチェックしたものだった。「プログレッシブ・ロック BEST10」なんてのは、今でもどこかにテープがあるはずだ。10位からカウントダウンしていって……、3位ピンク・フロイド、2位イエス、1位ELPだった、と思う。いや、2位と3位は逆だったか。渋谷さんはELPのファンだったから(グレッグ・レイクが好きだったんじゃないのかな)、「これしかないのか」と言いながらも嬉しそうだったのを覚えている。

もうひとつ忘れられないのが、ジョン・レノンが亡くなってから初めての放送分だ。たぶん追悼番組だろうとは思っていたが、確かこのときには最初のテーマ音楽もなかったような気がする。レノンが死んだことには触れずに淡々と渋谷さんの語りとレノンの音楽が流れた。泣いたなぁこのときは……。曲名の紹介も何もなしに、語りの間に唐突に音楽やノイズが流れるという試みを、かつて渋谷さんは「いい」と言っていたような気がするが、それをレノンのときにやったのだと思う。

しかし一方、FMの聴き方には「この曲がかかるからチェックする」というのがあって、きょうの番組でも数々の「FM雑誌」が紹介されていた。いや、好きなアーティストの新譜が出たからチェックしたいという聴き方のほうが絶対的に多数で、だからこそ番組内でかかる曲名をすべて挙げたこのような雑誌が必要だったのだ。このことからも判る。当時は今より真剣に音楽を聴いていた。レコードを買わない代わりがFM放送だった。FMは音楽に向かって開かれた窓だったのだ。あの頃の真剣さが懐かしいなぁ。

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7 o'clock News / Silent Night

「マーティン・ルーサー・キング牧師は、日曜日に予定されているシカゴ郊外シセロでの住宅解放デモ行進を中止するつもりはないと語りました。郡の行政区を管轄するリチャード・オグルビー保安官は、デモ行進を中止するようキング牧師に要請しました。……」
「ワシントンでは、反米活動に関する議会の予備議会で、討論がヴェトナム反戦運動に移るにつれて、緊迫した空気に包まれています。傍聴していたデモの参加者たちは、反戦スローガンを大声で歌いはじめたため、強制的に退廷させられました。前大統領リチャード・ニクソンは、現在ヴェトナムで行われている戦争で実質的な成果が認められない場合、米国はさらに5年間戦争をつづけるつもりだと語りました。」

これはサイモンとガーファンクルが歌う“Silent Night”のバックに淡々と流れるラジオのニュースの内容である。この他にも、公民権法案に関する住宅解放問題だの、コメディアンのレニー・ブルースが麻薬の過量摂取で死亡しただのという話題に触れられている。

1966年発表のアルバム“Parsley, Sage, Rosemary and Thyme”のラストナンバーなのだが、42年たっても社会の状況というのはあまり変わらないものらしい。アメリカの低所得者層の住宅問題は既にこの頃からあって(レッドライニング)、今年サブプライムローン問題となって世界を揺るがした。イラク戦争が終われば今度はテロの標的をアフガンに定めて戦争は続く。ヴェトナム戦争が泥沼化していたこの頃とどこが違うだろう。来年は初の黒人大統領が就任するが、キング牧師はこの歌の2年後の1968年に凶弾に倒れた。人種差別問題は果たしてどれくらい解決されたのか。オバマ氏は大丈夫なのか……。

来年は今年よりも良い年になってほしいものだが。

Silent Night!
Holy Night!
All is calm,
All is bright!
Round you virgin mother and child!
Holy infant so tender and mild,
Sleep in heavenly peace, sleep in heavenly peace!

Goodnight!

              【参考:『サイモン&ガーファンクル詩集』山本安見訳】

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“Knockin' on Heaven's Door”

NHKプレミアム10「天国の扉にノック~長瀬智也・30歳のいま」を観た。夫にミーハー呼ばわりされながら(笑)。でも夫の好きなボブ・ディランの“Knockin' on Heaven's Door”をアレンジするというドキュメンタリーだったので、結局彼も一緒になって観ていた。で、いま、ディランのベストアルバムでこの曲を繰り返し聴きながら書いている。

とても短くて(2:33)3つのコードしか使われていないシンプルな曲だ。長瀬はガンズ・アンド・ローゼズのアレンジで知って好きになり、ボブ・ディランの歌だということは後で知ったとか。映画『ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯』の中で保安官が死ぬシーンに印象的に流れる曲だ。人間が死に行くときに叩く天国の扉。何度も繰り返される“Knockin' on Heaven's Door”のフレーズ。もうバッヂも拳銃もいらないよと言う保安官。何もかも捨てて天国の扉の前に立ったとき、人間は何を思うのか……。

長瀬は来年2月公開の『ヘブンズ・ドア』で余命3日と宣告された脳腫瘍の患者を演じる。『ビリー・ザ・キッド』とは関係なく、ディランの“Knockin' on Heaven's Door”というナンバーそのものに触発された映画のようだ。長い撮影の間じゅう生と死を考え続け、結局演技の良し悪しなんかではなくて、それを越えたところにある人間味(どう生きてきてどんなふうに死に向かっていくのか)を感じてもらえたら……と控えめに語る彼に好感を持った。

彼がアレンジする“Knockin' on Heaven's Door”もまた死とは辛くて苦しくて悲しいものだという解釈ではなくて、そのドアを開けて新しい世界へ行くんだという世界観に基づくものになっていたように思う。ディランの“Knockin' on Heaven's Door”は淡々としたとても静かな曲だが、長瀬の“Knockin' on Heaven's Door”はどこか希望を感じさせる疾走感があるように感じた。

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三上寛の『夢は夜ひらく』

夫とCDを買いに行く。お風呂で石鹼が泡立たなくて困っていたら「ブライアン・フェリーの“Tokyo Joe”を聴かないと泡立たないのだ」という啓示があった……という夢を見たため。今夜の入浴で泡立たないと困るので早速買いに行った次第。久々に聴いたが、懐かしかった。無事に泡も立った。

ところで、夫は70年代の日本のフォーク集を買ったのだが、それを帰りの車で聴いてぶっ飛んだ。三上寛の『夢は夜ひらく』を初めて聴いた! 藤圭子が歌ったあのメロディなのだけれども、詩が凄まじい。Wikipedia によれば放送禁止歌になっていたらしい。「サルトル マルクス並べても あしたの天気はわからねえ ヤクザ映画の看板に 夢は夜ひらく」あたりはまだカワイイ。あしたのジョー、キャベツ、四畳半、現金書留、この包丁で母さんを……、だんだんエスカレートしていって最後はもう絶叫に近い。

最初は二人で爆笑しながら聴いていたのだが、繰り返し聴くうちにこれはひょっとすると歴史的な名盤かもしれないと思うようになった。猥雑で動物的でやるせなくてドロドロしていて……。まるでオーバーアクションのアングラ劇を観ているようだが、なんだか今の世の中にも通じる雰囲気もあるように思う。なにしろいまは『蟹工船』が流行る世の中なのだから。

You Tube にも動画があるし、ちょっと検索すれば歌詞も出てくる。太宰治や永山則夫と絡めた論考などもあってなかなか興味深かった。三上寛という人物にちょっと興味が湧いてきた。

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QUEEN

無性に QUEEN が聴きたくなって“QUEEN Greatest Hits”を買ってきた。直輸入盤なので歌詞カードなんざ付いていないが、“Bohemian Rhapsody”から“We Are The Champions”まで全17曲、フンフンと鼻歌で歌えるのが嬉しい。熱狂的なファンというわけではなかったから、シングル1枚持っているわけではない。それでもラジオからしょっちゅう流れていたから自然に覚えている。ただ“We Will Rock You”を聴いていると、なんとなく「3」でバカにならなくちゃいけないような気がしてくる(笑)。同様に、The Knack の“My Sharona”を聴くと「はぁ~い、準備は良い?」という幻聴が……。

高校の2年生くらいだったかな。渋谷陽一が来るというので話を聴きに行ったら、そこで上映されたのが QUEEN のプロモーションビデオだった(曲名は忘れた)。毎月『MUSIC LIFE』や『音楽専科』や『Rockin' On』を買ってはいたものの、外国のアーティストの動いている姿なんてそれまで見たことがなかった。田舎の高校生なんてそんなもんだったサ。

今、その QUEEN を聴きながら書いている。“KILLER QUEEN”を聴いていたら、日本史の参考書の表紙をありありと思い出した(笑)。……ああ、あの頃は楽しかったな。戻りたいとは思わないけれど。

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ZEP!!

夕方 NHK でやっていた『Music Japan Overseas』の再放送(3/22分)を観た。ジミー・ペイジのインタビューと、Led Zeppelin の昨年の再結成ライヴの模様がちらりと流れた。このライヴのチケットには2000万円の値がついたとか。続いて1979年当時のライヴ映像(@ネブワース)が観られたのに感激した。曲目は「Kashmir」。

ん~~♪ やっぱりZEPは良いです! 30年前の乙女に戻りました。いや、当時は動いている彼らなんか見たことなかったけど……。↓テレビの画面を写してみました。

Zep1現在のジミー・ペイジ

Zep2 昔のジミー・ペイジ

Zep4 昔のロバート・プラント

Zep3  あっぷ

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(備忘録080410)

きょうは一日完全休養日に当てて、一歩も外へ出かけませんでした。こんなこと何ヶ月ぶりだろう。

ネットを漁っていて、大塚明夫さんの音楽CDを発見。早速聴いてみましたが、上手いです! 正直びっくりしました。声優さんの手慰みとあなどってましたが(スミマセン)、歌手としてもOKです。10数年前にリリースされたもので、曲調は当時としてもちょっと古い感じがしましたが、歌声は良いです。低音部はセガールの声、中間部はBJ先生の声、高音部は……これがびっくりすることに桑田佳祐や世良公則を彷彿とさせるハスキーヴォイスでした。アップテンポな曲が多かったのですが、ブルースなんか歌ったらサッチモみたいに聞こえるかもしれません。

♪愛という名前のナイフ~……というフレーズが耳について離れなくなりました。状況は全然違いますが、黒男とめぐみさん(もしくはこのみさん)を思い浮かべてしまいました。てへへへへ。

あと、『羞恥心』のCDを買おうかやめようか考え中(爆)。

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Aquarius

夫が『エド・サリバン・ショー』のDVDを観ていたので、私も台所仕事をしながら聴くとはなしに聴いていたら、フィフス・ディメンション(The Fifth Dimension)の「Aquarius ~ Let The Sunshine In/輝く星座」が流れてきた。1967年、ミュージカル『Hair』で使われ、世界的に大ヒットしたナンバーで、当時小学校低学年だった私でさえもよく覚えている。え? 41年も前のことなの?(絶句)

この『Hair』の背景には、当時アメリカにおいてベトナム戦争のため徴兵に取られた男達が髪を短く切られた事実がある。戦争に反対する意思表示として、長髪にしてヒッピーになる若者達が多かったのだ。

「Aquarius ~ Let The Sunshine In/輝く星座」の歌詞にも平和への希求が色濃く見られる。

When the moon is in the Seventh House
and Jupiter aligns with Mars
Then peace will guide the planets
And love will steer the stars
This is the dawning of the age of Aquarius
The age of Aquarius
Aquarius! Aquarius!
……

ちなみに「水瓶座(Aquarius)の時代」とは、春分点が水瓶サインにある時代のことだそうで、ちょうど現代、20世紀近辺からがそれに当たる。キリスト誕生から19世紀までは「魚座の時代」だったそうだから、約2千年単位で移行するもののようだ。検索してヒットしたサイトでは「水瓶座の革命作用により価値観が大きく変り、魚座の時代には物質に従属するものと考えられていた精神や霊というものが、むしろ重要視され、物質と精神が等しく評価され、云々」と書かれていた。

歌詞と共に、西洋占星術を理解していないとチンプンカンプンな内容なのだが、さて、時代は良い方向に変わっていくのだろうか。

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音楽ってやっぱり良いな

結局『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』を2晩とも観てしまった。最後の千秋のヨーロッパデビューでのブラームス「交響曲第1番」には、ちょいと震えが来た。音響がとても良くて、出だしで倍音が聴こえたように思ったのは気のせいか? ドラマの方もそこそこ面白かったが、いろんなクラシックの名曲が聴けるのが嬉しかった。

アナリーゼができない のだめ。感覚で曲を解釈してしまう のだめ。でも結局、のだめの方が正解なのではないかと私のような素人は思う。言葉も風習も衣食住もすべて西洋とは違う日本人には、西洋音楽の完璧な理解など無理なのではないかと思いながら観た。培ってきたものが違うわけで。のだめはモーツァルトを一生懸命勉強してあれだけの演奏をしたが、それでも最終的には演奏家としての感性が物を言ったのではないのかな。

『のだめ……』の前には、先日録画しておいた番組を夫と観ていた。タイトルは忘れたが、その中でマイルス・デイビスが取り上げられていた。ジャズの帝王と言われた彼は、その状況に甘んじることなく次々にその表現方法を変えていく。絶頂期の彼に衝撃を与えたのはロックギタリストのジミ・ヘンドリクスだったとか。酷評されたり、一時は音楽活動を休止したりしながら、彼はジャズからフュージョン、最終的にはラップにまで手を伸ばしていたという。彼は言う。「ミュージシャンには人間性など求めない。刺激を与えてくれる人間なら誰とでも組む」。

作曲家や演奏家というのは、自分が求める音にはとことん貪欲なのだと知った。だからジャンルが違おうと構わずに自分のスタイルを変えていく。「マイルスの気持ちはわかる。飽きるんだよ」と、コメンテイターの泉谷しげるが言っていた。しかし「ファンは変わらないスタイルを求めるんですよ」と司会者が返した。このあたりが、ミュージシャンとリスナーの意識の乖離なのだろう。「ポール・サイモンもグレイスランドでアフリカ音楽に行ったもんなぁ」と夫が言った。そういえば、悩める若者、悩めるアメリカを歌い上げたポール・サイモンも、その音楽はガラリと変わった。グレイスランドも悪くないが、「(自分の)昔の曲は聴きたくもない」とまで言われると、夫のような昔からのファンは戸惑ってしまうのだろう。

この二つの番組を観て、自分の音を求めてより高みに登ろうとする音楽家にレッテルを貼ったり、音楽自体をジャンル分けしたりするのが一番いけないことなのかもしれないと思った。いまクラシックと言われている音楽も、昔からクラシックだったわけじゃなくて当時はポップスだったはずなのだ。音楽は時代も国境も越える。「この津軽三味線は世界一だね」「いや、この椿姫のバイオリンが最高だ」という会話が成り立ってもよいはずだ。音楽家が様々な音を模索するように、聴く方も自分が心地良く感動できる音楽を探し出せばよいのだと思った。私にとってはバッハが最高の作曲家だが同時に TOKIO も好きだ。のだめが弾く「キラキラ星変奏曲」を聴きながら、音楽ってのは音を楽しむものだと改めて思った。(あ~、まとまらない~)

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放送禁止曲

本日TBSラジオで『封印歌謡大全』が放送されたようだ。数日前にこういう企画があることを知って是非聴きたいと思ったのだが、こちらでは当然聴けず……(泣)。

克美しげるの歌声は聴きたかったなぁ。私は彼が歌う『エイトマン』の主題歌が大好きで、ある機会にパソコンに取り込んだことがある。ある事件を起こしてから彼の歌はまったく聴くことができなくなってしまったのだが……。

そもそも「放送禁止曲」って何なのか? 罪を犯した人であろうとちゃんと罪を贖ったのなら問題ないのではないか? だいたい今「放送禁止曲」を流すということは、それの基準等が緩和されたのだろうか?……などと思って調べたら、別に「放送禁止曲」というのがきちんと決まっているのではないのだそうだ。歌の内容やら社会情勢やらを鑑み、放送各局が自粛するだけらしい。部落問題や原発問題等々を歌ったもので、もしかしたらなんらかの勢力から抗議を受けるかもしれない危険があるならば、放送局としては放送したくないということなのだろう。

本当の意味で放送禁止になったものといえば、ピンクレディーの『SOS』が有名だ。イントロ部分に「SOS」のモールス信号が入っていたからで、レコードで聴く分にはよいが、電波で放送すると本物の緊急信号と混同する危険があるので、放送するときにはこの部分が省かれた。もっとも、これも話題作りの戦略だったらしいが。

最近の歌(……と言ってもあまり詳しくないのだが)からは、あんまりこれといったメッセージを感じない。危険な香りもしない。70年代までのロックやフォークには相当アブナイものもあったように思う。皆が、世間が、そこそこおとなしくなってしまったのかな?

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口調バトン

車中で Steppenwolf の『Born To Be Wild』を聴いた。
古いロックだが、おれのお気に入りだ。
しかしこれを『ワイルドで行こう』と訳すセンスはどうかと思うね。
まあ名前なんかどうでもいいが。

この曲を聴くとおれはドクター・キリコを思い出す。
映画『イージー・ライダー』から、ハーレー→キリコの連想になるんだろう。
ふふ……。
あのスカした野郎がサイケなヒッピーの格好なんかしてたら笑っちまうが、
案外、様になるような気もする。
あいつにだってきっと若い頃はあったに違いなくて、基本ヤンキーで、
いろんなものを持て余して、ドラッグなんかもやってたんだろうから。
それが今じゃ他の用途のクスリのエキスパートか……。

どんなに戦争をやっても、ハイウェイをチョッパーでぶっ飛ばしても、
本物の自由に行き着けなかった国の男。
本当に救われなくちゃいけないのは、患者じゃなくて……、
おまえの方だぜ、キリコの大将。

……
I like smoke and lightning
Heavy metal thunder
Racin' with the wind
And the feelin' that I'm under
……

神無月さんから指定「BJ」で口調バトンをいただきました。

口調バトン
■掟は守る事
■回された人は回してくれた人の指定したキャラの口調で日記を書く事
■日記内容は普段書くものと同じでも構わない
■アンカーを突っ走る事は禁止されている
■口調がわからなくてもイメージ。一人称をそのキャラにすること
■これ以外のバトンとか貰ったらその回してくれた人の名称もキャラなりにする
■最後に回す人を4人指定する事

すすすすすみません。掟を守れません。ここで埋めさせてくださいまし。m(_ _)m
BJ特有の口調って思いつきませんでした。唯一キリコを相手にしているときだけ「素」に戻っているような気がするので、キリコ関連の話題にしてみました。ちなみに私はこの歌が好きですが、BJ先生が好きかどうかなんてことはもちろん知りません。それと私の考えるキリコはアメリカ人です。
おもしろいバトンを回してくださってありがとうございました~~♪

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スーパークールボイス

奥州亭三景さんから、速水奨さんの歌はなかなか佳いと伺ったので、公式ページで試聴してみた。スローバラードが似合いそうな印象があったのだが、歌声は案外高くてポップス調のものがぴったり合っていた。高いといっても、スーパークールボイスは健在。ご自分で作詞もなさっているようだ。あ、奥様もだ。

全部廃盤とは、残念。今度 B○○K ○FF へ行ったら探してみよう。

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泣ける歌

『マチャミの名曲100選 あなたの心に残る泣ける歌は何ですか?』を途中から観た。人が泣くのはやっぱり別れの場面らしい。卒業とか失恋とか死別とか。そういう曲がずらりと並んでいた。私の場合はサザンの『YaYa(あの時代を忘れない)』 だ。もう条件反射で泣く。パブロフの犬状態だ。だからCDも買えない。

あと、オフコースの『さよなら』もランクインしていたが、当時、この曲が流れる喫茶店で食事をしていて歯が折れたなんて余計なことまで思い出した。泣ける。

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サディスティック・ミカ・バンド

HDDの中が録画でいっぱいになった。録画してあるという状態に安心し、いつでも観られると思ってしまう。実際少しずつ観てはいるのだが、結局完全に観終わるということがない。無限級数か、永遠に亀に追いつけないアキレスか。

きょう観た録画は音楽番組。「サディスティック・ミカ・バンド」が、木村カエラをヴォーカルに迎えて再結成されたということだった。加藤和彦、高中正義、小原礼、高橋幸宏という錚々たるメンバーは健在だった。「タイムマシンにおねがい」を演奏していたが、いや懐かしかった。私が中学生の頃のヒットナンバーだ。「Big-Bang,Bang!(愛的相対性理論)」というのは新曲なのかな? なかなかノリが良い。「タイムマシン…」もそうだが、歌詞が全共闘時代の大学生が言いそうなフレーズ満載で(どんなんだ?笑)、楽しい。なかなかの見っけものだった。

このバンドと同時代かちょっと後になるのかな、「カルメン・マキ&Oz」というグループがあって、これを聴いたときには文字通りぶっとんだ。なかば投げやりな感じで「ときには~母のない子のよう~に~」と歌っていたのと同一人物とは思えない金属音のような歌声に、日本にもこんなヴォーカリストがいるんだ!と驚いたものだ。また、これよりちょっと前になるのか、「はっぴいえんど」という、これまた完成度の高いバンドもあった。当時の日本のロックシーンは、形だけ真似た今のロックよりずっと面白かったのだ。

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